「未来創生2号ファンド」東大発AIべンチャーの株式会社日本データサイエンス研究所への投資実行

2020 年 10 月 19 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)



「未来創生2号ファンド」
東大発 AI べンチャーの株式会社日本データサイエンス研究所への投資実行
―大手企業との DX 推進/AI 実装、産業全体に提供するソリューション開発を加速―


スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2018 年 7 月に設立した「未来創生 2 号ファンド」
が、日本をアップグレードすることを使命とした東大発の AI 企業である株式会社日本データサイエンス研究所(本社:
東京都文京区、代表取締役社長:加藤 エルテス 聡志。以下、JDSC 社と表記)への投資(金額は非開示)を
実行しましたので、お知らせします。JDSC 社は今回の調達資金を活用し、専門性の高いデータサイエンスやエンジニア
リングの技術人材や豊富な経験を有するビジネス人材の登用、DX/AI ソリューションの開発、新領域への R&D 投資
等を強化します。


■投資先企業の概要
JDSC 社は Upgrade Japan を使命として、業界のリーディングカンパニーの皆様と共同で DX 推進/AI 実装によ
る業界課題の解決に取り組んでいます。これらの連携の中で、需要予測ソリューション(demand insight)や電力
データを活用したフレイル検知(要介護予兆の特定)、不在配送回避のソリューション等、幾つものソリューションが創
出されています。
JDSC 社のアプローチの特徴は「再現性の高さ」にあります。JDSC 社では、AI アルゴリズムの構築やシステム実装と
いった技術的な知見を豊富に有するメンバーに加え、AI を活用した具体的な解決策の提示や新規事業の立案、難
易度の高い DX プロジェクトの執行等、ビジネス面に優れた能力を有するメンバー、双方を有しています。技術知見とビ
ジネス知見を兼ね備えた稀有な AI ベンチャーとして、創業 2 年ではありますが、数多くの産業のリーディングカンパニーと
プロジェクトを推進するに至っています。このようなアプローチは、産業を問わず、様々なケースで再現可能と認識しており、
JDSC 社は引き続き新領域への参入を積極的に進めてまいります。
本件プレスリリースの内容を含め、詳細については JDSC 社のホームページ: https://jdsc.ai/ をご参照く
ださい。


■「未来創生(1号)ファンド」及び「未来創生 2 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた
3 社による総額約 135 億円の出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を加え
た計 20 社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置
づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の
約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素材」を投資
対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。2020 年 9 月末時点の運用資産残高は、1 号と 2 号あわ
せて、1,093 億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/


■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

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