「未来創生2号ファンド」ソフトロボティクス開発の株式会社ソラリスへの投資実行

2020 年 1 月 30 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)

「未来創生2号ファンド」
ソフトロボティクス開発の株式会社ソラリスへの投資実行
―蠕動運動ポンプやミミズ型ロボットで宇宙産業領域等で革新を起こす―


スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2018 年 7 月に設立した「未来創生 2 号ファンド」
が、生物や生体の機能から学んだ柔らかいロボット(ソフトロボット)の開発を手掛ける株式会社ソラリス(本社:東
京都中央区、代表取締役社長:中村太郎。以下、ソラリス社と表記)への投資を実行しましたので、お知らせします。
ソラリス社は今回の調達資金を活用し、宇宙産業や建設現場など、多くの業界で嘱望されているソフトロボティクスの
実用化を目指します。


■投資先企業の概要
ソラリス社は、2017 年創業で、中央大学バイオメカトロ二クス研究室の研究成果をベースとした中央大学初の大学
発ベンチャーです。生物や生体の機能に学んだロボットや、柔らかいロボット(ソフトロボット)の最先端の研究開発成
果がコア技術です。腸管の運ぶ混ぜる機能を有した蠕動運動ポンプ、高出力で軽量かつ柔軟な軸方向繊維強化型
空気圧人工筋肉などの独自技術があります。第一プロジェクトとして、JAXA 等との共同開発の下で、蠕動運動ポンプ
によって、固体ロケット推進薬の安全かつ抜本的低コスト化技術の実用化・事業化を目指しています。


■「未来創生(1号)ファンド」及び「未来創生 2 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた
3 社による総額約 135 億円の出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を加え
た計 20 社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置
づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の
約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素材」を投資
対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。2019 年 12 月末時点の運用資産残高は、1 号と 2 号あ
わせて、1,093 億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/


■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

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