「未来創生2号ファンド」製造業における作業の機械化及び自動化を支援する株式会社DeepX への投資実行

2020 年 7 月 31 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)



「未来創生2号ファンド」
製造業における作業の機械化及び自動化を支援する株式会社 DeepX への投資実行
―ディープラーニング技術及び機械制御技術を駆使してあらゆる機械を自動化―


スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2018 年 7 月に設立した「未来創生 2 号ファンド」
が、ディープラーニング技術及び機械制御技術を駆使して製造業における作業の機械化及び自動化を支援する株式
会社 DeepX(本社:東京都文京区、代表取締役:那須野薫。以下、DeepX 社と表記)への投資(金額は非
開示)を実行しましたので、お知らせします。DeepX 社は今回の調達資金を活用し、建設機械自動化、工場内作
業自動化、及び自動化モジュール提供等の事業化を加速させるため、エンジニアの採用及び計算資源への投資を行
う予定です。特に、認識技術や制御技術の少数データでの開発可能性や実空間での頑健性、汎用性、説明可能性
等を追求し、更なる事業伸長を目指します。


■投資先企業の概要
DeepX 社は、「あらゆる機械を自動化し、世界の生産現場を革新する」ことをミッションに掲げ、人工知能技術を活
用した現場作業の機械化及び自動化を支援する会社として、2016 年に創業されました。DeepX 社は、東京大学
大学院工学系研究科松尾研究室の出身者を中心とした高いレベルでの人工知能技術を持つエンジニア陣を多数擁
するだけではなく、機械制御技術に精通したエンジニアも多数在籍し、人工知能技術と機械制御技術の双方で高い
技術力を誇る数少ないスタートアップです。加えて、徹底的な現場理解及び顧客理解を怠らないエンジニア陣の姿勢
も顧客から評価されております。これまでに、建設現場における油圧ショベルの自動化、食品加工現場におけるパスタの
定量盛付けの自動化等に取り組んできました。
人工知能技術を用いたスタートアップは数多く存在するものの、DeepX 社のように生産現場の機械・ハードウェアの
自動化を標榜するスタートアップは数少なく、現在日本が直面している働き手不足、モノづくり衰退といった問題の解決
に資する事業と考えております。


■「未来創生(1号)ファンド」及び「未来創生 2 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた
3 社による総額約 135 億円の出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を加え
た計 20 社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置
づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の
約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素材」を投資
対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。2020 年 6 月末時点の運用資産残高は、1 号と 2 号あわ
せて、1,093 億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/


■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

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