RBM-007の米国治験の経過報告(講演)

News Release

平成 31 年2月1日
各 位
株式会社リボミック
(コード番号:4591 東証マザーズ)


RBM-007 の米国治験の経過報告(講演)

当社は加齢黄斑変性症に対する新薬候補として、RBM-007(抗 FGF2 アプタマー)の Phase
1/2a 臨床試験(ニックネーム SUSHI Study)を、米国において昨年 10 月から開始し、現在順
調に進んでおります。RBM-007 の新薬としての特徴、臨床試験の途中成績、今後の見通し等を、
今月 26-28 日に開催される「AsiaTIDES」において講演いたします。


AsiaTIDES は、核酸やペプチド医薬品の開発・製品化に役立つ研究成果や技術を紹介し、提携
のチャンスを提供するアジア地域で唯一の国際的なイベントです(http://www.giievent.jp/kne724007/ )。
本イベントを通じて、世界トップレベルの研究者や製薬会社幹部等を含む 300 人以上へ当社の
持つ技術価値を発信し、ライセンスアウト等の事業開発を加速してまいります。


発表日時 : 平成 31 年 2 月 28 日
発 表 者 : 代表取締役社長 中村義一
題 名 : Anti-FGF2 aptamer RBM-007 in phase 1/2a trials for wet AMD




【加齢黄斑変性症と RBM-0007 について】
加齢黄斑変性症(AMD) 目の網膜の中心にある黄斑に障害を生じる疾患で、
は、 悪化すると失明に至る。
50 歳以上の約 1%が発症し、欧米では失明原因の第 1 位。2020 年に全世界で患者数は約 2 億人になると
予想されている。既存薬として、血管新生阻害薬(抗 VEGF 薬)が広く使われているが、その効果は一過
的であり、失明の原因となる網膜の瘢痕形成(線維化)を抑制することができない。
FGF2(線維芽細胞増殖因子 2)には多様な生理機能があり、血管新生と線維化の促進作用をもつ。
RBM-007 は FGF2 を阻害するアプタマーであり、動物試験において網膜の血管新生と瘢痕形成を抑制す
ることが証明されており、AMD の根本治療に役立つ新薬となる可能性がある。
RBM-007 の詳細については、当社ウェブサイトもあわせてご参照ください。
(URL: https://www.ribomic.com/pipeline/rbm007.php )


以上


【本件に関するお問い合わせ先 : 経営企画部 03-3440-3745】

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