(株)ミルボン プレスリリース

美容室向けヘア化粧品専業でトップ。ヘアケア製品が主力だが、染毛剤、パーマ剤も扱う。好財務

プレスリリース情報

  • ヘアカラー染料の流出機構に着目し、褪色抑制ヘアケア技術を確立

    【研究の背景】 ヘアカラーは、染料によって⽑髪を好みの⾊に染める美容施術です。⾃分の印象を変えたり⽩髪を隠したりするなどの⽬的で活⽤されています。しかし、ヘアカラーによって美しく染められた髪⾊は、⽇々の⽣活習慣に伴い徐々に褪⾊してしまうことが知られています。美しい髪⾊を⻑く楽しみたいというニーズに応...

  • 界面活性剤の皮膚刺激性をコンピュータ計算によって予測する手法を開発

    【研究の概要】 美容室では、ヘアデザイナーは⼀⽇に何度もシャンプー施術を⾏います。そのため、⼿荒れに悩むヘアデザイナーも少なくありません。ミルボンでは、すべての商品について美容室での使⽤を前提とし、毎⽇何度でも安⼼してご使⽤いただける⾼い安全性を⽬指し、研究に取り組んでいます。この安全性研究の取り組...

  • くせ毛の整えやすさに、タンパク質の“動きやすさ”が関与していることを発見

    【研究の背景】 髪のまとまりは、⾒た目の印象に⼤きな影響を与えます。くせ毛によるうねりが原因で髪がまとまらないことに悩む人は多く、くせ毛のまとまりにくさを解消するニーズは古くからあります。これまでミルボンでは、くせ毛のまとまりにくさは毛髪内部の水分分 布 に 起 因 す る こ と に 着 目 し...

  • 美容習慣に伴うまつ毛のダメージ現象を解明

    【研究の背景】 まつ⽑は⽬元の印象を⼤きく左右することから、⻑く、太く⾒せる需要は⾼く、まつ⽑専⽤の美容液等が多く上市されています。また、まつ⽑を上向きにカールさせるために、アイラッシュカーラー*1 を⽤いてまつ⽑を物理的に変形させる化粧法が⼀般化しており、化学的処理*2 によってまつ⽑をカールセッ...

  • 白髪と黒髪の脂質組成に着目し、硬い白髪のケア方法を確立

    【研究の背景】 髪の美しさにとって、「ツヤ」は重要な要素です。しかし加齢に伴い、髪にツヤがなくなってくる、と感じる方は多くいらっしゃいます。髪のツヤは 1 本 1 本の毛流れが揃い、光が均一に反射することで生まれます(図 1)。ミルボンではこれまでに、毛流れが悪くツヤのない髪は 1 本 1 本が硬く...

  • ヒトiPS細胞を用い、育毛研究へ新たなアプローチ

    【研究背景】 毛髪は頭部の保護などの機能を有するだけでなく、外見にも大きな影響を与えます。そのため抜け毛や細毛に悩む人も 多く、育毛研究が広く行われています。毛髪は、毛根部において髪のもととなる毛母細胞が分裂・増殖することで徐々に伸 長します。そのため、これまでにも毛母細胞を活性化さ...

  • 5-ALAの経口摂取により、新たに表皮への美容効果を確認

    【研究背景】 5-ALA は「生命エネルギーの根源物質」とも呼ばれ、細胞に働きかけ人体にとってプラスの影響を与えるアミノ酸の一種です(図 1 A)。ミルボンではこれまで約 20 年にわたり、美容への応用研究に取り組んできました。この研究に取り組む中で、5-ALA の経口摂取による肌の機能改善効果が確...

  • 根元付近から始まる“しなやかさの損失”をケアするヘアケア技術を開発

    【研究の背景】 ⽑髪はヘアカラー、ヘアアイロンなどの美容施術や紫外線によってダメージし、⼿触りや⾒た⽬が悪くなります。特にその変 化は⽑先にかけて顕著になることが知られています。これまで、ダメージ現象が進⾏する前の初期段階からケアすることがで きれば⾼いヘアケア効果が得られると考え、根元付...

  • 毛髪のしなやかさは、根元付近から失われ始めることを発見

    -1- 2. 根元付近から、⽑髪内部のミクロ構造のダメージが始まることを確認 根元から⽑先にかけての⽑髪内部のミクロ構造の変化を調べるため、⽑髪強度に関わるとされる⽑髪組織のミクロフィブリル*1(図 2a)の状態を⼤型放射光施設 SPring-8 *2 ...

  • ミルボン×パナソニック、美容液を微細化して噴霧するヘアードライヤー『ELMISTA(エルミスタ)を共同開発

    【ELMISTA 開発の背景】 美容室は、多くの⽅が定期的に訪れるリアルな対⾯空間です。ミルボンでは、この美容室ならではの価値を最⼤化するため、ヘアケア製品の開発に加え、美容室を通じてお客様が体験できる様々な美容アイテム・サービスの拡充に取り組んでいます。 こうした中、美容室において販売されているヘ...

