国産SAFの商用化および普及・拡大に取り組む「ACT FOR SKY」に加盟

2022 年 11 月 11 日
Green Earth Institute 株式会社


国産 SAF の商用化および普及・拡大に取り組む「ACT FOR SKY」に加盟
~ SAF 向けのバイオエタノールの生産技術の実用化を通じて
国産 SAF の商用化と普及・拡大の実現に貢献 ~

Green Earth Institute 株式会社(以下 ) 持続可能な航空燃料 SAF
「GEI」 は、 (Sustainable Aviation Fuel)
の普及・拡大を通じてカーボンニュートラルな空の実現を⽬指すオールジャパンの取組みである ACT FOR
SKY※1に SKY メンバー※2として加盟することになりました。




ACT FOR SKY は、国産 SAF に関係する企業や⾃治体が、それぞれの業態の枠を超えて⾏動するムーブ
メントを創出し、国産 SAF の商用化と普及・拡⼤を実現しようとする活動で、日揮ホールディングス株式会
社、株式会社レボインターナショナル、日本航空株式会社(以下「JAL」、
)全日本空輸株式会社(以下「ANA」

が幹事企業となり、設立された有志団体です。


JAL および ANA がまとめたレポート「2050 年航空輸送における CO2 排出実質ゼロへ向けて」の中では、
2050 年 CO2 排出実質ゼロの実現に向けてカギとなる活動として、2030 年には最低でも使用燃料の 10%を
SAF へ移行するマイルストンが必要であること、2050 年に CO2 排出量実質ゼロを実現するためには日本で
最大約 2, 300 万 KL の SAF が必要という結果が示されています。


現在の世界の SAF 生産量は需要の 0.03%未満に留まっています。特に、国産の SAF はほとんど生産され
ておらず、量産と普及が急務であります。

GEI は、2018 年から JAL の「10 万着で飛ばそう!JAL バイオジェット燃料フライト」に参画し、2020
年 3 月には古着由来のバイオジェット燃料の生産に成功しています。この取組みで生産された燃料は 2021
年 2 月に国内で初めての国産バイオジェット燃料を使ったフライトに使用されています※3。

現在、GEI は、環境省事業として採択された「廃棄物等バイオマスを用いた省 CO2 型ジェット燃料又はジ
※4
ェット燃料原料製造・社会実装化実証事業」 に取り組みながら、木質バイオマスを原料とした SAF 向けバ
イオエタノールの商用生産技術の事業化を目指しているところです。


SAF には複数の生産方法がありますが、GEI は、 (Alcohol to JET)
ATJ という製法で、安定供給、 CO2

排出、低コスト化を主眼に SAF 生産事業化を目指しており、今後、ACT FOR SKY のメンバーとして、国
産 SAF のサプライチェーン構築に貢献していきます。


GEI は、
「グリーンテクノロジーを育み、地球と共に歩む」を経営理念(ミッション)として、地球の様々
な問題の解決に取り組んでおり、ACT FOR SKY での活動を通じて、SAF の社会実装を進め、脱炭素社会の
実現に貢献して参ります。


本件による当社業績に与える影響は軽微ですが、今後開示すべき事項が生じた場合には速やかに開示いた
します。


※1 ACT FOR SKY URL 「https://actforsky.jp/」
※2 SAF のサプライチェーン構築に必要となる企業・団体等
※3 弊社ニュースリリース 2021 年1月 28 日「https://gei.co.jp/ja/img/newsrelease/news_20210128.pdf」
※4 弊社ニュースリリース 2022 年8月5日「https://contents.xj-
storage.jp/xcontents/AS04799/43390100/e7b9/41fe/937c/5038f0691b0c/140120220804511566.pdf」
以上

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