「未来創生2号ファンド」 酪農・畜産向けIoTのファームノートホールディングス社への投資実行

2019 年 12 月 17 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)



「未来創生2号ファンド」 酪農・畜産向け IoT のファームノートホールディングス社への投資実行
―ディープラーニング、エッジ AI、自律 AI の開発を加速―



スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2018 年 7 月に設立した「未来創生 2 号ファンド」
が、酪農・畜産向け IoT ソリューション提供を手掛ける株式会社ファームノートホールディングス(本社:北海道帯広
市、代表取締役:小林晋也。以下、ファームノート HD 社と表記)に対する投資(金額は非開示)を実行しました
ので、お知らせいたします。ファームノート HD 社は今回の調達資金を活用し、AI(人工知能)開発による製品・サー
ビスの機能拡充、体制強化、研究開発の推進、新規事業の立ち上げを行います。


■投資先企業の概要
ファームノート HD 社は、子会社の株式会社ファームノートを通じて、従来よりクラウド牛群管理システム「Farmnote」
の拡販および機能強化に努めると共に「Internet of Animals (※1)」を実現する牛向けウェアラブルデバイス
「Farmnote Color」を開発、事業展開してきました。結果、ユーザー数は 4,000 生産者、契約頭数 38 万頭(参
考:日本の飼養頭数約 380 万頭。出典:農林水産省 平成 31 年畜産統計調査)まで成長しています。
(※1)経済動物をセンサーでインターネットにつなげ、人の目を介さずに人工知能により動物の状態を検知し、最適
な飼養管理を実現する技術。ファームノートが提唱


■「未来創生(1号)ファンド」及び「未来創生 2 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた
3 社による総額約 135 億円の出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を加え
た計 20 社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置
づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の
約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素材」を投資
対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。2019 年 11 月末時点の運用資産残高は、1 号と 2 号あ
わせて、1,093 億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/


■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

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