「未来創生2号ファンド」AI 医療機器ベンチャーのアイリス株式会社への投資実行

2020 年 8 月 6 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)



「未来創生2号ファンド」
AI 医療機器ベンチャーのアイリス株式会社への投資実行
―AI によって医師の持つ匠の技をデジタル化する AI 医療機器を研究開発―


スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2018 年 7 月に設立した「未来創生 2 号ファンド」
が、AI(人工知能技術)によって医師のもつ匠の技をデジタル化する医療機器の研究開発・製造、機械学習の技
術開発を行うアイリス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:沖山 翔。以下、アイリス社と表記)
への投資(金額は非開示)を実行しましたので、お知らせします。アイリス社は今回の調達資金を活用し、AI 医療機
器のさらなる研究開発の加速とグローバル展開に向けた準備および優秀な人材の獲得を進めます。


■投資先企業の概要
アイリス社は、2017 年 11 月の創業以来、AI 技術を用いた高精度・早期診断対応のインフルエンザ検査法の開
発に取り組み、2019 年 4 月には第一種医療機器製造販売業を取得、同年冬には大規模な臨床試験を実現し
1 万人以上のデータを収集するなど成長を続けています。アイリス社は、医師 4 名を含む医療従事者や元厚生
労働省・経済産業省、医療 AI 専門家、大手医療機器メーカー出身者など多数の専門職が揃い、医療現場・
技術(ハード、ソフト、AI)・規制を深く理解した上で AI 医療機器をスピーディに開発する力を有しています。今
後もインフルエンザ AI 診断支援機器だけでなく他疾患への展開等、「すべての医師が匠の医療技術を共有し育
てることのできる社会の実現」というミッションに基づき、医療の未来に貢献します。
本件プレスリリースの内容を含め、詳細についてはアイリス社のホームページ:https://www.aillis.jp/ をご参
照ください。


■「未来創生(1号)ファンド」及び「未来創生 2 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた
3 社による総額約 135 億円の出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を加え
た計 20 社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置
づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の
約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素材」を投資
対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。2020 年 7 月末時点の運用資産残高は、1 号と 2 号あわ
せて、1,093 億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/


■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

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