「未来創生2号ファンド」窒化ガリウム(GaN)材料及びデバイス製造のファブレスメーカーQROMISへの投資実行

2020 年 1 月 22 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)

「未来創生2号ファンド」
窒化ガリウム(GaN)材料及びデバイス製造のファブレスメーカーQROMIS への投資実行

スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2018 年 7 月に設立した「未来創生 2 号ファンド」
が、窒化ガリウム(GaN)の大口径化、高電圧化を実現する革新的技術を有する QROMIS, Inc.(本社:米国カリ
フォルニア州、CEO: Cem Basceri、以下、QROMIS と表記)への投資を実行しましたので、お知らせします。
QROMIS は今回の調達資金を活用し、独自の技術とロードマップを強化するだけでなく、製品ポートフォリオ、アプリ
ケーションの開発とグローバルな事業展開を目指します。


■投資先企業の概要
QROMIS は、世界的なエネルギー消費量を劇的に削減する GaN 半導体材料とデバイスソリューションに対し革新的
なイノベーションをもたらす 2015 年創業のファブレスメーカーで、そのパートナーであるマイクロンテクノロジー、ヴァンガード
インターナショナルセミコンダクター、信越化学工業とともに、近年急激な成長を見せ、今後数十億ドル規模になるとみら
れるパワーエレクトロニクス市場の主要プレーヤーになることを目指しています。独自の特許技術により、QROMIS は直
径 200 mm で CMOS ファブ互換性のあるウェハー基板(将来的には 300 mm への拡張も可能)を世界に先駆けて
実現し、パワー、高周波、LED、センサーといった様々なアプリケーションで求められる高電圧化にも対応するエピ、デバ
イスソリューションを提供します。QROMIS は今後も圧倒的な高性能と低コストを両立した独自のソリューションをグロー
バルに展開してまいります。


■「未来創生(1号)ファンド」及び「未来創生 2 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた
3 社による総額約 135 億円の出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を加え
た計 20 社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置
づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の
約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素材」を投資
対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。2019 年 12 月末時点の運用資産残高は、1 号と 2 号あ
わせて、1,093 億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/


■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

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