当社子会社における調査結果レポートの発表について

2020 年 11 月 12 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)



当社子会社における調査結果レポートの発表について
夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する意識調査を実施



本日、当社子会社であるスパークス・アセット・マネジメント株式会社(代表取締役社長 阿部 修平)は、標記に
関する下記のプレスリリースを行いましたので、お知らせいたします。


■調査内容
夫婦の金銭事情や投資に対する意識を明らかにするため、2020 年 10 月 16 日~10 月 17 日の 2 日間、全国
の 20 歳以上の既婚(配偶者がいる)男女を対象に、「夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査 2020」を
インターネットリサーチにより実施し、1,000 名の有効サンプルを集計しました。なお本レポートは、サンプル調査という性
質上、実態を全て反映したものではありません。また、特定の投資商品や個別銘柄の取引を勧誘する目的で作成した
ものではありません。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)


■掲載 URL:https://www.sparx.co.jp/news/uploads/pdf/PressJ201112.pdf


■添付資料:
夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査 2020
(スパークス・アセット・マネジメント株式会社 調べ)


■本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com
2020年11月12日
各位

スパークス・サーベイ -世相をスパッと一刀両断-
夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査 2020
万が一の備えをする人が増加? 「へそくりをしている」妻の 51%、昨年調査から 10 ポイント上昇
コロナ禍が夫婦の家計へ与えた影響は? 「マイナスの影響」42%、「プラスの影響」5%
夫婦の「今年の家計」を表す漢字 「苦」が最多
スパークス・アセット・マネジメント株式会社(https://www.sparx.co.jp/)(東京都港区。代表取締役社長 阿部修
平)は、夫婦の金銭事情や投資に対する意識を明らかにするため、2020年10月16日~10月17日の2日間、全国の20
歳以上の既婚(配偶者がいる)男女を対象に、「夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2020」をインターネット
リサーチにより実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。なお本レポートは、サンプル調査という性質上、実態を全
て反映したものではありません。また、特定の投資商品や個別銘柄の取引を勧誘する目的で作成したものではありません。
(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
▼ 夫婦のマネー事情 ・・・・・・・・P.2-8
➢ 夫婦の貯金管理 「妻に主導権がある」53%
➢ 夫婦の預貯金額 「1,000万円以上」は28% 平均は734万円、昨年調査から24万円減少
➢ 毎月のおこづかい額は平均27,998円、昨年調査から1,135円減少 40代女性では7,804円減少
➢ 「現在のおこづかい額に満足している」45%、20代女性では36%
➢ 万が一の備えをする人が増加? 「へそくりをしている」妻の51%、昨年調査から10ポイント上昇
➢ へそくり額の男女比較 へそくりをしている妻は平均197万円、夫は平均137万円
➢ 「夫の給料を把握している」妻の77%、「妻の給料を把握していない」夫の45%
➢ 「妻の娯楽費・交際費を把握していない」夫の74%
➢ 「1年に1回はお金が原因の夫婦喧嘩をしている」夫婦の3組に1組
➢ 「お金のことが原因で離婚の危機を迎えたことがある」お金が原因で夫婦喧嘩をしている夫婦の2組に1組
➢ 夫婦間のマネールール 1位「勝手に高額な買い物をしない」2位「おこづかいの使いみちには口を出さない」
▼ コロナ禍の夫婦のマネー事情 ・・・・・・・・P.9-11
➢ コロナ禍が夫婦の家計へ与えた影響は? 「マイナスの影響」42%、「プラスの影響」5%
➢ 夫婦でコロナ禍を機に節約するようになったもの TOP3「外食費」「レジャー・娯楽費」「交際費」
➢ 「コロナ禍を機に、キャッシュレス決済を利用する機会が増えた」63%、20代男性では80%
➢ コロナ禍を機に、利用する機会が増えたキャッシュレス決済 2位「QR・バーコード決済」、1位は?
➢ 夫婦の「今年の家計」を表す漢字 「苦」が最多
▼ コロナ禍における住まいに関する意識 ・・・・・・・・P.12-13
➢ 「コロナ禍で都市部より郊外に住みたくなった」26%、「コロナ禍で集合住宅より戸建てに住みたくなった」40%
➢ 「コロナ禍で今よりも広い家に住みたくなった」24%
➢ 「コロナ禍で住宅の購入意欲が高まった」非持ち家居住者の14%
➢ 「コロナ禍によって住宅ローンの返済が苦しくなった」住宅ローン利用者の21%
▼ 夫婦の老後の生活資金 ・・・・・・・・P.14-16
➢ 「夫婦の老後に備えるためのお金を毎月確保できている」74%
➢ 夫婦の老後の備えとして毎月確保できている金額の平均は44,862円、昨年調査から6,428円増加
➢ 「今後、老後の生活資金のために金融投資をしたい」37%、30代男性では57%
➢ 老後の生活資金のために投資をしたい金融資産 TOP3「日本株式」「投資信託」「外国株式」
➢ 夫婦の老後資金に対する安心度は何点? コロナ禍以前は平均54点、現在は平均51点
▼ 夫婦の投資事情と夫婦円満投資 ・・・・・・・・P.17-22
➢ 「夫婦で一緒に考えて投資をしている」28%、「配偶者に内緒で投資をしている」17%
➢ 夫婦で一緒に考えて投資をしている金融資産 2位「投資信託」、1位は?
➢ 夫婦で一緒に考えて投資をするメリット 3位「夫婦仲が良くなる」2位「すぐ相談できる」、1位は?
➢ 夫婦仲を円満に保つための“夫婦円満投資” コロナ禍前も現在も1位は「誕生日プレゼント」
➢ 夫婦の円満度にはコロナ禍の影響なし? コロナ禍以前の点数は平均73点、現在の点数は平均72点
➢ コロナ禍に夫婦の円満度がアップするきっかけとなったエピソードとは?
➢ 夫婦円満の秘訣・ノウハウを教えてほしい芸能人 1位「ヒロミ・松本伊代 夫婦」「杉浦太陽・辻希美 夫婦」
➢ 夫婦円満の秘訣・ノウハウを教えてほしいアニメキャラ 「フグ田マスオ・フグ田サザエ 夫婦」がダントツ
◆◆報道関係の皆様へ◆◆
本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、
「スパークス・アセット・マネジメント調べ」と付記のうえ、ご使用いただきますようお願い申し上げます。
- 1 -
▼夫婦のマネー事情
◆夫婦の貯金管理 「妻に主導権がある」53%
◆夫婦の預貯金額 「1,000 万円以上」は 28% 平均は 734 万円、昨年調査から 24 万円減少