  • 損傷毛髪のキューティクル機能を回復、持続させる技術を開発

    【研究背景】 毛髪の約 85%を占めるタンパク質がヘアカラーなどによって損傷すると毛髪の強度が低下し、切れ毛や枝毛を引き起こ します。このような課題に対して、ミルボンではこれまでにフェノール化合物*1 を介してタンパク質同士を架橋することで、損傷 した毛髪内部のタンパク質を修復する技術を開...

  • 毛髪のタンパク質構造に近似した新たなケラチン原料を開発

    【研究背景】 ⽑髪は約 85%がケラチンタンパク質で構成されており、ヘアカラーなどの美容施術によって損傷を受けると、⽑髪強度が低下するなどダメージ現象が⽣じます。このような⽑髪ダメージに対して⼀般的には、⽺⽑などから分解・抽出したタンパク質が補修成分として活⽤されています。ミルボンでは、⽑髪をより効...

  • くせ毛のまとまりが徐々に悪化する現象を解明

    【研究背景】 髪のまとまりは、⾒た⽬の髪の美しさを左右する重要な要素の 1 つです。ミルボンではこれまで、くせ⽑が直⽑と⽐較してまとまりにくい要因の 1 つに、くせ⽑内部の⽔分分布の不均⼀性が関係していることを⾒出し、⽔分バランスを整えることでまとまりを向上させるヘアケア製品の開発を⾏ってきました...

  • オイル高配合ナノエマルション製剤を開発

    【研究の背景】 近年の美容意識の高まりを受け、ヘアケアの方法は多様化しています。その中で、水系リキッド製剤のトリートメントは、軽くサラサラした質感を叶えやすく、ミスト状に噴霧することも可能で毛髪全体に均一に行き渡らせることができるなど、一般的なクリーム状・オイル状のトリートメントとは異なるメリットが...

  • 頭皮ケア成分を配合したシャンプーで脱毛緩和、韓国の「機能性化粧品」の認可を取得

    【成果】 3 種の頭皮ケア成分を配合したシャンプーを用いて、脱毛症患者*3 と診断された被験者を対象とした臨床試験を行いました。その結果、未配合のシャンプーでは、単位面積あたりの毛髪本数の増加が見られなかったのに対して、パンテノール・ナイアシンアミド・サリチル酸について、それぞれ特定の濃度を配合した...

  • ブリーチ後の毛髪が日々広がりやすくなる原因を解明

    【研究の背景】 近年、ブリーチ剤を⽤いた⾼明度なヘアカラーデザインの⼈気が⾼まっています。ブリーチ施術をした⽑髪は、洗髪時などの濡れた状態では絡まりやすくなるほか、⽇にちの経過に伴い、ドライヤー乾燥後に髪全体が根元から広がってしまうという声が多くあります。 ブリーチ施術ではアルカリ剤や酸化剤が⽤いら...

  • ミルボン、大阪公立大学と共同研究部門『薬物生理動態共同研究部門』を開設

    【本部⾨の⽬的】 ⾼齢化・⻑寿化が進む現代社会において、⽣活者が⽣涯健康な状態で⽣活できることが⾮常に重要であり、更に QOL(Quality of Life︓⽣活の質)向上のためには外⾒の印象も⼤切とされます。ヒトは加齢に伴い細胞が⽼化し、 ⽑髪や頭⽪の状態が変化します。これらの変化が顕著に進む...

  • HSP法を用いて、眼刺激性に関する動物代替試験の結果を予測するシステムを構築

    【研究の概要】動物愛護の観点から化粧品開発において動物実験を行わない事は今や世界的な潮流となっており、ミルボンもこの考えに賛同しています。こうした中、化粧品の安全性を確認する際、動物の代わりに、人工的に培養した細胞などを用いた動物代替試験(in vitro*2)を行うことが主流となっています(図 1...

  • ミルボン 花王 美容室でのビューティヘルスケアサービスの確立に向けた共同プロジェクトを開始

    美容室は全国におよそ 17 万軒ある※2 と⾔われています。多くの⼈々にとって⾝近にあり、定期的に通う場所でもある美容室は、国内の社会環境を踏まえると、美容はもちろん⼈々の健康までをケアする新たなコミュニティとなり得る可能性があります。 ミルボンは、 「美しさを拓く。」をスローガンに、美容...

  • 毛髪のツヤに毛髪内脂質が関与することを発見

    ミルボンは、加齢に伴って起こる⽑髪構成成分の変化が⽑髪の物性に影響を及ぼし、⽑流れを乱してツヤの低下をもたらしているのではないかと考えました。そこで本研究では、⽑髪構成成分の⼀つである「脂質」に着⽬しました。脂質は⽑髪の中に約1〜9%含まれるとされており、固体や液体といった流動性(動きやすさ)の異な...