「未来創生2号ファンド」 海洋プラットフォームを目指すアイディア社への投資実行

2020 年 4 月 6 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)



「未来創生2号ファンド」 海洋プラットフォームを目指すアイディア社への投資実行
―船の安心と安全を支援する海洋プラットフォーム「Aisea」の事業拡大を加速―



スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2018 年 7 月に設立した「未来創生 2 号ファンド」
が、船の安心と安全を支援する海洋プラットフォーム開発を手掛けるアイディア株式会社(本社:東京都渋谷区、代
表取締役:下川部知洋。以下、アイディア社と表記)に対する投資(金額は非開示)を実行しましたので、お知ら
せいたします。アイディア社は今回の調達資金を活用し、海洋プラットフォーム「Aisea(アイシア)」の事業拡大を加速
いたします。


■投資先企業の概要
アイディア社は 2017 年 11 月の創業以降、世界中の船舶を対象に船舶管制システムの開発・運用を行い、2019
年 7 月には、船舶事故の防止や操船時の安全確保を目的に海洋プラットフォーム「Aisea」の提供を開始しました。現
在は内航船(国内を航行する船舶)を中心に船舶の事故防止に加えて、業務効率や人材不足の解消を目的に導
入を進めており、今後も海事産業全体への導入が予想されます。更には 2025 年度の自動運航船実用化(※)を
視野に入れ、海上プラットフォームの確立を目指しています。
(※)平成 30 年 6 月 1 日 交通政策審議会海事分科会海事イノベーション部会:自動運航船の実用化に向け
たロードマップ http://www.mlit.go.jp/common/001237409.pdf


■「未来創生(1号)ファンド」及び「未来創生 2 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた
3 社による総額約 135 億円の出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を加え
た計 20 社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置
づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の
約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素材」を投資
対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。2020 年 2 月末時点の運用資産残高は、1 号と 2 号あわ
せて、1,093 億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/


■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

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