全国の 20 歳以上の既婚(配偶者がいる)男女 1,000 名(全回答者)に、夫婦のマネー事情について質問しました。

まず、全回答者(1,000 名)に、夫婦の貯金の管理はどちらが主導で行っているか聞いたところ、「妻が主導で行って
いる」は 52.8%、「夫が主導で行っている」は 25.4%、「夫婦別々に管理している」は 21.8%となりました。貯金の管理
について、主導権が妻にある夫婦が半数を超えました。 [図 1]

[図 1]
◆夫婦の貯金の管理はどちらが主導で行っているか [単一回答形式]
0% 25% 50% 75% 100%



全体【n=1000】 52.8 25.4 21.8



妻が主導で行っている 夫が主導で行っている 夫婦別々に管理している


夫婦の預貯金の残高を聞いたところ、「100 万円未満」(18.6%)や「100 万円~300 万円未満」(18.9%)、「500
万円~1,000 万円未満」(13.5%)、「1,000 万円~2,000 万円未満」(15.4%)などに回答が分かれました。また、「0
円」との回答は 13.1%、『1,000 万円以上(計)』は 27.9%で、平均は 734 万円でした。 [図 2]
昨年の調査結果と比較すると、夫婦の預貯金の残高の平均は 24 万円の減少(2019 年 758 万円→2020 年 734
万円)となりました。年代別にみると、50 代では 295 万円の減少(2019 年 1,036 万円→2020 年 741 万円)、60
代以上では 79 万円の減少(2019 年 1,612 万円→2020 年 1,533 万円)と、50 代以上で大幅な減少がみられまし
た。 [図 3]

