熱可塑性樹脂強化用フラットガラスファイバの開発

2017 年 10 月 5 日
日本電気硝子株式会社


熱可塑性樹脂強化用フラットガラスファイバの開発


日本電気硝子株式会社(本社:滋賀県大津市 社長:松本元春)は、長円形の断面をもつガラス繊
維を開発しました。このガラス繊維を一定長(3mm) にカットした長円形断面チョップドストラン
ドを熱可塑性樹脂に混練し成形すると、従来の円形断面チョップドストランド使用時と比較して、
成形品の反りや寸法安定性が改善されます。また、フラットガラスファイバに適した特殊表面処理
剤を施しているため、従来に無い強度や表面外観の向上も期待できます。
10 月 17 日から開催される「Fakuma 2017 International trade fair for plastics processing」
(於:ドイツ、フリードリヒスハーフェン)に出展します。


製品概要
1.特長:
従来の円形断面チョップドストランドを用いた場合に発生する成形品の反りに対し、長円形
の断面を持つチョップドストランドを用いることでこの反りを大きく改善することができま
す。(参考写真をご覧ください)
2.出荷開始時期: 2017 年 12 月サンプル出荷予定
3.想定される市場:
スマートフォンやタブレット型端末の筐体など、強度に加え、寸法安定性や外観品位が
求められるガラス繊維強化樹脂の市場


参考写真

断面図 反り試験


円形断面
チョップドストランド




長円形断面
チョップドストランド




日本電気硝子株式会社 〒520-8639 滋賀県大津市晴嵐二丁目 7 番 1 号
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総務部 広報担当 電話:077-537-1702(ダイヤルイン)
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