当社子会社における調査結果レポートの発表について

2019 年 11 月 13 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)



当社子会社における調査結果レポートの発表について
夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する意識調査を実施



本日、当社子会社であるスパークス・アセット・マネジメント株式会社(代表取締役社長 阿部 修平)は、標記に
関する下記のプレスリリースを行いましたので、お知らせいたします。


■調査内容
夫婦の金銭事情や投資に対する意識を明らかにするため、2019 年 10 月 23 日~10 月 24 日の 2 日間、全国
の 20 歳以上の既婚(配偶者がいる)男女を対象に、「夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査 2019」を
インターネットリサーチにより実施し、1,000 名の有効サンプルを集計しました。なお本レポートは、サンプル調査という性
質上、実態を全て反映したものではありません。また、特定の投資商品や個別銘柄の取引を勧誘する目的で作成した
ものではありません。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)


■掲載 URL:https://www.sparx.co.jp/news/uploads/pdf/PressJ191113.pdf


■添付資料:
夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査 2019
(スパークス・アセット・マネジメント株式会社 調べ)


■本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com
2019年11月13日
各位

スパークス・サーベイ -世相をスパッと一刀両断-
夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査 2019
夫婦の預貯金額 「2,000 万円以上」は 13% 平均は 758 万円
「2,000 万円」を貯めるために必要だと思うこと トップ 3 は「家計の見直し」「ライフプラン」「夫婦共働き」
夫婦の「令和元年の家計」を表す漢字 1 位「苦」、5 位に「厳」

スパークス・アセット・マネジメント株式会社(https://www.sparx.co.jp/)(東京都港区。代表取締役社長 阿部修
平)は、夫婦の金銭事情や投資に対する意識を明らかにするため、2019年10月23日~10月24日の2日間、全国の20
歳以上の既婚(配偶者がいる)男女を対象に、「夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2019」をインターネット
リサーチにより実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。なお本レポートは、サンプル調査という性質上、実態を全
て反映したものではありません。また、特定の投資商品や個別銘柄の取引を勧誘する目的で作成したものではありません。
(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
▼ 夫婦のマネー事情 ・・・・・・・・P.2-7
 夫婦の貯金管理 夫と妻のどちらに主導権? 「夫が主導」25%
 夫婦の預貯金額 「2,000万円以上」は13% 平均は758万円
 毎月のおこづかい額は平均2.9万円 最高は50代男性で5.3万円、最低は30代女性で1.4万円
 「おこづかい額に満足している」60代以上男性では57%、60代以上女性では54%と高い傾向
 「へそくりをしている」50代女性では50%と高め へそくり額の平均は夫149万円、妻238万円
 へそくりをしている最多の理由 妻は「老後の生活費のため」、夫は「自分へのご褒美消費のため」
 「配偶者の給料を把握していない」夫38%、妻21%
 「配偶者の娯楽費・交際費を把握していない」夫72%、妻51%
 3組に1組の夫婦が「1年に1回はお金が原因の夫婦喧嘩をしている」と判明
 お金が原因で夫婦喧嘩をしている夫婦の44%が「お金のことが原因で離婚の危機を迎えたことがある」
 腹が立つパートナーのお金の使い方
夫の回答1位「安いからといってよく考えずに買う」、妻の回答1位「値段を気にせず買う」
▼夫婦の老後の生活資金 ・・・・・・・・P.8-11
 「夫婦の老後の生活資金に不安を感じる」夫70%、妻80%
 「夫婦で老後の生活資金について話し合ったことがある」46%、60代以上でも62%にとどまる
 「夫婦の老後の生活資金として『2,000万円』が必要だと思う」夫67%、妻76%
 「夫婦の老後の生活資金として『2,000万円』を貯めることができると思う」夫46%、妻32%
 「夫婦の老後に備えるためにお金を毎月確保している」73% 確保している金額の平均は3.8万円
 「2,000万円」を貯めるために必要だと思うこと トップ3は「家計の見直し」「ライフプラン」「夫婦共働き」
 老後の生活資金のために投資をしたい金融資産 「日本株式」と「投資信託」がツートップ
▼ 夫婦の投資事情 ・・・・・・・・P.12-13
 「夫婦で一緒に考えて投資をしている」3人に1人、「配偶者に内緒で投資をしている」5人に1人
 夫婦で一緒に考えて投資をしている金融資産 1位「日本株式」2位「投資信託」
 夫婦で一緒に考えて投資をするメリット 1位「会話が増える」2位「仲が良くなる」と「意見が聞ける」
▼ 夫婦円満投資 ・・・・・・・・P.14-16
 夫婦円満のためにお金をかけたいこと トップ3「旅行」「誕生日プレゼント」「特別な日の食事」
“記念日のプレゼント”にお金をかけたいのは夫、“普段の生活”にお金をかけたいのは妻
 現在の夫婦関係を表す漢字 「良」がダントツ 夫では「愛」、妻では「楽」がトップ3にランクイン
 夫婦の「令和元年の家計」を表す漢字 1位「苦」、5位に「厳」
 「へそくりをしている」と思うアニメキャラクターランキング
夫キャラでは「フグ田マスオ」がダントツ、妻キャラでは「フグ田サザエ」と「野原みさえ」が接戦
◆◆報道関係の皆様へ◆◆
本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、
「スパークス・アセット・マネジメント調べ」と付記のうえ、ご使用いただきますようお願い申し上げます。
-1-
▼夫婦のマネー事情
◆夫婦の貯金管理 夫と妻のどちらに主導権? 「夫が主導」25%
◆夫婦の預貯金額 「2,000 万円以上」は 13% 平均は 758 万円

全国の 20 歳以上の既婚(配偶者がいる)男女 1,000 名(全回答者)に、貯金やおこづかい、へそくりといった夫婦の
マネー事情について質問を行いました。

まず、全回答者(1,000 名)に、夫婦の貯金の管理はどちらが主導で行っているか聞いたところ、「妻が主導で行って
いる」が 54.7%、「夫が主導で行っている」が 24.8%、「夫婦別々に管理している」が 20.5%となり、夫婦の貯金は“妻
が管理している”という夫婦が半数以上を占めました。 [図 1]