[図 2]
◆夫婦の預貯金の残高 [自由回答形式:数値]
50%
全体【n=1000】
1,000万円以上(計)
27.9%

25% 18.6 18.9
13.5 15.4
13.1
8.0 5.9 6.6

0%
0円 100万円 100万円~ 300万円~ 500万円~ 1,000万円~ 2,000万円~ 3,000万円
未満 300万円未満 500万円未満 1,000万円 2,000万円 3,000万円 以上
未満 未満 未満

[図 3]
◆夫婦の預貯金の残高の平均
0万円 500万円 1,000万円 1,500万円 2,000万円
758万円
全体【n=1000】
734万円
230万円
20代【n=200】
255万円
363万円
30代【n=200】
443万円
年 550万円
代 40代【n=200】
別 696万円
1,036万円
50代【n=200】
741万円 2019年
1,612万円
60代以上【n=200】 2020年
1,533万円


- 2 -
◆毎月のおこづかい額は平均 27,998 円、昨年調査から 1,135 円減少 40 代女性では 7,804 円減少
◆「現在のおこづかい額に満足している」45%、20 代女性では 36%

次に、全回答者(1,000 名)に、おこづかい額の決定権はどちらが強いか聞いたところ、「妻のほうが強い」は 39.0%、
「夫のほうが強い」は 22.9%、「どちらも同じくらい」は 38.1%となりました。決定権が同じくらいの強さという夫婦は少なく
ないようです。 [図 4]
[図 4]
◆おこづかい額の決定権はどちらが強いか [単一回答形式]
0% 25% 50% 75% 100%


全体【n=1000】 39.0 22.9 38.1


妻のほうが強い 夫のほうが強い どちらも同じくらい

毎月のおこづかい額(=ひと月に自由に使えるお金)はどのくらいか聞いたところ、「1 万円~3 万円未満」(36.4%)に
最も多くの回答が集まり、平均は 27,998 円でした。 [図 5]
昨年の調査結果と比較すると、おこづかい額の平均は、2019 年 29,133 円→2020 年 27,998 円と、1,135 円の
減少となりました。男女・年代別にみると、男女とも 40 代で大幅な減少傾向がみられ、40 代男性は 5,350 円の減少
(2019 年 35,960 円→2020 年 30,610 円)、40 代女性は 7,804 円の減少(2019 年 23,220 円→2020 年 15,416
円)となりました。 [図 6]
[図 5]
◆毎月のおこづかい額 [自由回答形式:数値]
50%
36.4 全体【n=1000】


25% 19.4
16.3
13.8
8.4
5.7

0%
0円 1万円未満 1万円~ 3万円~ 5万円~ 10万円以上
3万円未満 5万円未満 10万円未満


[図 6]
◆毎月のおこづかい額の平均
0円 30,000円 60,000円
29,133円
全体【n=1000】
27,998円
26,300円
20代男性【n=100】
28,691円
28,960円
30代男性【n=100】
25,960円
35,960円
40代男性【n=100】
30,610円
53,360円
50代男性【n=100】
男 51,805円
女 43,420円
60代以上男性【n=100】
・ 43,230円
年 20,100円
代 20代女性【n=100】
21,300円
別 14,460円
30代女性【n=100】
15,730円
23,220円
40代女性【n=100】
15,416円 2019年
23,040円
50代女性【n=100】
20,110円
22,510円 2020年
60代以上女性【n=100】
27,130円




- 3 -
また、現在のおこづかい額に満足しているか聞いたところ、「満足している」は 44.9%、「満足していない」は 26.6%、
「どちらともいえない」は 28.5%となりました。
男女・年代別にみると、現在のおこづかい額に満足している人の割合が最も高くなったのは 60 代以上女性
(60.0%)、最も低くなったのは 20 代女性(36.0%)でした。 [図 7]


