当社建造のFPSO、ガーナ共和国の新紙幣図柄に採用

平成 29 年 6 月 1 日
各 位
会 社 名 三井海洋開発株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 宮﨑 俊郎
(コード番号 6269 東証第1部)
問 合 せ 先 総務部 (TEL. 03-5290-1200)




当社建造の FPSO、ガーナ共和国の新紙幣図柄に採用

三井海洋開発株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:宮﨑俊郎)は、ガーナ沖に設置される初めての
FPSO(Floating Production, Storage & Offloading System:浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)として
2010 年に原油生産を開始した“FPSO Kwame Nkrumah MV21” の設計から機器購入、建造、据付までの一括
工事を行うと共に、その後のオペレーション&メンテナンス(運転・保守点検)サービスを提供してきましたが、この
ほど本 FPSO がガーナ共和国の新紙幣の図柄として採用されました。

本 FPSO が図柄に採用されたのは、同国建国及びガーナ中央銀行創立 60 周年を記念して本年 3 月に発行さ
れた 5 セディ(GH¢5)紙幣です。

本 FPSO は、日量 12 万バレルの原油生産能力、日量 160 百万立方フィートのガス生産能力を持ち、英国の石
油開発会社 Tullow Oil Plc.の子会社である Tullow Ghana Limited(以下「Tullow Ghana 社」)がオペレーターを
務める海底約 1,100m の Jubilee(ジュビリー)鉱区の海上に係留され、2010 年 11 月より原油及びガスの生産
を続けており、本年 5 月初旬には累計原油生産量 2 億バレルを達成しています。Jubilee 鉱区は近年西アフリカ
沖で新規に発見された中で最大規模の海洋油田の一つに数えられています。

なお、同国において当社は、同国 2 基目の FPSO である“FPSO Prof. John Evans Atta Mills” も Tullow
Ghana 社より連続受注し、2016 年 8 月に Jubilee 鉱区の西方約 30km に位置する Deepwater Tano 地区の
TEN(Tweneboa, Enyenra, Ntomme) 鉱区にて操業を開始しています。

当社は、これらの FPSO の建造やオペレーション事業を通じ、同国の産業育成に寄与することを目的に、10 年
間にわたって、現地のサプライヤーの開拓や人材育成プログラムへの投資を積極的に行ってきました。

その国を代表する文化や時代背景を反映すると言われる通貨の図柄として本 FPSO が採用されたことは、本
FPSO 及び当社が同国の経済発展に貢献することへの期待を裏付ける出来事として、当社にとっても大変名誉
なことであり、これからもさらに貢献を続けてゆきたいと考えています。




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三井海洋開発株式会社について

三井海洋開発(MODEC)は、海洋石油・ガス開発プロジェクトに用いられる浮体式海洋石油・ガス生産設備の建
造、チャーター、オペレーション&メンテナンスサービスを提供する日本で唯一の企業です。
http://www.modec.com/jp




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