TIS様の導入事例を公開
<プレスリリース カテゴリー:サービス導入発表>
2022 年 5 月 11 日
報道関係者各位
アイビーシー株式会社
TIS 様 のシステム運用改善 DX 事例
障害切り分けと設備投資のための明確なエビデンス
~ 大規模社内インフラシステムの予兆検知、障害調査、安定稼働を実現 ~
アイビーシー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:加藤 裕之、以下 IBC)は、
TIS 株式会社様のシステム運用改善 DX 事例を公開しました。
TIS 株式会社は、ビジネスを支える基幹システムか
ら、高い競争力を生むアプリケーション、さらにはシ
ステムの基盤となるプラットフォームまで、幅広い業
界・分野で IT サービスを提供する総合 IT サービ
ス企業である。長年にわたって培ってきた経験と技術
により、常にお客様の経営課題を把握し、潜在的なニ
ーズを先取りしたサービスをお届けすることで、お客
様のデジタルビジネス変革に貢献する。
利用開始:2008 年 7 月 BT monitor
2009 年 3 月 System Answer
2018 年 3 月 System Answer G3 API オプション
監視規模:50,000 項目
監視対象:社内共用ネットワーク、グループ共用ネットワーク
【導入背景】
社内インフラ監視ツールとして、アイビーシーのネットワーク性能監視ツール「System Answer」
を 2009 年より使用していたが、保守満了を迎えるにあたり性能監視ツールを更改しなければな
らなかった。また、新システムの構築や拠点増加が見込まれるため、これまでよりも広範囲にわ
たってネットワークシステムの監視をおこなう必要があった。
【採用理由】
これまで System Answer シリーズ(旧機種「BT monitor」と「System Answer」
)の豊富な運用
実績があったが、よりよいツールで日々のシステム運用をおこなうため、今回の更改では System
Answer シリーズ一択ではなく、他社製品への乗り換えも視野に入れていた。監視ツールに求める
ポイントは、
① 性能監視ツールへの作り込みが不要
② 属人化を避けることができる
③ 費用対効果が高い の 3 点。
OSS はコストは安いが作り込みが必要となるため多くの工数が掛かり、①を満たさなかった。
「System Answer G3」は、直観的な操作性と豊富なテンプレートにより誰もが安心して使うこと
ができ、ネットワーク障害の切り分けに有効で、TIS のシステム運用のニーズにマッチしていた。
その他にも他社の統合監視製品などを含め総合的な費用対効果を検討し、最終的にコストを抑え
ながら求める運用監視ができる System Answer G3 の採用を決定した。また決定にあたっては、
G3 が国産製品であるためサポートが手厚く、問い合わせにすぐ対応してくれるという点も後押
しとなった。
【効果・感想】
最も効果を実感しているのは、性能情報の自動収集機能である。有効な IP を自動で収集してく
れるため、追加登録作業をすることなく監視を始めることができ、ありがたい。他にもトレンド
ライン分析によりキャパシティプランニングが容易におこなえたり、ブックマーク機能により監
視ノードを一覧表示することでポートごとの因果関係を的確に把握できたり、ベースライン監視
により死活監視ではわからないレスポンスが頭打ちで停滞している事象を発見できたりと、G3
の新しい機能を利用した性能監視の効果がいくつも見られた。特に以下の用途では、G3 ならで
はの機能が大変役立っている。
◆ 障害切り分け / 原因特定
現場からのネットワークが遅いという問い合わせに対して、1 分間隔の詳細な性能データを
もとに調査することで、複雑なネットワーク / サーバー機器のどこが問題であるか簡単に切
り分けができ、大規模ネットワークにおいても障害原因特定と障害回復を短時間におこなえ
るようになった。
◆ 設備投資のエビデンス(コスト管理、キャパシティ管理)
拠点数が多く WAN のランニングコストの最適化が重要な課題となっていたが、G3 による
ネットワーク利用状況の可視化と将来予測により、キャパシティ不足による障害を未然に防
ぎながらも適切な設備投資計画ができるようになった。
【活用ポイント】
監視設定自動化機能と自動追従機能で、運用工数を大幅に削減
一般的な監視製品では、監視の運用開始後も、インターフェイスの追加や、ディスクの増設、VLAN
の追加など、システム構成の変更が発生するたびに、監視設定もそれにあわせて随時更新してい
く必要があります。また、監視設定の更新を人手でおこなう際にも、知識や手間の問題により、
正確かつ確実に監視を継続できない危険性があります。
System Answer G3 では、システム構成変
更に自動追従できるため、監視対象の追
加登録や監視設定の修正を自動でおこな
い、監視情報の収集漏れを回避すること
が可能です。
(※画像はデモサイトの設定画面です)
監視対象については細かく指定することができ、たとえば、
物理ポートのみを監視対象とし、VLAN などの仮想ポートを監視設定から外す
リンクダウンしているポートも監視対象とする
インターフェイス名から監視対象を指定する
など多彩な設定が可能です。
【更なる高度化への取り組み】
技術革新や働き方改革により、企業における通信環境は目まぐるしく変化している。このような
状況下で、性能監視に対する重要度はますます高まっている。今後、システムごとに異なる監視
基準を統一し、監視範囲を拡張していくことで、さらなるサービスの安定化に G3 を役立ててい
きたい。
<企業情報>【アイビーシーについて】
IBC は、2002 年の設立以来、性能監視分野に特化した事業を展開しており、IT システムの稼働状
況や障害発生の予兆などを把握する IT システム性能監視ツールの開発 販売およびコンサルティ
・
ングを手掛けています。
社 名:アイビーシー株式会社
本 社:〒104-0033 東京都中央区新川 1 丁目 8 番 8 号 アクロス新川ビル 8F
代 表 者:代表取締役社長 加藤 裕之
設 立:2002 年 10 月
事業内容:IT システム性能監視ツールの開発/販売/サポート
IT システムの性能評価サービス
IT システムの設計・構築、コンサルティング
IoT セキュリティ基盤サービスの開発/提供
各種機器、ソフト販売
<本件に関するお問い合わせ>
■アイビーシー株式会社
電話 :03-5117-2780
E-mail:info@ibc21.co.jp
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