[図 7]
◆現在のおこづかい額に満足しているか [単一回答形式]
0% 25% 50% 75% 100%

全体【n=1000】 44.9 26.6 28.5
20代男性【n=100】 50.0 27.0 23.0
30代男性【n=100】 44.0 39.0 17.0
40代男性【n=100】 40.0 29.0 31.0
50代男性【n=100】 47.0 23.0 30.0

女 60代以上男性【n=100】 49.0 25.0 26.0


代 20代女性【n=100】 36.0 37.0 27.0

30代女性【n=100】 42.0 25.0 33.0
40代女性【n=100】 43.0 30.0 27.0
50代女性【n=100】 38.0 18.0 44.0
60代以上女性【n=100】 60.0 13.0 27.0

満足している 満足していない どちらともいえない




- 4 -
◆万が一の備えをする人が増加? 「へそくりをしている」妻の 51%、昨年調査から 10 ポイント上昇
◆へそくり額の男女比較 へそくりをしている妻は平均 197 万円、夫は平均 137 万円

へそくりなどパートナーに隠してお金を蓄えている人はどのくらいいるのでしょうか。

全回答者(1,000 名)に、パートナー(夫・妻)に隠して蓄えているお金(へそくり)について聞いたところ、へそくりをしている
人の割合は、全体では 47.3%、男性では 43.2%、女性では 51.4%でした。
昨年の調査結果と比較すると、へそくりをしている人の割合は、2019 年 41.6%→2020 年 47.3%と、5.7 ポイントの
上昇となり、男女別にみると、女性では 2019 年 41.8%→2020 年 51.4%と、9.6 ポイントの上昇となりました。夫に知ら
れないようにお金を貯めている妻は増えているようです。 [図 8]


[図 8]
◆へそくりをしている人の割合
0% 25% 50% 75%

41.6
全体【n=1000】
47.3


41.4
男性【n=500】
43.2


別 41.8 2019年
女性【n=500】
51.4 2020年




へそくりをしている人(473 名)に、へそくり額を聞いたところ、平均は 169 万円で、男女別では男性 137 万円、女性
197 万円と、女性のほうが 60 万円高くなりました。
昨年の調査結果と比較すると、へそくり額の平均は、2019 年 193 万円→2020 年 169 万円と、24 万円低くなりまし
た。 [図 9]


[図 9]
◆へそくり額の平均
対象:へそくりをしている人
0万円 200万円 400万円

【n=416】 193万円
全体
【n=473】 169万円


【n=207】 149万円
男性
【n=216】 137万円


別 【n=209】 238万円
2019年
女性
【n=257】 197万円 2020年




- 5 -
◆「夫の給料を把握している」妻の 77%、「妻の給料を把握していない」夫の 45%
◆「妻の娯楽費・交際費を把握していない」夫の 74%

お互いの収入額や支出額の把握状況について質問しました。

配偶者が働いている人(716 名)に、配偶者の給料を把握しているか聞いたところ、「把握している」は 68.7%、「把
握していない」は 31.3%となりました。
男女別にみると、女性では「把握している」は 77.4%と、妻の多くが夫の給料を把握している一方、男性では「把握
していない」は 44.7%と、妻の給料を把握していない夫が少なくない実態が明らかとなりました。 [図 10]

[図 10]
◆配偶者の給料を把握しているか [単一回答形式]
対象:配偶者が働いている人
0% 25% 50% 75% 100%


全体【n=716】 68.7 31.3



男性【n=282】 55.3 44.7



女性【n=434】 77.4 22.6


把握している 把握していない



また、全回答者(1,000 名)に、配偶者の娯楽費・交際費を把握しているか聞いたところ、「把握している」は 38.9%、
「把握していない」は 61.1%となりました。
男女別にみると、男性では「把握している」は 26.2%、「把握していない」は 73.8%と、把握していない夫のほうが多く
なったのに対し、女性では「把握している」は 51.6%、「把握していない」は 48.4%と、把握している妻のほうが多くなりま
した。 [図 11]

[図 11]
◆配偶者の娯楽費・交際費を把握しているか [単一回答形式]

