協和化学工業株式会社とのいちご品種共同開発に関するお知らせ

2020年11月24日


各 位


会社名 株式会社 ホ ー ブ
代表者名 代表取締役社長 政場 秀
(JASDAQ・コード:1382)
問合せ先 取締役経営管理部長 馬場 文秀
(TEL 0 1 6 6 - 8 3 - 3 5 5 5 )




協和化学工業株式会社とのいちご品種共同開発に関するお知らせ



当社は、本日の取締役会において協和化学工業株式会社(以下、「協和化学」といいま
す。)との間で、いちご品種の共同開発契約の締結を行う決議をいたしましたので、下記
のとおりお知らせいたします。





当社は、事業開始以来、夏秋いちごの品種開発から、種苗の生産販売、栽培指導による
果実生産及びその果実の販売を手掛けております。
当社のいちご苗事業の根幹は品種開発にあり、これまでに、夏秋期の国産いちご市場を
築き上げた「ペチカ」をはじめ、高温期でも果実品質の安定した「ペチカプライム」「ペ
チカサンタ」、極めて収量性の高い「ペチカエバー」、食味の良さが特長の「ペチカほの
か」といった品種を開発してまいりました。
香川県に本社を置く協和化学は、海水中のマグネシウム成分を主な原料として、環境に
やさしく、安全性の高い製品である非ハロゲン系の樹脂添加剤や難燃剤などの工業用製
品、制酸剤や機能性賦形剤などの医薬・食添用製品を国内外に幅広く製造販売しており、
その中でも医療用制酸緩下剤では協和化学のオリジナル品も展開、同分野では圧倒的なシ
ェアを誇ります。ます。また、従来からバイオ関連の事業も手掛けており、これらの技術
を応用した農業資材の開発など、新分野への展開を目指しています。
当社はこれまで、北海道において品種開発業務を行い、開発した品種についても、北海
道や東北地方、標高の高いエリアといった、冷涼な地域に栽培が限定されておりました。
本共同開発においては、当社が長年かけて育成した、耐暑性、収量性、果実品質、食味
等の優良な形質を持つ育種親をはじめ、交配や選抜等の育種ノウハウといった当社の保有
する研究資源を最大限に活用し、香川県内に拠点を有する協和化学の栽培施設にて、高温
環境下での栽培に適するいちご新品種の開発を目指します。従来の冷涼な地域だけでな
く、温暖で高温環境となる地域にも栽培エリアが拡大できることで、当社のいちご苗事業
の全国展開、海外展開が図れ、また、近年の猛暑環境下でも安定して生産ができる品種開
発にもつながることとなります。
本件は両社の将来に亘っての企業価値向上に資するものと考えており、今期の業績に重
要な影響を与える見込みが発生した場合は速やかに開示いたします。


株式会社ホーブについて
所在地 :071-1544 北海道上川郡東神楽町14号北1番地
代表 :代表取締役 政場 秀
設立 :1987年6月
事業内容:種苗事業、青果卸売事業、馬鈴薯事業、運送事業
URL : https://hob.co.jp/




協和化学工業株式会社について
所在地 :762-0012 香川県坂出市林田町4035
代表 :代表取締役 大石 俊二
設立 :1952年9月
事業内容:医薬用制酸剤、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、合成ハイドロタルサ
イト、その他無機化学工業薬品、 医療用医薬品の製造・販売
URL : https://kyowa-chem.jp/




以 上

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