[図 1]
◆夫婦の貯金の管理はどちらが主導で行っているか [単一回答形式]
0% 25% 50% 75% 100%



全体【n=1000】 54.7 24.8 20.5



妻が主導で行っている 夫が主導で行っている 夫婦別々に管理している



では、夫婦の預貯金は、どのくらいあるのでしょうか。
夫婦の預貯金の残高を聞いたところ、「100 万円未満」(20.7%)との回答が最も多くなり、「100 万円~300 万円
未満」(16.7%)や「500 万円~1,000 万円未満」(16.7%)との回答が続きました。また、「0 円」との回答は 11.6%、
『2,000 万円以上(計)』は 13.0%でした。 [図 2]
平均額をみると、全体では 758 万円となりました。年代別にみると、20 代は 230 万円、30 代は 363 万円、40 代
は 550 万円と年代が上がるにつれ高くなり、50 代で 1,000 万円を超え、50 代は 1,036 万円、60 代以上は 1,612
万円でした。 [図 3]

[図 2]
◆夫婦の預貯金の残高 [自由回答形式:数値]
50%
全体【n=1000】

2,000万円以上(計)
13.0%
25% 20.7
16.7 16.7
11.6 10.3 11.0
8.4
4.6

0%
0円 100万円 100万円~ 300万円~ 500万円~ 1,000万円~ 2,000万円~ 3,000万円
未満 300万円未満 500万円未満 1,000万円 2,000万円 3,000万円 以上
未満 未満 未満

[図 3]
◆夫婦の預貯金の残高の平均
0万円 500万円 1,000万円 1,500万円 2,000万円

全体【n=1000】 758万円

20代【n=200】 230万円

30代【n=200】 363万円

代 40代【n=200】 550万円

50代【n=200】 1,036万円

60代以上【n=200】 1,612万円

-2-
◆毎月のおこづかい額は平均 2.9 万円 最高は 50 代男性で 5.3 万円、最低は 30 代女性で 1.4 万円
◆「おこづかい額に満足している」60 代以上男性では 57%、60 代以上女性では 54%と高い傾向

次に、全回答者(1,000 名)に、おこづかい額の決定権はどちらが強いか聞いたところ、「妻のほうが強い」が 35.8%、
「夫のほうが強い」が 24.1%、「どちらも同じくらい」が 40.1%となりました。決定権は夫婦で同じくらいの強さという夫婦が
多いようです。 [図 4]
[図 4] ◆おこづかい額の決定権はどちらが強いか [単一回答形式]
0% 25% 50% 75% 100%


全体【n=1000】 35.8 24.1 40.1


妻のほうが強い 夫のほうが強い どちらも同じくらい



また、自身の毎月のおこづかい金額(=ひと月に自由に使えるお金)はどのくらいかを聞いたところ、「1 万円~3 万円
未満」(39.1%)に回答が集まり、平均額は 29,133 円となりました。
男女・年代別に平均額をみると、男性では 50 代までは年代が上がるにつれ高くなる傾向で、50 代男性の平均は
53,360 円でした。他方、女性では男性とは異なる傾向がみられ、30 代(14,460 円)が唯一 20,000 円を下回りまし
たが、他の世代ではいずれも 20,000 円台前半(20 代 20,100 円、40 代 23,220 円、50 代 23,040 円、60 代以上
22,510 円)となりました。 [図 5]
[図 5]
◆自身の毎月のおこづかい額 [自由回答形式:数値] ◆自身の毎月のおこづかい額の平均
50% 0円 20,000円 40,000円 60,000円
39.1 全体【n=1000】 全体【n=1000】 29,133円
20代男性【n=100】 26,300円
30代男性【n=100】 28,960円
25% 20.3 40代男性【n=100】 35,960円
15.0 13.3 男 50代男性【n=100】 53,360円
6.9 女 60代以上男性【n=100】 43,420円
5.4 ・
年 20代女性【n=100】 20,100円
0% 代
別 30代女性【n=100】 14,460円
0円 1万円 1万円 3万円 5万円 10万円 40代女性【n=100】 23,220円
未満 ~ ~ ~ 以上
50代女性【n=100】 23,040円
3万円 5万円 10万円
60代以上女性【n=100】 22,510円
未満 未満 未満



では、自身のおこづかい額に満足している人はどのくらいいるのでしょうか。
全回答者(1,000 名)に、現在の自身のおこづかい額に満足しているかどうかを聞いたところ、「満足している」が
40.1%、「満足していない」が 28.9%、「どちらともいえない」が 31.0%となりました。
男女・年代別にみると、現在のおこづかい額に満足している人の割合が最も高かったのは男女とも 60 代以上で、60
代以上男性では 57.0%、60 代以上女性では 54.0%でした。また、40 代男性では、「満足している」が 35.0%、「満
足していない」が 37.0%となり、唯一満足していない人の割合が満足している人の割合を上回りました。 [図 6]
[図 6] ◆現在の自身のおこづかい額に満足しているか [単一回答形式]
0% 25% 50% 75% 100%
全体【n=1000】 40.1 28.9 31.0
20代男性【n=100】 41.0 33.0 26.0
30代男性【n=100】 36.0 32.0 32.0
40代男性【n=100】 35.0 37.0 28.0
男 50代男性【n=100】 37.0 32.0 31.0
女 60代以上男性【n=100】 57.0 18.0 25.0

年 20代女性【n=100】 40.0 33.0 27.0

別 30代女性【n=100】 33.0 32.0 35.0
40代女性【n=100】 36.0 28.0 36.0
50代女性【n=100】 32.0 28.0 40.0
60代以上女性【n=100】 54.0 16.0 30.0
満足している 満足していない どちらともいえない

