「未来創生2号ファンド」通信インフラ関連ベンチャー企業Altaeros Energies, Inc.への投資実行

2020 年 3 月 18 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)



「未来創生2号ファンド」
通信インフラ関連ベンチャー企業 Altaeros Energies, Inc.への投資実行
― 垂直イノベーション技術によって、誰もがシームレスに繋る未来へ ―


スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2018 年 7 月に設立した「未来創生 2 号ファンド」
が、米国で自動制御浮揚型通信基地局 SuperTower を開発、展開している、Altaeros Energies, Inc.(本
社:米国マサチューセッツ州ボストン、CEO/CTO & Co-Founder: Ben Glass, Chairman & Co-Founder:
Adam Rein。以下、「Altaeros 社」と表記)への投資(金額は非開示)を実行しましたので、お知らせします。
Altaeros は今回の調達資金を活用し、通信基地局 SuperTower の商業展開に向けたセールスの強化、エンジニア
の採用、プロダクトの製造を行い、更なる事業伸長を目指します。


■投資先企業の概要
Altaeros 社は 2010 年に設立された、MIT 大学発の通信インフラ関連ベンチャー企業です。航空宇宙科学分野
の技術を用いて開発された、飛行船 SuperTower を、通信基地局として展開します。SuperTower は独自のソフト
ウエアと、地上ベースと繋がっている 3 本のケーブルによって、厳しい天候や環境下でも定位置を自動で保つことが可能
です。SuperTower に無線機やアンテナ類を搭載し、従来の基地局の 4 倍以上の高さに配備することにより、従来の
基地局で対応できなかった、広範囲のカバレッジを確保します。また、鉄塔型の基地局に必要な建設機材の準備や大
規模な基礎工事などを必要とせず、迅速かつローコストでサービス提供開始することが可能です。今後更に、誰もが
シームレスに繋がる未来に向けたインフラ整備に寄与する技術として、展開、技術革新を行っていく意向です。
本件プレスリリースの内容を含め、詳細については Altaeros 社のホームページ:
http://www.altaeros.com/をご参照ください。


■「未来創生(1号)ファンド」及び「未来創生 2 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた
3 社による総額約 135 億円の出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を加え
た計 20 社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置
づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の
約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素材」を投資
対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。2020 年 2 月末時点の運用資産残高は、1 号と 2 号あわ
せて、1,093 億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/
■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

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