豊田合成の環境技術を用いた製品が新型クラウンセダンに採用
News Release
2023 年 11 月 13 日
豊田合成の環境技術を用いた製品が
新型クラウンセダンに採用
~高圧水素タンクとトップコートレス ホットスタンプグリル~
豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長 兼 CEO:齋藤克巳)の「高圧水素タンク」と「トップコートレスホ
ットスタンプグリル」が、トヨタ自動車株式会社の新型クラウンセダンに採用されました。
クラウンセダンの燃料電池自動車(FCEV)モデルは、燃料である水素の貯蔵のための高圧水素タンクを
搭載し、車両後部には当社のタンクが使用されています。このタンクは、水素を密閉する「高気密性」と、効
率的に貯蔵する「高耐圧性」を備えており、トヨタ自動車と当社の共同開発による、貯蔵効率の向上技術
を活用しています。
フロントグリルは、ホットスタンプ※による金属調のスポット加飾が特徴です。当社のトップコートレス ホット
スタンプ技術により生産時の CO2 排出量を 2 割削減しているほか、精密加工技術により面が大きく湾曲
した部位へのホットスタンプを実現しています。
今後も当社は、コア技術である樹脂分野での知見を活かし、環境に優しい車づくりに貢献していきます。
※ ホットスタンプとは熱で製品に箔を転写し金属調の質感を付与する技術で、
突起部など表面積が狭い箇所へのスポット加飾が可能。
<高圧水素タンク>
車両後部の 1 本を
豊田合成が生産
クラウンセダン FCEV の
高圧水素タンク搭載位置
<トップコートレス ホットスタンプグリル>
トップコートレス ホットスタンプ技術
のポイント
【今回】
箔を転写した
表面の劣化を防止 ①高耐候性樹脂の適用
②層の厚膜化
トップコートの不要化により
生産時の CO2排出量 ▲2 割
トップコートレスホットスタンプ
による加飾部(赤点線内)
お問い合わせ先:豊田合成(株) 経理部 森田・清水 Tel. 052-400-5131
3152
新着おすすめ記事
-
綿半ホールディングス
-
フューチャーリンクネットワーク
-
アライドアーキテクツ