プレスリリース情報
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当社の導入したSTAR-CRISPRTM遺伝子編集技術の権利者の変更について
用語解説 *1 (STAR-CRISPRTM 遺伝子編集技術) CRISPR(Clustered Regularly Interspaced Short Palindromic Repeats)と呼ばれる、Cas(CRISPR associated proteins)によ...
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BP1210, BP1212に関する非臨床研究成果をSITC2022で公表します
免疫チェックポイント分子である TIM-3 は、抗腫瘍免疫で中心的役割を果たす T 細胞や樹状細胞等に発現し、がん細胞が免疫抑制・逃避のために放出する分子(ホスファチジルセリン、ガレクチン-9、HMGB1、CEACAM1 など、総称して「リガンド」)を認識して免疫細胞の活性を抑制します。過剰な免疫応...
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プロトタイプCAR-iPSNKTに関する非臨床研究データをSITC2022で発表します
CD19 は、血液がん(リンパ腫)で高発現し、既に承認され上市されている自家 CAR-T 細胞がある標的抗原です。現在世界では、自家細胞療法に伴う製造の不安定性、投与までにかかる時間、及び高コストの問題を解決するために、細胞源を自家細胞(患者自身の細胞)から他家細胞(健常人ドナーの細胞)に切り替えた...
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BP1202に関する非臨床研究データをSITC2022で公表します
CD39 は細胞外アデノシン三リン酸(eATP)代謝に関わる酵素であり、eATP 代謝で生じるアデノシンが腫瘍組織(腫瘍微小環境、tumour microenvironment)における免疫抑制をもたらす主要因となっていることが知られています。CD39 は腫瘍微小環境において腫瘍細胞のみならず、疲弊...
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個別化ネオアンチゲン・ワクチン(BP1209)の抗腫瘍効果に関する非臨床研究成果について AACR 2022 で発表しました
腫瘍の遺伝子変異とネオアンチゲンは患者一人ひとり異なります。そのためネオアンチゲンを標的とするがん治療では、患者それぞれの腫瘍の遺伝子配列を解析し患者個別にワクチンを製造する必要があります。当社は次世代シーケンサーによる患者個別の遺伝子変異解析技術と、その遺伝子変異からネオアンチゲンを同定するアルゴ...
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がん免疫療法の有効性を高めるCD73に対する新しい治療用抗体(BP1200)の非臨床試験結果をAACR 2022で発表しました
BP1200 は、腫瘍内のアデノシン一リン酸(AMP)を加水分解してアデノシンを産生する CD73 酵素を阻害して抗腫瘍免疫を亢進する新規の腫瘍免疫制御抗体です。アデノシンは正常な生体内では抗炎症性の生理活性物質として働きますが、腫瘍微小環境では抗腫瘍免疫の抑制因子として振る舞い、腫瘍に浸潤したT細...
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個別化ネオアンチゲンワクチン(BP1209)の抗原予測アルゴリズムについて AACR 2022で発表しました
腫瘍の遺伝子変異とネオアンチゲンは患者一人ひとり異なります。そのためネオアンチゲンを標的とするがん治療では、患者それぞれの腫瘍の遺伝子配列を解析し患者個別にワクチンを製造する必要があります。当社は次世代シーケンサーによる患者個別の遺伝子変異解析技術と、その遺伝子変異からネオアンチゲンを同定するアルゴ...
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BP2301(HER2 CAR-T細胞療法)の固形がんを対象とした非臨床研究成果について AACR 2022で発表しました
主な公表内容は次のとおりです。 ・ 臨床試験に向けて、BP2301 の piggyBac トランスポゾンシステムと抗原提示フィーダー細胞(AP 細胞)を用いた GMP 製造工程の最適化を実施しました。 ・ 製造された BP2301 は豊富な幹細胞様メモリーフェノタイプを有しており、 細胞の疲弊...
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免疫チェックポイント分子TIM-3に対する新規がん免疫治療用抗体(BP1210)の非臨床試験データをSITC 2021で発表します
免疫チェックポイント分子である TIM-3 は T 細胞を抑制して抗腫瘍免疫活性を低下させます。TIM-3 には TIM-3 の抗腫瘍免疫抑制機能を発動させる生体内分子が複数存在します(ホスファチジルセリン、CEACAM1、ガレクチン 9、HMGB1 など)。そのため、従来の TIM-3 抗体では ...