-3-
◆「へそくりをしている」50 代女性では 50%と高め へそくり額の平均は夫 149 万円、妻 238 万円
◆へそくりをしている最多の理由 妻は「老後の生活費のため」、夫は「自分へのご褒美消費のため」

全回答者(1,000 名)に、パートナー(夫・妻)に隠して蓄えているお金(へそくり)の額を聞きました。
まず、へそくりをしている人の割合をみると、全体では 41.6%、男性では 41.4%、女性では 41.8%でした。
男女・年代別にみると、へそくりをしている人の割合は、男性では 30 代男性が最も高く 45.0%、30 代以降は年代が
上がるにつれ低くなる傾向がみられました。一方、女性では 50 代までは年代が上がるにつれ高くなる傾向がみられ、最も
高かった 50 代女性では 50.0%となりました。 [図 7]
[図 7] ◆へそくりをしているかどうか
0% 25% 50% 75% 100%
全体【n=1000】 41.6 58.4
性 男性【n=500】 41.4 58.6
別 女性【n=500】 41.8 58.2
20代男性【n=100】 42.0 58.0
30代男性【n=100】 45.0 55.0
40代男性【n=100】 44.0 56.0
男 50代男性【n=100】 41.0 59.0
女 60代以上男性【n=100】 35.0 65.0


代 20代女性【n=100】 34.0 66.0
別 30代女性【n=100】 41.0 59.0
40代女性【n=100】 43.0 57.0
50代女性【n=100】 50.0 50.0
60代以上女性【n=100】 41.0 59.0
している していない



へそくりをしている人(416 名)のへそくり額を聞いたところ、平均は 193 万円でした。
男女別にみると、男性の平均は 149 万円、女性の平均は 238 万円となりました。へそくりをしている人の割合に男女
差はみられませんでしたが、へそくり額は女性のほうが高額なようです。 [図 8]
[図 8] ◆へそくり額の平均
0万円 100万円 200万円 300万円

全体【n=416】 193万円

男性【n=207】 149万円


女性【n=209】 238万円




また、へそくりをしている人(416 名)に、へそくりをしている理由を聞いたところ、男性では 1 位は「自分へのご褒美消費
のため」(58.5%)、2 位「老後の生活費のため」(30.9%)、3 位「旅行に行きたいため」(24.6%)となり、女性では 1 位は
「老後の生活費のため」(43.1%)、2 位「自分へのご褒美消費のため」(40.7%)、3 位「家計の収入が途絶えたときの備
えのため」(33.0%)となりました。 [図 9]
[図 9] ◆へそくりをしている理由 [複数回答形式] 対象:へそくりをしている人 ※上位5位までを抜粋

男性【n=207】 女性【n=209】

順位 回答 % 順位 回答 %
1位 自分へのご褒美消費のため 58.5 1位 老後の生活費のため 43.1
2位 老後の生活費のため 30.9 2位 自分へのご褒美消費のため 40.7
3位 旅行に行きたいため 24.6 3位 家計の収入が途絶えたときの備えのため 33.0
4位 子どもの費用(教育費など)のため 17.9 4位 家族が病気やケガになったときの備えのため 27.8
5位 家計の収入が途絶えたときの備えのため 15.9 5位 旅行に行きたいため 22.0


-4-
◆「配偶者の給料を把握していない」夫 38%、妻 21%
◆「配偶者の娯楽費・交際費を把握していない」夫 72%、妻 51%

夫婦はお互いの収入額や支出額を把握しているのでしょうか。

まず、配偶者が働いている人(713 名)に、配偶者の給料を把握しているか聞いたところ、「把握している」は 72.5%、
「把握していない」は 27.5%となりました。
男女別にみると、男性では「把握している」は 62.2%、「把握していない」は 37.8%となり、夫の約 4 割が妻の給料が
いくらなのか把握していないことがわかりました。一方、女性では「把握している」は 79.1%、「把握していない」は 20.9%
となりました。 [図 10]

[図 10]
◆配偶者の給料を把握しているか [単一回答形式]
対象:配偶者が働いている人
0% 25% 50% 75% 100%


全体【n=713】 72.5 27.5



男性【n=278】 62.2 37.8


女性【n=435】 79.1 20.9


把握している 把握していない




次に、全回答者(1,000 名)に、配偶者の娯楽費・交際費を把握しているか聞いたところ、「把握している」は 38.6%、
「把握していない」は 61.4%となり、把握していない人のほうが多い結果となりました。
男女別にみると、男性では「把握している」は 28.2%、「把握していない」は 71.8%となり、夫の多くが妻の娯楽費・
交際費を把握していない結果となりました。一方、女性では「把握している」は 49.0%、「把握していない」は 51.0%と、
夫の娯楽費・交際費を把握している妻と把握していない妻が半々であることがわかりました。 [図 11]

[図 11]
◆配偶者の娯楽費・交際費を把握しているか [単一回答形式]

0% 25% 50% 75% 100%


全体【n=1000】 38.6 61.4



男性【n=500】 28.2 71.8


女性【n=500】 49.0 51.0


把握している 把握していない




-5-
◆3 組に 1 組の夫婦が「1 年に 1 回はお金が原因の夫婦喧嘩をしている」と判明
◆お金が原因で夫婦喧嘩をしている夫婦の 44%が「お金のことが原因で離婚の危機を迎えたことがある」

お金のことが原因で夫婦喧嘩が発生したり、離婚の危機にまで発展したりすることはどのくらいあるのでしょうか。

全回答者(1,000 名)に、お金が原因の夫婦喧嘩を 1 年間でどのくらいしているか聞いたところ、「0 回」は 64.6%で、
1 回以上と回答した人の割合を合計した『お金が原因の夫婦喧嘩をしている夫婦の割合』は 35.4%となりました。夫婦
の 3 組に 1 組は、1 年に 1 回はお金のことで夫婦喧嘩をしているようです。また、平均回数は 2.6 回でした。 [図 12]

[図 12]
◆お金が原因の夫婦喧嘩を1年間でどのくらいしているか <1年間の平均回数>
[自由回答形式:数値] 2.6回
75% 64.6
全体【n=1000】