0% 25% 50% 75% 100%


全体【n=1000】 38.9 61.1



男性【n=500】 26.2 73.8



女性【n=500】 51.6 48.4


把握している 把握していない




- 6 -
◆「1 年に 1 回はお金が原因の夫婦喧嘩をしている」夫婦の 3 組に 1 組
◆「お金のことが原因で離婚の危機を迎えたことがある」お金が原因で夫婦喧嘩をしている夫婦の 2 組に 1 組

お金のことが原因の揉めごとについて質問しました。

全回答者(1,000 名)に、お金が原因の夫婦喧嘩を 1 年間でどのくらいしているか聞いたところ、「0 回」は 66.9%と
なった一方、『お金が原因の夫婦喧嘩をしている夫婦の割合』(1 回以上と回答した人の割合の合計)は 33.1%となり、
平均回数は 2.2 回でした。 [図 12]

[図 12]
◆お金が原因の夫婦喧嘩を1年間でどのくらいしているか <1年間の平均回数>
[自由回答形式:数値] 2.2回
75% 66.9
全体【n=1000】

50% お金が原因の夫婦喧嘩をしている夫婦の割合
33.1%

25%
8.1 8.2 5.2 5.2
4.1 2.3
0%
0回 1回 2回 3回~4回 5回~ 10回~ 20回以上
10回未満 20回未満



また、お金のことが原因で離婚の危機をこれまでに何回くらい迎えたか聞いたところ、「0 回」は 82.0%、『お金のことが
原因で離婚の危機を迎えたことがある夫婦の割合』(1 回以上と回答した人の割合の合計)は 18.0%となり、平均回
数は 0.9 回でした。お金のことが原因で危うく離婚になるところだったという夫婦は少なくないようです。
お金のことで喧嘩をするかどうかでみると、『お金のことが原因で離婚の危機を迎えたことがある夫婦の割合』は、お金
のことで喧嘩をする夫婦では 48.0%となりました。お金のことが原因で喧嘩をしていると、喧嘩が離婚の危機にまで発展
してしまうリスクがあるようです。 [図 13]

[図 13]
◆お金のことが原因で離婚の危機をこれまでに何回くらい迎えたか [自由回答形式:数値]

<平均回数>
全体:0.9回 お金のことで喧嘩をする夫婦:1.9回
100%
82.0 96.9 全体【n=1000】 お金のことで喧嘩をする夫婦【n=331】 お金のことで喧嘩をしない夫婦【n=669】
75%
52.0
お金のことが原因で離婚の危機を迎えたことがある夫婦の割合
50%
全体:18.0% お金のことで喧嘩をする夫婦:48.0%

25% 16.0
11.2 8.5
6.4 6.6
1.6 4.0 0.4 2.9 0.1 2.5 0.4 1.6 4.5 0.1 0.6 1.2 0.3
0%
0回 1回 2回 3回~4回 5回~ 10回~ 20回以上
10回未満 20回未満




- 7 -
◆夫婦間のマネールール 1 位「勝手に高額な買い物をしない」2 位「おこづかいの使いみちには口を出さない」

夫婦間にどのようなお金の決まりごとがあるのでしょうか。

全回答者(1,000 名)に、夫婦にどのようなマネールール(お金に関する夫婦間のルール)があるか聞いたところ、「勝
手に高額な買い物をしない」(36.5%)が最も高くなりました。夫婦間で相談もなく一方が高額な買い物をすることを禁
止している夫婦が多いようです。以降、「おこづかいの使いみちには口を出さない」(22.5%)、「毎月一定額は貯蓄に回
す」(20.9%)、「お金のことで不満があったら伝える」(20.5%)、「ライフプラン・マネープランは二人で決める」(16.0%)が
続きました。 [図 14]

[図 14]
◆夫婦にどのようなマネールール(お金に関する夫婦間のルール)があるか [複数回答形式] ※上位10位までを抜粋
50%
全体【n=1000】
36.5



