「未来創生2号ファンド」 3Dプリンティング技術を用いて自動運転車両などを設計及び製造するLocal Motorsへの投資実行

2020 年 11 月 26 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)



「未来創生2号ファンド」 3D プリンティング技術を用いて自動運転車両などを設計及び製造する
Local Motors への投資実行
―業界最高水準の 3D プリンティング技術により製造業の革新を目指す―


スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2018 年 7 月に設立した「未来創生 2 号ファンド」
が、業界最高水準の 3D プリンティング技術を用いて自動運転 EV 車両などを設計及び製造する Local Motors(以
下、Local Motors と表記)の親会社である LM Industries Group, Inc.(本社:アメリカ合衆国テネシー州ノッ
クスビル、CEO:John Rogers。)への投資(金額は非開示)を実行しましたので、お知らせします。Local
Motors は今回の調達資金を活用し、R&D の加速及び製造オペレーションの向上への投資を行う予定です。より顧
客の要望に応じた車両などの製造を可能にし、変化するマーケットニーズに答え、更なる事業伸長を目指します。


■投資先企業の概要
Local Motors は、業界最高水準の 3D プリンティング技術により、3D プリンターのみによって車両の製造に必要なほ
とんど全ての部品を、高い水準の信頼性で生産することができる数少ない企業の一つです。更に、CAD ファイルから直
接パーツを生産可能なことから、従来の自動車メーカーが車両製造に要する期間よりも大幅に短期間での車両製造
が可能となります。現在は自社開発の自動運転 EV 車両である Olli の製造・販売を中心事業として行っておりますが、
上述の車両製造技術の高さに加え、独自の強力なネットワークにより、3D プリンティングに必要となる原材料や、自動
運転や EV に必要となるセンサー・モーターなど多数部品についても業界最高水準の企業とパートナーシップを組むこと
が出来ている点が強みです。今後は、Olli の製造・販売のみならず、幅広い製造業の顧客の日々変容するニーズに合
わせた製品を、Local Motors の 3D プリンティング技術を高い信頼性かつ短期間で製造し、製造業に革新を起こすこ
とが期待されます。


■「未来創生(1号)ファンド」及び「未来創生 2 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた
3 社による総額約 135 億円の出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を加え
た計 20 社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置
づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の
約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素材」を投資
対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。2020 年 10 月末時点の運用資産残高は、1 号と 2 号あ
わせて、1,093 億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/
■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

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