HP-3000(経皮吸収型パーキンソン病治療剤)の国内第3相比較臨床試験結果のお知らせ

平成 30 年 2 月 27 日
各 位
会 社 名 久光製薬株式会社
代表者名 代表取締役会長
最高経営責任者(CEO)中冨 博隆
(コード番号:4530 東京、名古屋、福岡)
問合せ先 広報室長 園田 伸介
(TEL 03-5293-1732)


HP-3000(経皮吸収型パーキンソン病治療剤)の
国内第Ⅲ相比較臨床試験結果のお知らせ


久光製薬株式会社(本社:佐賀県鳥栖市、代表取締役会長最高経営責任者(CEO) :
中冨博隆、以下「久光製薬」 )は、経皮吸収型パーキンソン病治療剤(開発コード:
HP-3000、一般名:ロピニロール塩酸塩、以下「本剤」)の国内第Ⅲ相臨床試験(以下
「本試験」)において、主要評価項目を達成したという良好な結果が得られましたこと
をお知らせします。

本試験は、L-dopa(レボドパ)を併用するパーキンソン病患者を対象に本剤を 1 日
1 回投与した際の有効性、安全性について、本剤のプラセボ投与群および既承認の実
薬(経口剤)対照群と比較しました。その結果、有効性に関して主要評価項目でプラ
セボ投与群との間に統計学的に有意な改善を認め、実薬(経口剤)対照群との間にお
いても非劣性が認められました。
なお、安全性に関して開発上の問題となる副作用は認められませんでした。

本剤は、久光製薬の TDDS(Transdermal Drug Delivery System:経皮薬物送達シス
テム)技術を用いて開発した全身性の経皮吸収型製剤で、安定した血中薬物濃度を維
持し効果を持続させることが期待されています。久光製薬は、本剤の開発を通じて、
パーキンソン病患者様のクオリティ・オブ・ライフの向上に貢献してまいります。

今後、平成 30 年度中の製造販売承認申請を目指します。

以上

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