「未来創生2号ファンド」機械制御に特化したエッジAIの株式会社エイシングへの投資実行

2020 年 3 月 24 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)

「未来創生2号ファンド」
機械制御に特化したエッジ AI の株式会社エイシングへの投資実行
―エッジ側でリアルタイム自律学習・予測可能な独自 AI アルゴリズム「AiiR(AI in Real-time)」―


スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2018 年 7 月に設立した「未来創生 2 号ファンド」
が、エッジ AI において、導入機器側でリアルタイムな自律学習・予測が可能な独自の AI アルゴリズム「AiiR(AI in
Real-time)」シリーズを提供する株式会社エイシング(本社:東京都港区、代表取締役 CEO:出澤純一。以
下、エイシング社と表記)への投資(金額は非開示)を実行しましたので、お知らせします。エイシング社は今回の調
達資金を活用し、開発体制の強化や開発人材の育成、これまでにない新たなエッジ AI アルゴリズムの商用化に向け
た活動へさらなる投資を加速を図る予定であり、更なる事業伸長を目指します。


■投資先企業の概要
エイシング社は、代表取締役の出澤氏を中心に岩手大学との、長年にわたる機械制御と AI に関する研究成果を基
に 2016 年設立された岩手大学発ベンチャーです。近年、これまでクラウド上で実行されることが一般的であった AI の
情報処理をエッジ側で実行する「エッジ AI」の具体的な導入ニーズが高まりを見せているなか、エイシング社では、エッジ
AI 業界において、導入機器単体がクラウドを介することなくリアルタイムに自律学習・予測することが可能な独自のエッ
ジ AI アルゴリズム「AiiR」シリーズの開発・提供を行なっており、既に複数の大企業との取引実績を有し、各企業のペイ
ンを解決するエッジ AI ソリューションとして高い評価を受けております。


■「未来創生(1号)ファンド」及び「未来創生 2 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた
3 社による総額約 135 億円の出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を加え
た計 20 社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置
づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の
約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素材」を投資
対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。2020 年 2 月末時点の運用資産残高は、1 号と 2 号あわ
せて、1,093 億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/


■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

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