25% 22.5 20.9 20.5
16.0 14.8 14.4
11.5 10.6
8.2


0%
勝手に おこづかい 毎月 お金の ライフ 毎月 支払いの 毎月 定期的に 勝手に
高額な の使い 一定額は ことで プラン・ おこづかい 役割 お金の お金の 銀行
買い物を みちには 貯蓄に 不満が マネー 以上は 分担をする 収支を 会議を行う 口座を
しない 口を 回す あったら プランは 使わない (住宅ローンは夫、 報告する 作らない
食費は妻など)
出さない 伝える 二人で
決める




- 8 -
▼コロナ禍の夫婦のマネー事情
◆コロナ禍が夫婦の家計へ与えた影響は? 「マイナスの影響」42%、「プラスの影響」5%
◆夫婦でコロナ禍を機に節約するようになったもの TOP3「外食費」「レジャー・娯楽費」「交際費」

コロナ禍が夫婦のマネー事情に与えた影響について質問しました。

全回答者(1,000 名)に、コロナ禍は夫婦の家計にどのような影響があるか聞いたところ、「非常にマイナスの影響があ
る」は 12.6%、「ややマイナスの影響がある」は 28.9%で、合計した『マイナスの影響がある(計)』は 41.5%、「非常にプ
ラスの影響がある」は 1.2%、「ややプラスの影響がある」は 3.4%で、合計した『プラスの影響がある(計)』は 4.6%、「影
響はない」は 53.9%となりました。 [図 15]

[図 15]
◆コロナ禍は夫婦の家計にどのような影響があるか [単一回答形式] マイナスの プラスの
影響がある 影響がある
0% 25% 50% 75% 100% (計) (計)


3.4
全体【n=1000】 12.6 28.9 53.9 41.5 4.6
1.2



非常にマイナスの影響がある ややマイナスの影響がある
影響はない ややプラスの影響がある
非常にプラスの影響がある



また、夫婦でコロナ禍を機に節約するようになったものを聞いたところ、「外食費」(46.0%)が最も高く、次いで、「レジ
ャー・娯楽費」(38.1%)、「交際費」(26.3%)となりました。感染症対策として、外食やレジャー、友人付き合いを控え
たという人が多いのではないでしょうか。 [図 16]

[図 16]
◆夫婦でコロナ禍を機に節約するようになったもの [複数回答形式] ※上位10位までを抜粋
50% 46.0

38.1 全体【n=1000】


26.3
25% 22.4 20.8

10.3 9.8
6.0 4.9 3.8

0%
外食費 レジャー・ 交際費 食費 被服・ 交通費・ 美容費 水道 日用品・ 通信費
娯楽費 (外食費除く) ファッション ガソリン代 (化粧品や 光熱費 生活 (インターネット・
美容院など) スマホなど)
費 用品費
(ティッシュや
洗剤など)




- 9 -
◆「コロナ禍を機に、キャッシュレス決済を利用する機会が増えた」63%、20 代男性では 80%
◆コロナ禍を機に、利用する機会が増えたキャッシュレス決済 2 位「QR・バーコード決済」、1 位は?

全回答者(1,000 名)に、コロナ禍を機に、キャッシュレス決済を利用する機会が増えたか聞いたところ、「利用する機
会が増えた」は 63.0%となりました。
男女・年代別にみると、利用する機会が増えた人の割合は 20 代男性(80.0%)が最も高く、以降、30 代女性
(70.0%)、60 代以上女性(66.0%)が続きました。 [図 17]

[図 17]
◆コロナ禍を機に、キャッシュレス決済を利用する機会は増えたか
0% 25% 50% 75% 100%
全体【n=1000】 63.0 37.0
20代男性【n=100】 80.0 20.0
30代男性【n=100】 62.0 38.0
40代男性【n=100】 58.0 42.0
男 50代男性【n=100】 60.0 40.0
女 60代以上男性【n=100】 59.0 41.0


代 20代女性【n=100】 57.0 43.0
別 30代女性【n=100】 70.0 30.0
40代女性【n=100】 57.0 43.0
50代女性【n=100】 61.0 39.0
60代以上女性【n=100】 66.0 34.0

利用する機会が増えた 利用する機会は増えていない



コロナ禍を機に、キャッシュレス決済を利用する機会が増えた人(630 名)に、利用する機会が増えたキャッシュレス決
済を聞いたところ、「クレジットカード」(75.4%)が最も高く、次いで、「QR・バーコード決済」(48.7%)、「IC カード型電
子マネー」(24.8%)となりました。 [図 18]