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がん免疫治療の新しいプラットフォーム‐個別化ネオアンチゲンワクチン(BP1209)についてESMO 2021で発表します
腫瘍の遺伝子変異とネオアンチゲンは患者一人ひとり異なります。そのためネオアンチゲンを標的とするがん治療では、患者それぞれの腫瘍の遺伝子配列を解析し患者個別にワクチンを製造する必要があります。当社は次世代シーケンサーによる患者個別の遺伝子変異解析技術と、その遺伝子変異からネオアンチゲンを同定するアルゴ...
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がん免疫療法の有効性を高めるCD73に対する新しい治療用抗体(BP1200)の非臨床試験結果をESMO 2021で発表します
BP1200 は、腫瘍内のアデノシン一リン酸(AMP)を加水分解してアデノシンを産生する CD73 酵素を阻害して抗腫瘍免疫を亢進する新規の腫瘍免疫制御抗体です。アデノシンは正常な生体内では抗炎症性の生理活性物質として働きますが、腫瘍微小環境では抗腫瘍免疫の抑制因子として振る舞い、腫瘍に浸潤したT細...
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信州大学とブライトパス・バイオが固形がんCAR-T細胞療法の共同研究開発契約を締結
信州大学について 国立大学法人信州大学は、長野県 4 地域(長野市、松本市、上田市、南箕輪村)の 5 つのキャンパスに、人文学部、教育学部、経法学部、理学部、医学部、工学部、農学部、繊維学部の8学部を有する総合大学です。今年で創立 70 周年を迎えました。医学部附属病院は、32 診療科、707 病床...
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がんは遺伝子の変異によって発生し、自律的な制御を失って遺伝子変異を蓄積しながら増殖を続ける疾患です。遺伝子変異とその変遷は患者ごとに全く異なり、患者固有のがんの遺伝子変異を標的とする免疫応答を強く誘導することでがんを排除するのが、完全個別化がん免疫療法です。本治療法では、機械学習した予測アルゴリズム...
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次世代がん治療「完全個別化がん免疫療法」に関する動画掲載のお知らせ
この度、当社が開発に取り組む「完全個別化がん免疫療法」をご説明する動画を、当社ホームページに掲載したことをお知らせいたします。 当社は、患者一人ひとりに合ったがん治療を、ネオアンチゲンを標的とするがん免疫療法によって実現することを目指して開発に取り組んでおります。この次世代のがん治療法がどのよ...
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理化学研究所とiPS細胞由来NKT細胞療法に関する共同研究契約を締結
NKT 細胞は、がん細胞を直接殺傷する能力をもつと同時に、他の免疫細胞を活性化させるアジュバント作用をもつ免疫細胞です。活性化すると、多様なサイトカインを産生し、自然免疫系※に属する NK 細胞の活性化と樹状細胞の成熟化を促します。成熟した樹状細胞は、更に獲得免疫系※に属するキラーT 細胞を増殖・活...
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三重大学とブライトパス、ネオアンチゲンに基づく完全個別化がん免疫療法の創出を目指し産学官連携講座を設置
近年登場した免疫チェックポイント抗体は、がん治療にパラダイムシフトをもたらしました。免疫チェックポイント抗体が実現したこれまでにない臨床効果が意味することは、2 つあります。一つは、患者の体内にある免疫細胞の中でもがん細胞攻撃の中心的役割を担う T 細胞が、がんを駆逐できるほど強力な機能を有すること...
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東京大学と神奈川県立がんセンターとブライトパス、完全個別化がんワクチン療法に用いるネオアンチゲン同定法に関する共同研究を開始
本共同研究は、正確な遺伝子変異解析に質量分析(LC-MS/MS 分析、注2)を組み合わせることによって、がんワクチンとして用いるネオアンチゲンの同定精度を大きく高めることを目指すものです。臨床で採取されたヒト腫瘍組織の遺伝子解析と質量分析を並行して行い、遺伝子解析では、正常組織と腫瘍組織由来のゲノム...
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ネオアンチゲンワクチンによる完全個別化がん免疫療法に関する共同研究契約を締結
がん細胞は、遺伝子突然変異によって正常な増殖制御を失うことで増殖し、ゲノムの不安定性に基づく遺伝子変異をその過程で蓄積しますが、次世代シーケンサーの登場により、個々の患者のがん細胞で生じている遺伝子変異を正確に解析できるようになりました。これらの遺伝子変異は正常な遺伝子配列と異なるために、免疫系に「...
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(1)研究⽬的 近年の免疫チェックポイント抗体の台頭とともに、がん細胞内で発⽣する遺伝⼦変異が新たながん免疫治療のターゲットとして注⽬されています。また、次世代遺伝⼦シーケンサー※2 の登場により、ここ 10 年で遺伝⼦解読技術は⾶躍的に向上し、がん患者の体内の免疫系ががん細胞を攻撃するときの⽬印と...