50% お金が原因の夫婦喧嘩をしている夫婦の割合
35.4%

25%
11.0
6.3 4.9 5.5 4.8 2.9
0%
0回 1回 2回 3回~4回 5回~ 10回~ 20回以上
10回未満 20回未満



次に、全回答者(1,000 名)に、お金のことが原因で離婚の危機をこれまでに何回くらい迎えたか聞いたところ、「0
回」は 82.3%で、1 回以上と回答した人の割合を合計した『お金のことが原因で離婚の危機を迎えたことがある夫婦の
割合』は 17.7%となりました。2 割近くの夫婦が、お金のことで離婚の危機を迎えてしまったことがあるようです。また、平
均回数は 1.3 回となりました。
お金のことで喧嘩をする夫婦としない夫婦に分けてみると、お金のことで喧嘩をする夫婦では、『お金のことが原因で
離婚の危機を迎えたことがある夫婦の割合』は 44.1%となり、平均回数は 3.5 回となりました。お金のことが原因で勃
発した夫婦喧嘩が離婚問題にまで発展してしまうリスクは低くないようです。 [図 13]

[図 13]
◆お金のことが原因で離婚の危機をこれまでに何回くらい迎えたか [自由回答形式:数値]

<平均回数>
全体:1.3回 お金のことで喧嘩をする夫婦:3.5回
100%
82.3 96.7 全体【n=1000】 お金のことで喧嘩をする夫婦【n=354】 お金のことで喧嘩をしない夫婦【n=646】
75%
55.9
<お金のことが原因で離婚の危機を迎えたことがある夫婦の割合>
50%
全体:17.7% お金のことで喧嘩をする夫婦:44.1%

25% 14.1
6.3 8.5 7.3
2.0 3.4 0.6 2.4 5.9 0.5 2.6 0.0 1.6 4.2 0.2 1.4 4.0 0.0
0%
0回 1回 2回 3回~4回 5回~ 10回~ 20回以上
10回未満 20回未満




-6-
◆腹が立つパートナーのお金の使い方
夫の回答 1 位「安いからといってよく考えずに買う」、妻の回答 1 位「値段を気にせず買う」

続いて、全回答者(1,000 名)に、パートナーのどのようなお金の使い方に腹が立つかを聞いたところ、1 位は「値段を
気にせず買い物をする」(16.9%)、2 位「安いからといってよく考えずに買い物をする」(13.7%)、3 位「あればあるだけ使
う」(12.7%)となりました。値段を気にしなかったり、よく考えなかったりするような買い物の仕方や、ルーズなお金の使い
方に腹が立つという人が多いようです。 [図 14]

[図 14]
◆パートナーのどのようなお金の使い方に腹が立つか [複数回答形式] ※上位10位までを抜粋
30%
全体【n=1000】

20% 16.9
13.7 12.7 12.1 12.1 12.0
10.9
9.3 8.8
10%
5.1


0%
値段を 安いから あれば 相談もなく 欲しいもの 安い 何にお金 趣味や 長続き 見栄を
気にせず といって あるだけ 高額な があると スーパー を使った 好きなもの しないもの 張って高価
買い物を よく考えず 使う 買い物を すぐに ではなく のか把握 にお金を (趣味など)に なものを
する に買い物 する 買う コンビニで していない かけすぎる お金を 買う
をする 買い物を 使う
する



男女別にみると、男性回答では、1 位「安いからといってよく考えずに買い物をする」(13.6%)、2 位「値段を気にせず
買い物をする」(11.6%)、3 位「相談もなく高額な買い物をする」(10.0%)となりました。一方、女性回答では、1 位
「値段を気にせず買い物をする」(22.2%)、2 位「あればあるだけ使う」(18.6%)、3 位「安いスーパーではなくコンビニで
買い物をする」(17.2%)となりました。夫は“安さに気を取られ、よく考えずに買ってしまう妻”に、妻は“値段を見ずに買っ
てしまうような夫”にご立腹なようです。 [図 15]

[図 15]
◆パートナーのどのようなお金の使い方に腹が立つか [複数回答形式] ※上位5位までを抜粋

男性【n=500】 女性【n=500】

順位 回答 % 順位 回答 %

1位 安いからといってよく考えずに買い物をする 13.6 1位 値段を気にせず買い物をする 22.2

2位 値段を気にせず買い物をする 11.6 2位 あればあるだけ使う 18.6

3位 相談もなく高額な買い物をする 10.0 3位 安いスーパーではなくコンビニで買い物をする 17.2

4位 欲しいものがあるとすぐに買う 8.4 4位 欲しいものがあるとすぐに買う 15.8

5位 何にお金を使ったのか把握していない 7.8 5位 趣味や好きなものにお金をかけすぎる 15.4




-7-
▼夫婦の老後の生活資金
◆「夫婦の老後の生活資金に不安を感じる」夫 70%、妻 80%
◆「夫婦で老後の生活資金について話し合ったことがある」46%、60 代以上でも 62%にとどまる

今年は、「老後資金 2,000 万円不足問題」が話題になりました。そこで、夫婦の老後の生活資金について質問を行
いました。

まず、全回答者(1,000 名)に、夫婦の老後の生活資金に不安を感じるか聞いたところ、「はい」は 75.1%、「いいえ」
は 24.9%となりました。夫婦の老後の生活資金に不安を感じている人は 4 人に 3 人となりました。
男女別にみると、不安を感じている人の割合は、男性では 70.4%、女性では 79.8%と、女性のほうが高くなりました。
夫より妻のほうが夫婦の老後の生活資金に不安を感じているようです。
年代別にみると、不安を感じている人の割合は、20 代 73.0%、30 代 79.0%、40 代 84.0%と、40 代までは年代
が上がるにつれ高くなりましたが、50 代では 76.0%、60 代以上では 63.5%となり、40 代を頂点とする逆 V 字型となり
ました。 [図 16]

