「UVC技術」を病院の清掃業務に活用した成果事例を発表

2020 年 2 ⽉ 20 ⽇
イオンディライト株式会社

感染対策を含む清掃を効率化し、施設の衛⽣環境づくりに貢献
「UVC 技術」を病院の清掃業務に活⽤した成果事例を発表
「第 35 回 ⽇本環境感染学会総会・学術集会」にてセミナーを共催

イオンディライト株式会社(本社:⼤阪市、代表取締役社⻑兼社⻑執⾏役員 グループ CEO:濵⽥
和成、以下「当社」)は、2020 年 2 ⽉ 15 ⽇(⼟)、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)にて開催され
た「第 35 回 ⽇本環境感染学会総会・学術集会」にて、京都⼤学医学部附属病院の医師を講師に迎え、
⽇本環境感染学会とランチョンセミナー1を共催しました。




(左:セミナーの様⼦ 右:院内で UVC 照射機を使⽤する様⼦)

同セミナーでは、京都⼤学医学部附属病院 感染制御部 部⻑ ⻑尾 美紀先⽣にご登壇いただき、
「UVC 技術2を活⽤した効果的な清掃⽅法の構築」と題し、当社が「衛⽣清掃」サービスを提供する、
京都⼤学医学部附属病院での取り組みについてご講演いただきました。
「衛⽣清掃」 とは医療機関等、
⾼い衛⽣レベルを必要とする施設を対象に、院内関連感染対策を組み込んだ当社独⾃の清掃サービス
で、同院では 2018 年から提供しています。

講演において、⻑尾先⽣は、感染症患者が退院した後の病室消毒の効率化を⽬的に UVC 技術を取り
⼊れるまでの経緯や、当社と共に取り組んだ約10ヵ⽉間に及ぶ研究内容(評価・検証・改善の
プロセス)、並びに同研究で得られた科学的な成果を発表されました。加えて、病院清掃は病院と
清掃サービス会社が同じ視点・意識を持ち、取り組むことが重要であることをお話しされました。

また、当社も展⽰会場において、同研究で得られた科学的な成果を基に、UVC 技術を取り⼊れた
清掃サービスを確⽴するための⼿順について来場者の⽅々に紹介しました。

同研究では、病室内の清掃を⼿作業から UVC に変更することで、清掃スタッフの約 60%の労働⼒
を削減できることが実証できました。この研究成果を活かし、今後、
「⼈⼿不⾜」に苦慮される病院へ
のサービス展開も視野に取り組んでまいります。




※1 ランチョンセミナー:学会の昼⾷時間帯を利⽤し、学会の趣旨に準ずるセミナーを開催することにより、学会員の
知識向上を図ることを⽬的とした活動。
※2 UVC 技術:紫外線は波⻑により UVA(315nm-400nm),UVB(280nm-315nm),UVC(200nm-280nm)に分類される。
UVC は微⽣物の DNA に損傷を与えるため殺菌、消毒効果がある。
当社では引き続き、クリーンクルー(清掃員)⼀⼈ひとりの専⾨性や技術⼒の強化を通じた品質の
向上に加え、病院や研究所など各種機関との協業により、今般の UVC 技術の活⽤など、より⾼品質な
サービスの開発・提供を⽬指します。今後も当社は衛⽣清掃を通じて、感染対策を組み込んだ⾼度な
衛⽣環境づくりに貢献してまいります。




【ランチョンセミナー概要】
⽇時:2020 年 2 ⽉ 15 ⽇(⼟) 12:10〜13:00
会場:会議センター第3会場(5F 501)
「UVC 技術を活⽤した効果的な清掃⽅法の構築」
司会:渡邉 都貴⼦ 先⽣(⼭陽学園⼤学 看護学部)
演者:⻑尾 美紀 先⽣(京都⼤学医学部附属病院 感染制御部)
主催:⽇本環境感染学会、イオンディライト株式会社
聴講者数:283名




【展⽰会場の様⼦】




写真左 :京都⼤学医学部附属病院との共同研究の概要を、ポスターを⽤いて
当社担当者が発表する様⼦
写真右 :当社出展ブースの様⼦




サービスに関するお問い合わせ先
イオンディライト株式会社 ヘルスケアFM営業推進部
TEL:03-3524-8721 FAX:03-6332-8116
本リリースに関するお問い合わせ先
イオンディライト株式会社 ディライトコミュニケーション部
TEL:03-6840-5712 FAX:03-3524-8902

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