TREASURE試験計画を紹介する論文がInternational Journal of Strokeに掲載

平成 29 年 11 月 15 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 ヘ リ オ ス
代 表 者 名 代表取締役社長 兼 CEO 鍵 本 忠 尚
(コード番号:4593 東証マザーズ)


TREASURE 試験計画を紹介する論文が International Journal of Stroke に掲載されました

当社は、日本国内において脳梗塞急性期を対象疾患とする体性幹細胞再生医薬品 HLCM051※1 の開
発を進め、現在、有効性及び安全性を検討するプラセボ対照二重盲検第Ⅱ/Ⅲ相試験(治験名称:
TREASURE 試験※2)を実施しております。
今般、北海道大学大学院医学研究科・医学部脳神経外科 長内俊也先生、寶金清博教授らによ
る、本治験計画を紹介する論文が、世界脳卒中機構(World Stroke Organization (WSO))の機関誌で
あるInternational Journal of Strokeに掲載されました。臨床試験の透明化を図るために世界的に臨床試
験プロトコール(手順書)の登録・公開が進められてきており、今回の論文化はその動向に対応し
たものです。治験計画を紹介する論文であり、治験進捗や結果について新たな発表を行うものでは
ありません。
International Journal of Stroke 掲載の論文要旨は、以下をご参照ください。
http://journals.sagepub.com/doi/full/10.1177/1747493017743057


当社といたしましては、治験実施施設の協力の下、引き続き治験の遂行に努めてまいります。


※1 HLCM051
HLCM051 は、日本国内における、脳梗塞急性期を対象疾患とした体性幹細胞再生医薬品の開発パイプ
ラインです。脳梗塞は、脳の血管が詰まることにより、その先に酸素や栄養分が届かなくなり、詰まった
先の神経細胞が時間の経過ともに壊死していく病気です。脳梗塞に対しては、脳の血管に詰まった血の塊
を溶かす血栓溶解剤 t-PA や、機械的再灌流療法等による治療が行われていますが、脳梗塞発症後に治療
できる時間がより長い新薬の開発が待たれる疾患領域となっています。当社は平成 28 年1月に、米国の
バイオベンチャー企業 Athersys, Inc.と、同社の開発する幹細胞製品 MultiStem®を用いた脳梗塞に対する
再生医療等製品の国内での開発・販売に関する独占的なライセンス契約を締結し、本パイプラインを導入
いたしました。


※2 TREASURE 試験
Treatment Evaluation of Acute Stroke for Using Regenerative Cell Elements の頭文字より TREASURE 試験
と名付けました。
以上
本件に関するお問合せ先
株式会社ヘリオス 広報担当
pr@healios.jp

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