次に、全回答者(1,000 名)に、夫婦で老後の生活資金について話し合ったことがあるか聞いたところ、「はい」は
45.5%、「いいえ」は 54.5%で、老後の生活資金について話し合ったことがある人は半数に満たない結果となりました。
老後の生活資金には不安を感じつつ、話し合いができていない夫婦が多いようです。
年代別にみると、50 代までは、話し合ったことがある人は 4 割前後(20 代 41.0%、30 代 43.5%、40 代 39.5%、
50 代 42.0%)にとどまっており、60 代以上でも 61.5%と 6 割をわずかに超える程度になりました。 [図 17]

[図 16]
◆夫婦の老後の生活資金に不安を感じるか [単一回答形式]
0% 25% 50% 75% 100%

全体【n=1000】 75.1 24.9

男性【n=500】 70.4 29.6


女性【n=500】 79.8 20.2

20代【n=200】 73.0 27.0

年 30代【n=200】 79.0 21.0

代 40代【n=200】 84.0 16.0
別 50代【n=200】 76.0 24.0

60代以上【n=200】 63.5 36.5

はい いいえ


[図 17]
◆夫婦で老後の生活資金について話し合ったことがあるか [単一回答形式]
0% 25% 50% 75% 100%

全体【n=1000】 45.5 54.5

20代【n=200】 41.0 59.0

30代【n=200】 43.5 56.5

代 40代【n=200】 39.5 60.5

50代【n=200】 42.0 58.0

60代以上【n=200】 61.5 38.5
はい いいえ




-8-
◆「夫婦の老後の生活資金として『2,000 万円』が必要だと思う」夫 67%、妻 76%
◆「夫婦の老後の生活資金として『2,000 万円』を貯めることができると思う」夫 46%、妻 32%

また、全回答者(1,000 名)に、夫婦の老後の生活資金として「2,000 万円」が必要だと思うか聞いたところ、「はい」
は 71.8%、「いいえ」は 28.2%となりました。公的年金以外に老後の生活資金として 2,000 万円は必要だと感じている
人は多いようです。
男女別にみると、2,000 万円が必要だと感じている人の割合は、男性では 67.4%、女性では 76.2%と女性のほうが
高くなりました。
年代別にみると、2,000 万円が必要だと感じている人の割合は、20 代 74.5%、30 代 77.0%、40 代 74.0%と、40
代までは 4 人に 3 人の割合となり、50 代(67.5%)や 60 代以上(66.0%)と比べて高くなりました。若い世代のほうが
必要金額を高く見積もっているようです。 [図 18]

では、どのくらいの人が、夫婦の老後の生活資金として「2,000 万円」を貯められると考えているのでしょうか。
全回答者(1,000 名)に、夫婦の老後の生活資金として「2,000 万円」を貯めることができると思うか聞いたところ、
「はい」は 38.8%、「いいえ」は 61.2%となりました。夫婦の老後の生活資金として「2,000 万円」が必要だと感じている
人が多いものの、2,000 万円を貯める自信がある人は少数派という結果となりました。
男女別にみると、2,000 万円を貯めることができると思っている人の割合は、男性では 45.6%、女性では 32.0%と男
性のほうが 13.6 ポイント高くなりました。老後の生活資金に不安を感じている人の割合が妻のほうが高くなっていたこと
の背景には、2,000 万円が必要だと感じている人の割合は妻のほうが高い一方、2,000 万円を貯める自信がある人の
割合は夫のほうが高いという“2,000 万円に対する夫婦の意識差”があるのではないでしょうか。
年代別にみると、2,000 万円を貯めることができると思っている人の割合は、20 代 44.0%、30 代 38.0%、40 代
36.0%、50 代 31.0%、60 代以上 45.0%となっており、50 代までは年代が上がるにつれ徐々に割合が低下しました。
現在の貯蓄額と老後までの時間を考えたときに、2,000 万円を貯めることは難しいと感じる人が多いのではないでしょう
か。 [図 19]

[図 18] ◆夫婦の老後の生活資金として「2,000万円」が必要だと思うか [単一回答形式]
0% 25% 50% 75% 100%

全体【n=1000】 71.8 28.2

男性【n=500】 67.4 32.6


女性【n=500】 76.2 23.8

20代【n=200】 74.5 25.5

年 30代【n=200】 77.0 23.0

代 40代【n=200】 74.0 26.0
別 50代【n=200】 67.5 32.5

60代以上【n=200】 66.0 34.0

はい いいえ


[図 19] ◆夫婦の老後の生活資金として「2,000万円」を貯めることができると思うか [単一回答形式]
0% 25% 50% 75% 100%

全体【n=1000】 38.8 61.2

男性【n=500】 45.6 54.4


女性【n=500】 32.0 68.0

20代【n=200】 44.0 56.0

年 30代【n=200】 38.0 62.0

代 40代【n=200】 36.0 64.0
別 50代【n=200】 31.0 69.0

60代以上【n=200】 45.0 55.0

はい いいえ


-9-
◆「夫婦の老後に備えるためにお金を毎月確保している」73% 確保している金額の平均は 3.8 万円

夫婦の老後の生活資金として「2,000 万円」が必要だと感じている人が 7 割以上いましたが、老後に備えるためのお
金は、毎月、いくらくらい確保できているのでしょうか。
全回答者(1,000 名)に、老後の備えとして、ひと月あたり、いくらくらい確保できているか聞きました。

まず、老後に備えるためのお金(=老後資金)を毎月多少の金額でも確保できている人の割合をみると、72.5%とな
りました。
年代別にみると、確保できている人の割合は、20 代 67.0%、30 代 70.5%、40 代 70.0%、50 代 77.0%、60 代
以上 78.0%となり、年代が上がるにつれ高くなりました。 [図 20]

