NEDOバイオファウンドリ事業の拠点の稼働を開始

2022 年5月 24 日
Green Earth Institute 株式会社


NEDO バイオファウンドリ事業の拠点の稼働を開始
~脱炭素・資源循環型社会の実現に向けて、バイオ由来製品生産の開発インフラを整備~


Green Earth Institute 株式会社(以下「GEI」
)は、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発
機構(以下「NEDO」 から委託を受けている
) 「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術
の開発/生産プロセスのバイオファウンドリ基盤技術開発」以下
( 「バイオファウンドリ事業」の一環として、

2022 年5月 16 日、バイオファウンドリ拠点の一部の稼働を開始しました。


バイオファウンドリ事業は、政府の掲げるバイオ戦略※1に基づいて、バイオ生産プロセスの開発インフラ
を整備し、産学でのバイオ生産実証を推進しつつ、バイオものづくりのための人材育成を進める拠点を整備
する事業です。2021 年からの6年間で、54 億円※2をかけて、グローバルバイオコミュニティ※3の中核とし
て、バイオリファイナリー分野のプラットフォームを構築することになります。


日本政府は「2030 年に世界最先端のバイオエコノミー社会を実現」することを目標とするバイオ戦略を進
めており、2030 年までに高機能バイオ素材、バイオプラスチック等で市場規模 53.3 兆円まで拡大すること
を掲げています。※4


GEI は、
2021 年6月にNEDO が公募したバイオファウンドリ事業に応募し、
同年8月に採択されました。
今回、バイオファウンドリ拠点のうち、千葉県茂原市の三井化学株式会社の茂原分工場にあるバイオエンジ
ベンチと、千葉県木更津市の GEI の Green Earth 研究所のサテライト拠点であるかずさインキュベーショ
ンセンターが、バイオファウンドリ事業の拠点としての稼働を開始しました。来年春には、新設のバイオフ
ァウンドリ研究所(仮称)が稼働する予定です。これらの拠点において、2026 年度までに 16 以上のバイオ
化学品の実用化に向けた生産実証を実施することを目指します。


GEI は、
「グリーンテクノロジーを育み、地球と共に歩む」を経営理念(ミッション)として、様々な化学
品のバイオ化に取り組んでおり、今回のバイオファウンドリ事業を進めることで、バイオ由来製品の社会実
装を進め、脱炭素社会の実現に貢献して参ります。


本件による当社業績に与える影響は軽微ですが、今後開示すべき事項が生じた場合には速やかに開示いた
します。

※1 「バイオ戦略 2020 (基盤的施策)
」2020 年6月 26 日 統合イノベーション戦略推進会議決定
※2 事業規模は予算変更等により変動することがあります
※3 グローバルバイオコミュニティ:世界最先端の研究開発機関とバイオ生産システム等の開発機能を有する機関や
企業等との連携により、シーズを円滑に事業化できるコミュニティ
※4 「バイオ戦略 2020(市場領域施策確定版) 」2021 年1月 19 日 統合イノベーション戦略推進会議決定

2022 年5月24 日付 NEDO ニュースリリース 「https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101544.html」
(ご参考)

以上

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