長崎県平戸市と中瀬草原キャンプ場 PFI 事業に調印



News Release
日本工営株式会社
2019 年 9 月 2 日

日本工営 長崎県平戸市と中瀬草原キャンプ場 PFI 事業に調印

日本工営株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:有元龍一、以下 日本工営)は、長崎県
平戸市にある中瀬草原キャンプ場の管理施設・公園施設等の整備・管理運営の Park-PFI 事業に関して、
2019 年 8 月 30 日付で正式調印しました。

当該事業は、平戸市が管理する中瀬草原の Park-PFI 制度※において、日本工営のコンサルティング業
務の経験・ノウハウを活かした提案が採用されたものです。官民が一体となり、キャンプ場や売店などの
施設とその周辺を公園利用者がくつろげる施設を整備するため、日本工営と長崎県の建設会社である星
野建設株式会社(本社:長崎県島原市、代表取締役社長:星野親房、以下 星野建設)が特定目的会社
(SPC)を共同で設立し、事業を実施します。

整備計画(対象面積 8.6ha)では、自然環境や景観を活かしたレクリエーションや賑わいの場を設け、
交流人口及び地域活性化を図ることを目的としています。 現在の地形を変えずに、草原の部分をキャンプ
サイトゾーン(100~120 張)、芝遊びゾーン、周辺の森での散策、自然観察を楽しむふくろうの森ゾーン
などに区分し、キャンプサイトにはデイサイト、昼間だけのバーベキューの利用のほか、 「手ぶらでキャ
ンプができる」施設の設立を計画し、2020 年 4 月のオープンを目指します。キャンプ場利用客は年間 2
万人を目標としています。

※Park-PFI 制度 2017 年の都市公園法の改正により創設された制度で飲食店、売店などの公園利用者の利便性の向上
に資する公園施設の設置と当該施設から生じる収益を活用して、その周辺の園路や広場などの整備を一体的に行う者を自
治体が公募選定し、民間資金を投入することにより、 都市公園の質及び利便性の向上を図る新たな整備 管理手法のこと。



■中瀬草原の新設・改修工事について
□SPC(株式会社 中瀬草原キャンプ場)
キャンプ場管理棟の新設
・厨房、飲食スペース:軽食の提供とカフェスペース
・売店:キャンプ用品や雑貨、地元野菜、肉の販売など
・共同調理室:キャンプ利用者へのレンタルキッチン
・トイレ、シャワー室、ランドリーコーナー
・キャンプ道具販売やレンタル(手ぶらでキャンプ)の実


園路、倉庫やゴミ集積場を新設

調印式の模様
□平戸市 左:平戸市 黒田 成彦市長
既存施設の改修工事(電気配線、トイレなど) 右:株式会社 中瀬草原キャンプ場 代表取締役
駐車場の区画線、防犯灯、案内板の設置 白石悦二(日本工営株式会社)




―本件に関するお問合せ先―
日本工営株式会社 経営企画部 コーポレートコミュニケーション室
TEL :03-5276-2454 Email: c-com@n-koei.co.jp ホームページ:https://www.n-koei.co.jp/
■日程
・2019 年 8 月 30 日 基本協定書調印式
・2019 年 9 月以降 新設・改修工事の着工
・2019 年 4 月頃 リニューアルオープン予定



■SPC 概要
・会社名称: 株式会社 中瀬草原キャンプ場
・所在地: 長崎県平戸市田平町大久保免 1111 番地 2(中瀬草原敷地内)
・設立日: 2019 年 8 月 21 日
・資本金: 25 百万円
・株主構成: 日本工営(72%) 、星野建設(28%)
・代表取締役: 白石悦二(日本工営株式会社)




全体計画

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