[図 20]
◆夫婦の老後に備えるためのお金を毎月確保できているか
0% 25% 50% 75% 100%

全体【n=1000】 72.5 27.5

20代【n=200】 67.0 33.0

30代【n=200】 70.5 29.5

代 40代【n=200】 70.0 30.0

50代【n=200】 77.0 23.0

60代以上【n=200】 78.0 22.0
できている できていない



それでは、ひと月あたり、いくらくらい確保できているのでしょうか。
老後に備えるためのお金を毎月確保できている人(725 名)がいくら確保しているのかをみると、「1 万円~3 万円未
満」が 43.3%、「3 万円~5 万円未満」が 20.3%、「5 万円~10 万円未満」が 19.4%となり、平均は 38,434 円とな
りました。
年代別に平均額をみると、年代が上がるにつれ高くなっており、最も低い 20 代では 31,463 円、最も高い 60 代以
上では 44,346 円となりました。 [図 21]

[図 21]
◆老後の備えとしてひと月あたり確保している額 ◆老後の備えとしてひと月あたり確保している額の平均
[自由回答形式:数値]
0円 20,000円 40,000円 60,000円
対象:老後に備えるためのお金を毎月確保できている人
50% 43.3 全体【n=725】 38,434円
全体【n=725】
20代【n=134】 31,463円

25% 20.3 19.4 30代【n=141】 37,582円
12.6 年
4.4 代 40代【n=140】 37,286円

0%
50代【n=154】 40,334円
1万円 1万円 3万円 5万円 10万円
未満 ~ ~ ~ 以上
3万円 5万円 10万円 60代以上【n=156】 44,346円
未満 未満 未満




- 10 -
◆「2,000 万円」を貯めるために必要だと思うこと トップ 3 は「家計の見直し」「ライフプラン」「夫婦共働き」
◆老後の生活資金のために投資をしたい金融資産 「日本株式」と「投資信託」がツートップ

また、どうすれば、夫婦の老後の生活資金として「2,000 万円」を貯めることができると考えられているのでしょうか。

全回答者(1,000 名)に、夫婦の老後の生活資金として「2,000 万円」を貯めるために必要だと思うことを聞いたとこ
ろ、「家計の見直し」が最も多く 45.9%、次いで、「ライフプランを立てる」が 41.7%、「夫婦共働き」が 41.5%となりまし
た。家計やライフプランを見つめ直すことが必要だと考える人が多いようです。また、「投資による資産形成」は 27.9%で
した。話題になった金融庁の報告書でも、長期・分散型の資産運用の重要性が記述されていましたが、投資による資
産形成の必要性を感じている人は少なくないようです。
男女別にみると、「投資による資産形成」は男性では 33.6%、女性では 22.2%と男性のほうが高くなり、「家計の見
直し」(男性 39.4%、女性 52.4%)や「ライフプランを立てる」(男性 37.4%、女性 46.0%)、「夫婦共働き」(男性
38.4%、女性 44.6%)では女性のほうが高くなりました。 [図 22]

[図 22]
◆夫婦の老後の生活資金として「2,000万円」を貯めるために必要だと思うこと [複数回答形式]
75%
全体【n=1000】 男性【n=500】 女性【n=500】


50%
52.4



46.0
45.9




44.6
41.7



41.5
39.4




38.4
37.4




33.6




25%
29.0
28.8

28.6
27.9




26.2
26.1

26.0


7.4
22.2




6.2




6.0



5.4
5.0
4.9




19.8
4.3




4.0
3.8




3.8

3.6




17.0

14.2
3.2




0.2
0.2
0.2
0%
家計の ライフ 夫婦 定年後の 投資 副業 金融 自宅の 専門家 地方への その他 特になし
見直し プランを 共働き 就労継続 による リテラシー 売却 による 移住
立てる 資産形成 の向上 アドバイス



次に、夫婦の老後の生活資金として「2,000 万円」を貯めるために投資による資産形成が必要だと考えている人
(279 名)に、老後の生活資金のために投資をしたい金融資産を聞いたところ、「日本株式」が最も多く 46.6%、次いで、
「投資信託(「REIT」以外)」が 40.9%、「外国株式」が 21.5%、「外貨(FX を含む)」が 17.2%、「金(ゴールド)・プラ
チナ」が 14.7%となりました。 [図 23]

[図 23]
◆老後の生活資金のために投資をしたい金融資産 [複数回答形式]
対象:夫婦の老後の生活資金として「2,000万円」を貯めるために投資による資産形成が必要だと考えている人
75%
全体【n=279】

46.6
50% 40.9


21.5
25% 17.2 14.7 13.6 10.8
6.5
3.2
0%
日本株式 投資信託 外国株式 外貨 金(ゴールド)・ REIT 公社債 仮想通貨 その他
(「REIT」以外) (FXを含む)
プラチナ




- 11 -
▼夫婦の投資事情
◆「夫婦で一緒に考えて投資をしている」3 人に 1 人、「配偶者に内緒で投資をしている」5 人に 1 人
◆夫婦で一緒に考えて投資をしている金融資産 1 位「日本株式」2 位「投資信託」

続いて、“夫婦で一緒に行っている投資”や“配偶者に内緒で行っている投資”といった夫婦の投資事情について質
問を行いました。

まず、夫婦で一緒に考えて投資をしている人と、配偶者に内緒で投資をしている人の割合をみると、夫婦で一緒に
考えて投資をしている金融資産がある人は 32.8%、配偶者に内緒で投資をしている金融資産がある人は 19.5%でし
た。 [図 24]

[図 24] ◆「夫婦で一緒に考えて投資をしている金融資産」と「配偶者に内緒で投資をしている金融資産」の有無
0% 25% 50% 75% 100%

夫婦で一緒に考えて投資をしている金融資産

全体【n=1000】 32.8 67.2


配偶者に内緒で投資をしている金融資産

全体【n=1000】 19.5 80.5

ある ない



それでは、夫婦で一緒に考えて行っている投資や配偶者に内緒で行っている投資では、どのような金融資産に投資
をしているのでしょうか。
夫婦で一緒に考えて投資をしている人(328 名)に、一緒に考えて投資をしている金融資産を聞いたころ、「日本株
式」が最も多く 68.0%、「投資信託(「REIT」以外)」が 43.3%で続きました。夫婦で一緒に考えて行う投資では、日本
株が人気であることがわかりました。 [図 25]

