「ミシュランガイド東京2021」に「HOTEL K5」が新規掲載

News Release

2020 年 12 月 11 日
報道関係各位
平和不動産株式会社



明治時代からの日本の金融の街「日本橋兜町」に新しい風
宿泊、飲食、空間、植栽など各分野の気鋭が集い発信する場所「K5」

「ミシュランガイド東京 2021」に「HOTEL K5」が新規掲載


平和不動産株式会社（代表取締役社長：土本清幸）は「日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクト」
の一環として、本年 2 月に兜町に新しい文化を創り出す拠点「K5」を開業いたしました。この「K5」
の 2 階～4 階を占めるホテル部門「HOTEL K5」が、2020 年 12 月 10 日発売の「ミシュランガイド東
京 2021」宿泊施設部門において、 パビリオン（黒）
“2 ”として掲載されました。




「K5」として生まれ変わった建築物は、第一銀行が事業主の大正 12 年（1923 年）に竣工した建物で
あり、渋沢栄一翁により 1873 年に創設された日本初の銀行（第一国立銀行）の三代目建物の分館とし
て建築されました（施工者は清水組。現清水建設株式会社）
。当社は、本建物を鋼板パネルで覆われた状
態で取得しましたが、竣工当時の姿をもう一度表し魅力的に活用することこそが、建物の不動産的価値
向上だけでなく、地域の価値の向上に繋がることになるとの思いから、改修工事を実施いたしました。
本建物の活用にあたり、株式会社 Backpackers’ Japan、Media Surf Communications 株式会社、株式
会社 Insitu Japan の 3 社をパートナーとして計画を進め、本年 2 月に「K5」の開業にいたりました。


「K5」のネーミングは、建物の現行名称「兜町第 5 平和ビル」から、KABUTO の K、第 5 の 5 を組
み合わせたシンプルなものです。名称そのものが意味を持たない無味、無臭、無色透明なものであるこ
とを意識し、名称が主役になるのではなくその場にある様々なコンテンツとそこに集う人達によって起
きる化学反応こそが主役であるとの思いから、「K5」と名付けられました。

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「K5」に集う、先鋭的なコンテンツ


●「B」
（ビー）/（ビアホール）
ニューヨークのクラフトビールブランド「Brooklyn Brewery」の世界初のフラッグシップ店。多種多様
な Brooklyn Brewery のビールを片手に、タコスやナチョスを中心としたフードも楽しめる躍動感あふ
れる空間。様々なイベントも開催される、足を運ぶたびにその姿を変える場所です。


●CAVEMAN /（レストラン）
東京・目黒の人気レストラン「Kabi」の流れを汲みながら、黒田シェフが監修する新しいレストラン。
ノージャンルをコンセプトとして掲げ、料理の国籍にとらわれず、見たこともない料理の数々をナチュ
ラルワインなどと合わせて提供します。


●青淵（アオ）/（バー）
田中開と野村空人の両氏がプロデュースするライブラリーバー。アジアのお茶や漢方をベースにしたカ
クテルを提供。滞在する人への癒しとなるようなメニューで、室内は本棚に囲まれた空間となっており、
本を読みながら、様々なドリンクを楽しむことができます。


●SWITCH COFFEE /（コーヒーショップ）
目黒、代々木八幡に店舗を構える人気コーヒーショップの 3 店舗目。エスプレッソやカフェラテ等の他
シングルオリジンのドリップコーヒーを用意。朝から夕方まで何時立ち寄っても手軽に質の高いコーヒ
ーを楽しむことができます。


●HOTEL K5
20 平米〜80 平米からなる客室は全 20 部屋と小規模ながらも安らぎとインスピレーションを同時に提
供するハイエンドブティックホテルです。建物が醸し出す重厚感ある外観と東京に点在する自然そのも
のからインスパイアされ、先鋭的でありながらもその場所における「時の重なり」や「日本の伝統」を
意識したタイムレスなデザインをコンセプトとしています。


●建築・空間デザイン監修
スウェーデン・ストックホルムを拠点に活躍する建築家のパートナーシップ「CLAESSON KOIVISTO
RUNE」。歴史的建造物の重厚感と素材感を尊重しつつ、北欧の斬新性と日本の伝統のテイストが絶妙
なバランスでブレンドされた、感性を凝縮したような場所としました。

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【兜町第 5 平和ビル物件概要】
 住 所 ： 東京都中央区日本橋兜町 3 番 5 号
 構造・規模 ： 鉄筋コンクリート造 地上 4 階地下 1 階
 用 途 ： 地下 1 階 ビアホール
1 階 レストラン・バー・コーヒーショップ／2～4 階 ホテル
 建 物 歴 史 ： 大正 12（1923）年 竣工
平成元（1989）年 大規模改修工事（外壁鋼板パネル覆工事）
令和元（2019）年 耐震補強・外装改修による再生
令和 2 年（2020）年 2 月 「K5」開業


【平和不動産が見据える、これからの日本橋兜町】
日本橋兜町は、明治以来、
「コト始めの街」
「投資の街」
「証券の街」としての地歴を有し、時代時代の
イノベーションが起こり、投資家が集い、様々な情報が集まる舞台となってきました。こうした歴史的
な背景などを踏まえ、「人が集い、投資と成長が生まれる街づくり」を街づくりのコンセプトとして掲
げ、兜町の持つポテンシャルと周辺の街の機能との融和による「兜町らしさ」の再構築を目指していま
す。


「日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクト」では、その「兜町らしさ」についての 1 つの解釈とし
て、地域の賑わいや回遊性を再創出していくために、かつては証券店舗が並んでいた建物の 1 階部分な
どを利活用して路面店舗として整備していくことや、街に新たな機能や文化を創りだすことも 1 つの
大きなミッションとして捉えています。


このようなコンセプトのもと、当社は「兜町第 5 平和ビル」
（歴史的建築物を有効活用し、複合商業施
設として改修、2020 年 2 月開業）を皮切りとして、これまでの日本橋兜町には無かったような新しい
コンテンツを連鎖的に繋げていくことで街の空気感を一気にアップデートさせ、既存の街の楽しさの拡
充とともに、新たな来街者の創出を目指しています。それぞれの店舗がこのエリアの未来への可能性に
共感し（ネイバーフッド）
、それぞれに発信力や個性（オリジナリティ）があり、コト始めの街であるコ
コからはじまっていく（オリジン）
。そのようなプロデュースを推進しています。


【変わりつつある、日本橋兜町の今をご紹介するショートムービー「兜町が、動き出す」
】
https://youtu.be/364aAdnE7Vg



左記 QR コードでもご覧いただけます。



【本件に関するお問合せ先】
平和不動産株式会社
開発推進部 伊勢谷 TEL：03-3661-7771
ビルディング事業部 山根 TEL：03-3666-0185

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【参考写真】




大正 12 年(1923 年)築の元第一銀行の建物。西洋建築の様
式を多く取り入れ、当時としては最先端の技術が用いられ
た。




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