ファミリーマート×ユーグレナ社【動画公開】ユーグレナバイオディーゼル燃料をファミリーマート配送車両で使用

2020 年 10 ⽉ 5 ⽇


株式会社ファミリーマート
株式会社ユーグレナ


ファミリーマート×ユーグレナ社
【動画公開】 ユーグレナバイオディーゼル燃料をファミリーマート配送⾞両で使⽤
〜店舗で回収した使⽤済み⾷⽤油を、バイオ燃料の原料に活⽤し、配送⾞で使⽤するまで〜

株式会社ファミリーマート(本社︓東京都港区、代表取締役社⻑︓澤⽥貴司、以下「ファミリーマート」)と
株式会社ユーグレナ(本社︓東京都港区、社⻑︓出雲充、以下「ユーグレナ社」)は、本年 9 ⽉からファミリ
ーマート店舗における使⽤済み⾷⽤油(廃⾷油)を原料の⼀部として活⽤した『ユーグレナバイオディーゼル燃
料』を、横浜市内を⾛⾏するファミリーマートの配送⾞両に使⽤する循環型の取り組みを、共同で実施しており
ます。
このたび、ファミリーマート店舗から回収された使⽤済み⾷⽤油が、どのような⼯程を経てバイオ燃料の原料と
して使⽤されているのかを、皆様により分かりやすくご覧いただけるよう、動画にまとめましたのでお知らせいたしま
す。
ディーゼル燃料で⾛る配送⾞での環境対応を目指した今回の事例のように、今後、⼩売業界、運送業界で
の循環型の取り組みが拡⼤していくことを目指し、共同で取り組みを進めてまいります。


【動画(約1分)
https://youtu.be/R-LmSW7nHsI


【取り組み概要】
【取り組み詳細】
―ファミリーマート⾷品配送⾞へのバイオ燃料の使⽤について―
・⾛⾏開始︓2020 年 9 ⽉
・対 象︓神奈川県横浜市内を⾛⾏する配送⾞両 1 台


―ファミリーマート店舗の使⽤済み⾷⽤油のバイオ燃料への活⽤について―
・回収開始︓2020 年 5 ⽉ 1 ⽇
・店 舗︓ファミリーマート鶴⾒中央 4 丁目店(所在地︓神奈川県横浜市)、横浜神之⽊町店(所在
地︓神奈川県横浜市)
・回収量︓合計 約 300L/⽉


【取り組みの背景】
ファミリーマートでは、本年、「ファミマ eco ビジョン 2050」を策定し、持続可能な社会の実現に貢献するため、
2030 年及び 2050 年に向けた中⻑期目標として、「温室効果ガス(CO2 排出量)の削減」、「プラスチック
対策」、「⾷品ロスの削減」の 3 つのテーマに基づき数値目標を設定しております。ファミリーマートは、この度ユー
グレナ社が宣⾔した「⽇本をバイオ燃料先進国にする」ことを目指す『GREEN OIL JAPAN』宣⾔に賛同し、
『ユーグレナバイオディーゼル燃料』を使⽤することで、持続可能な社会の実現に貢献することを決定いたしました。
なお、ファミリーマートとユーグレナ社は、共同で微細藻類ユーグレナ(和名︓ミドリムシ、以下「ユーグレナ」)を
配合した⾷品の商品開発を 2014 年より実施しております。


ユーグレナ社は、2018 年 10 ⽉末、横浜市鶴⾒区に⽇本初のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラ
ント(以下「バイオ燃料製造実証プラント」)を竣⼯いたしました。同プラントで製造する『ユーグレナバイオディー
ゼル燃料』は、ユーグレナなどの微細藻類油脂や使⽤済み⾷⽤油を主原料とすることで、CO2 排出量を排出し
ないカーボンニュートラルという特徴だけでなく、⾷料との競合や森林破壊にもつながらないという持続可能性に
優れた燃料となることが期待されております。また、『ユーグレナバイオディーゼル燃料』は化⽯燃料由来の軽油を
使⽤している既存のエンジンでも問題なく使⽤可能であり、その導⼊には⽔素や電気といった代替エネルギーを
動⼒源とするモビリティへの移⾏に必要とされる多⼤なインフラコストもかかりません。このように、『ユーグレナバイオ
ディーゼル燃料』は、化⽯燃料への依存度が⾼い現代社会において、既存インフラを維持しながら効率的に普
及することが可能なクリーンエネルギーです。


ファミリーマートとユーグレナ社は、バイオ燃料製造実証プラントで製造するバイオ燃料の原料の⼀部に、横浜
市内の⼀部ファミリーマート店舗で発⽣した使⽤済み⾷⽤油を再利⽤しております。また 2020 年 9 ⽉から、フ
ァミリーマートの配送⾞両で『ユーグレナバイオディーゼル燃料』を使⽤開始いたしました。なお、本取り組みは、横
浜市とユーグレナ社が取り組む「バイオ燃料地産地消プロジェクト」(※)の活動の⼀環として位置付けられて
おります。
(※)横浜市とユーグレナ社は「バイオ燃料地産地消プロジェクト」に 2019 年 7 ⽉より取り組んでいます。
https://euglena.jp/news/20190723-3/


今後も、ファミリーマートとユーグレナ社は、バイオ燃料の活⽤のみならず、様々な取り組みを通して、環境や⼈
の健康に関するサステナブルな取り組みを実施してまいります。

以上

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