[図 25] ◆夫婦で一緒に考えて投資をしている金融資産 [複数回答形式] 対象:夫婦で一緒に考えて投資をしている人
100%
全体【n=328】
75% 68.0

50% 43.3

19.5
25% 12.8 8.8 8.2 9.8
7.0 5.8
0%
日本株式 投資信託 外貨 外国株式 REIT 公社債 金(ゴールド)・ 仮想通貨 その他
(「REIT」以外) (FXを含む)
プラチナ



また、配偶者に内緒で投資をしている人(195 名)に、内緒で投資をしている金融資産を聞いたころ、「日本株式」が
最も多く 48.2%、「投資信託(「REIT」以外)」が 29.2%で続きました。 [図 26]

[図 26] ◆配偶者に内緒で投資をしている金融資産 [複数回答形式] 対象:配偶者に内緒で投資をしている人
100%
全体【n=195】
75%
48.2
50%
29.2
25% 12.8 10.8 8.7 8.7 9.7
5.6 5.6
0%
日本株式 投資信託 外貨 仮想通貨 外国株式 金(ゴールド)・ 公社債 REIT その他
(「REIT」以外) (FXを含む)
プラチナ


- 12 -
◆夫婦で一緒に考えて投資をするメリット 1 位「会話が増える」2 位「仲が良くなる」と「意見が聞ける」

次に、夫婦で一緒に考えて投資を行っている人(328 名)に、夫婦で一緒に考えて投資をするメリットを聞いたところ、
「夫婦の会話が増える」が最も多く 37.8%、次いで、「夫婦仲が良くなる」と「自分とは異なる視点の意見が聞ける」が
27.1%、「悩んだときにすぐ相談できる」が 26.2%、「投資成績が良いときなど喜びを共有できる」が 25.0%となりました。
投資に対するメリットよりも夫婦のコミュニケーションや夫婦円満に対するメリットを感じている人が多いようです。
男女別にみると、「夫婦仲が良くなる」(男性 29.9%、女性 22.2%)では男性のほうが高くなりましたが、「自分とは異
なる視点の意見が聞ける」(男性 24.6%、女性 31.6%)や「悩んだときにすぐ相談できる」(男性 21.8%、女性
34.2%)、「急な値動きをしたときなども冷静でいられる」(男性 10.0%、女性 18.8%)では女性のほうが高くなりました。
夫婦円満に対するメリットは男性、投資に対するメリットは女性のほうが感じているようです。 [図 27]

[図 27]
◆夫婦で一緒に考えて投資することのメリットだと感じること [複数回答形式]
対象:現在、夫婦で一緒に考えて投資を行っている人

50%
全体【n=328】 男性【n=211】 女性【n=117】
41.0
37.8
36.0




34.2
31.6
29.9




25%
27.1




27.1




26.5
26.2




25.6
25.0
24.6




23.9
22.2




21.8




21.0




18.8
18.0




14.5
13.1
10.0



11.3
9.5
0%
夫婦の会話が 夫婦仲が 自分とは 悩んだときに 投資成績が 夫婦の 急な値動きを 仲間がいる
増える 良くなる 異なる視点の すぐ相談 良いときなど 価値観が したときなども 心強さで
意見が聞ける できる 喜びを 揃うように 冷静で 長く
共有できる なる いられる 続けられる




- 13 -
▼夫婦円満投資
◆夫婦円満のためにお金をかけたいこと トップ 3「旅行」「誕生日プレゼント」「特別な日の食事」
“記念日のプレゼント”にお金をかけたいのは夫、“普段の生活”にお金をかけたいのは妻

夫婦仲を円満に保つための取り組みである“夫婦円満投資”について、質問を行いました。

全回答者(1,000 名)に、夫婦が円満にいるために、どのようなことにお金をかけたいと思うかを聞いたところ、「旅行」
が最も多く 45.8%、次いで、「誕生日プレゼント」が 34.4%、「特別な日の食事」が 33.5%、「健康」が 25.8%、「普段
の食事」が 25.0%となりました。旅行のほか、誕生日のプレゼントや特別な日の食事といった夫婦のイベントにお金をか
けたいと考える人が多いようです。
男女別にみると、「誕生日プレゼント」(男性 41.6%、女性 27.2%)や「結婚記念日のプレゼント」(男性 28.8%、女
性 18.2%)、「クリスマスプレゼント」(男性 15.8%、女性 10.4%)では男性のほうが高くなりました。他方、「健康」(男
性 21.2%、女性 30.4%)や「普段の食事」(男性 22.6%、女性 27.4%)では女性のほうが高くなりました。男性は、記
念日のプレゼントが大切だと考え、女性は普段の生活が大切だと考えているようです。 [図 28]

[図 28]
◆夫婦が円満にいるために、お金をかけたいこと [複数回答形式] ※上位10位までを抜粋
50%
全体【n=1000】 男性【n=500】 女性【n=500】
46.2
45.8


45.4


41.6
34.4




34.2
33.5
32.8




30.4




28.8




25%
27.4
27.2




25.8




25.0




23.5
22.6
21.2




18.2




16.6




16.6
16.1




15.8
15.6


14.8




13.1
13.0




10.4


9.2
8.8


8.4
0%
旅行 誕生日 特別な日の 健康 普段の 結婚 普段の 共通の クリスマス 住宅
プレゼント 食事 食事 記念日の デート 趣味 プレゼント (リフォーム含む)

プレゼント




- 14 -
◆現在の夫婦関係を表す漢字 「良」がダントツ 夫では「愛」、妻では「楽」がトップ 3 にランクイン
◆夫婦の「令和元年の家計」を表す漢字 1 位「苦」、5 位に「厳」

