ベトナム沖合油田向けFSO、チャーターサービス契約延長

平成 29 年 10 月 2 日
各 位
会 社 名 三井海洋開発株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 宮﨑 俊郎
(コード番号 6269 東証第1部)
問 合 せ 先 総務部 (TEL. 03-5290-1200)




ベトナム沖合油田向け FSO、チャーターサービス契約延長

三井海洋開発株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:宮﨑俊郎)は、当社の在オランダ関連会社であ
る Rang Dong MV17 B.V. (以下「MV17 社」)を通して、JX石油開発株式会社(本社:東京都千代田区、代表取
締役社長:三宅俊作)が出資する日本ベトナム石油株式会社(英文社名:Japan Vietnam Petroleum Company
Ltd.、以下「JVPC 社」)よりベトナム沖 15-2 鉱区内 Rang Dong(ランドン)油田開発用 FSO(Floating Storage &
Offloading system:浮体式海洋石油・ガス貯蔵積出設備)1 基のチャーターサービス(リース及び運転・保守点検
等のオペレーション)を受託しておりましたが、このほど契約期間が 2025 年 4 月まで延長となりました。

当社は、契約期間延長の対象となった FSO Rang Dong MV17 の設計から機器購入、建造、据付までの一括工
事を請け負いました。本新造 FSO は、日量 6 万バレルの原油受け入れ能力、35 万バレルの貯蔵能力を持ち、
当社の米国子会社である SOFEC, Inc.社製の External Turret(エクスターナル・タレット)と呼ばれる係留設備で、
水深約 60m の海上に係留されています。

本 FSO は、MV17 社が保有し、2008 年 11 月の操業開始以来、JVPC 社に対する 9 年(2017 年 10 月まで、そ
の後 1 年毎×5 回の延長オプションあり)のチャーターサービスに供されていましたが、今回の契約延長により、
確定期間が 2025 年 4 月までとなり、その後の延長オプション期間も含めると最長で 2028 年 4 月まで操業する
見込みとなりました。

現在までに約 6,400 万バレルの原油積出行ってきた本 FSO は、操業開始以来 LTI (Lost Time Injury:休業災
害)ゼロ記録を更新し続けており、稼働率も 99.9%を誇っています。




三井海洋開発株式会社について
三井海洋開発 (MODEC)は、海洋石油・ガス開発プロジェクトに用いられる浮体式海洋石油ガス・生産設備の設
計、建造、リース、チャーター、オペレーション&メンテナンス・サービスを提供する日本で唯一の企業です。
http://www.modec.com/jp

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