全回答者(1,000 名)に、夫婦の現在の関係を表す漢字(1 字)を聞いたところ、1 位「良」(132 件)、2 位「和」(74
件)、3 位「愛」(47 件)、4 位「普」(44 件)、5 位「楽」(43 件)となり、夫婦関係が円満である様子が窺える漢字が上
位に並びました。
男女別にみると、男女とも、1 位「良」(男性 72 件、女性 60 件)、2 位「和」(男性 32 件、女性 42 件)となりました
が、3 位以降で違いがみられ、男性では「愛」(26 件)、女性では「楽」(24 件)が 3 位になりました。愛に満ちた夫婦関
係を築けていると感じている男性や、気楽な夫婦関係を築けていると感じている女性も多いようです。
また、男性では「忍」(14 件)が 10 位となりました。現在の夫婦関係には忍耐が必要だと感じている男性もいるので
はないでしょうか。一方、女性では「平」(20 件)が 6 位に、「信」(12 件)が 9 位となりました。 [図 29]

[図 29]
◆夫婦の現在の関係を表す漢字(1字) [自由回答形式] ※上位10位までを抜粋

全体【n=1000】 男性【n=500】 女性【n=500】

順位 回答 件数 順位 回答 件数 順位 回答 件数
1位 良 132 1位 良 72 1位 良 60
2位 和 74 2位 和 32 2位 和 42
3位 愛 47 3位 愛 26 3位 楽 24
4位 普 44 4位 普 25 4位 友 22
5位 楽 43 楽 19 5位 愛 21
5位
6位 友 37 満 19 6位 平 20
7位 幸 34 7位 幸 18 7位 普 19
8位 平 30 8位 絆 16 8位 幸 16
9位 満 29 9位 友 15 9位 信 12
10位 絆 26 10位 忍 14 10位 満 / 絆 / 友 各10



次に、夫婦の「令和元年の家計」を表す漢字(1 字)を聞いたところ、1 位「苦」(88 件)、2 位「普」(65 件)、3 位
「平」と「良」(各 41 件)、5 位「厳」(38 件)となりました。今年の 10 月からは消費税が 10%に増税されましたが、「苦」
が 1 位、「厳」が 5 位という結果となりました。
男女別にみると、男性の 1 位は「普」(42 件)、女性の 1 位は「苦」(50 件)でした。 [図 30]

[図 30]
◆夫婦の「令和元年の家計」を漢字(1字) [自由回答形式] ※上位10位までを抜粋

全体【n=1000】 男性【n=500】 女性【n=500】

順位 回答 件数 順位 回答 件数 順位 回答 件数
1位 苦 88 1位 普 42 1位 苦 50
2位 普 65 2位 苦 38 2位 普 23
平 41 3位 良 26 3位 平 22
3位
良 41 4位 厳 23 良 15
4位
5位 厳 38 5位 平 19 厳 15
6位 貧 28 貧 15 6位 減 14
6位
7位 並 27 安 15 貧 13
7位
安 25 8位 並 14 並 13
8位
減 25 9位 不 12 9位 貯 12
10位 不 22 10位 減 / 中 各11 10位 危 11




- 15 -
◆「へそくりをしている」と思うアニメキャラクターランキング
夫キャラでは「フグ田マスオ」がダントツ、妻キャラでは「フグ田サザエ」と「野原みさえ」が接戦

最後に、全回答者(1,000 名)に、「へそくりをしている」と思う夫・妻のアニメキャラクターを聞いたところ、夫のアニメキャ
ラクターでは、1 位「フグ田マスオ(サザエさん)」(125 件)、2 位「野原ひろし(クレヨンしんちゃん)」(53 件)、3 位「波野ノ
リスケ(サザエさん)」と「野比のび助(ドラえもん)」(各 13 件)、5 位「さくらひろし(ちびまる子ちゃん)」(8 件)となりました。
また、妻のアニメキャラクターでは、1 位「フグ田サザエ(サザエさん)」(153 件)、2 位「野原みさえ(クレヨンしんちゃん)」
(134 件)、3 位「野比玉子(ドラえもん)」(16 件)、4 位「さくらすみえ(ちびまる子ちゃん)」(13 件)、5 位「磯野フネ(サ
ザエさん)」(4 件)となりました。 [図 31]

[図 31]
◆「へそくりをしている」と思う夫・妻のアニメキャラクター [自由回答形式] ※上位5位までを抜粋


全体【n=1000】 全体【n=1000】

順位 夫のアニメキャラクター 件数 順位 妻のアニメキャラクター 件数

1位 フグ田マスオ(サザエさん) 125 1位 フグ田サザエ (サザエさん) 153

2位 野原ひろし(クレヨンしんちゃん) 53 2位 野原みさえ(クレヨンしんちゃん) 134

波野ノリスケ(サザエさん) 13 3位 野比玉子(ドラえもん) 16
3位
野比のび助(ドラえもん) 13 4位 さくらすみえ(ちびまる子ちゃん) 13

5位 さくらひろし(ちびまる子ちゃん) 8 5位 磯野フネ(サザエさん) 4




- 16 -
■■調査概要■■



◆調査タイトル :夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2019

◆調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする
20歳以上の既婚(配偶者がいる)男女

◆調査期間 :2019年10月23日~10月24日

◆調査方法 :インターネット調査

◆調査地域 :全国

◆有効回答数 :1,000サンプル
20代 30代 40代 50代 60代以上 計
男性 100 100 100 100 100 500
女性 100 100 100 100 100 500



◆実施機関 :ネットエイジア株式会社




■■報道関係の皆様へ■■


本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、
「スパークス・アセット・マネジメント調べ」と付記のうえ
ご使用いただきますようお願い申し上げます。

■■本調査に関するお問合せ窓口■■


会社名 :スパークス・アセット・マネジメント株式会社
所在地 :東京都港区港南 1-2-70 品川シーズンテラス 6 階

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担当 :広報室
メールアドレス :pr_media@sparxgroup.com

TEL :03-6711-9200(代表)
FAX :03-6711-9201(代表)




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