[図 18]
◆コロナ禍を機に、利用する機会が増えたキャッシュレス決済 [複数回答形式]
対象:コロナ禍を機に、キャッシュレス決済を利用する機会が増えた人
100%

75.4 全体【n=630】
75%

48.7
50%

24.8
25% 17.9
7.0 5.6 3.8
0.0
0%
クレジット QR・ ICカード型 スマホ キャリア決済 プリペイド デビットカード その他
カード バーコード 電子マネー 非接触型 カード
決済 決済




- 10 -
◆夫婦の「今年の家計」を表す漢字 「苦」が最多

今年の家計を漢字 1 字で表すとしたら、どの漢字を思い浮かべる人が多いのでしょうか。

全回答者(1,000 名)に、夫婦の「今年の家計」を表す漢字(1 字)を聞いたところ、1 位「苦」(92 件)、2 位「平」
(57 件)、3 位「普」(53 件)、4 位「並」(47 件)、5 位「減」(40 件)となりました。“苦”や“減”といった、コロナ禍が家計
に悪影響を及ぼしたことがうかがえる回答のほか、“平”や“普”、“並”といった、家計が安定していることがうかがえる回答
が上位に挙げられました。 [図 19]

[図 19]
◆夫婦の「今年の家計」を表す漢字(1字) [自由回答形式]
※上位10位までを抜粋

全体【n=1000】

順位 回答 件数
1位 苦 92
2位 平 57
3位 普 53
4位 並 47
5位 減 40
節 28
6位
耐 28
8位 忍 25
9位 貯 24
楽 21
10位
満 21




- 11 -
▼コロナ禍における住まいに関する意識
◆「コロナ禍で都市部より郊外に住みたくなった」26%、「コロナ禍で集合住宅より戸建てに住みたくなった」40%
◆「コロナ禍で今よりも広い家に住みたくなった」24%

全回答者(1,000 名)に、コロナ禍において、住まいに関する意識がどのように変化したか聞きました。

【コロナ禍で都市部より郊外に住みたくなった】では「そう思う」は 26.0%、「そう思わない」は 74.0%となりました。感染
リスクを下げるため、人口密度の低い郊外に住みたいと思うようになった人は少なくないようです。
また、【コロナ禍で集合住宅より戸建てに住みたくなった】では「そう思う」は 40.0%、【コロナ禍で今よりも広い家に住み
たくなった】では「そう思う」は 24.3%となりました。 [図 20]

[図 20]
◆コロナ禍における住まいに関する意識の変化 [各単一回答形式]

0% 25% 50% 75% 100%

コロナ禍で都市部より郊外に住みたくなった

全体【n=1000】 26.0 74.0


コロナ禍で集合住宅より戸建てに住みたくなった

全体【n=1000】 40.0 60.0


コロナ禍で今よりも広い家に住みたくなった

全体【n=1000】 24.3 75.7

そう思う そう思わない




- 12 -
◆「コロナ禍で住宅の購入意欲が高まった」非持ち家居住者の 14%
◆「コロナ禍によって住宅ローンの返済が苦しくなった」住宅ローン利用者の 21%

続いて、住宅の購入に関して質問しました。

住まいが持ち家でない人(340 名)に、コロナ禍で住宅の購入意欲が高まったか聞いたところ、「高まった」は 14.4%、
「高まっていない」は 85.6%となりました。 [図 21]

[図 21]
◆コロナ禍で住宅の購入意欲が高まったか [単一回答形式]
対象:住まいが持ち家でない人

0% 25% 50% 75% 100%



全体【n=340】 14.4 85.6



高まった 高まっていない




住まいが持ち家でない人で、コロナ禍で住宅の購入意欲が高まった人(49 名)に、コロナ禍で住宅ローンを組むことに
慎重になったか聞いたところ、「そう思う」は 67.3%となりました。コロナ禍で先を見通すことが難しいためか、住宅ローンを
組むことに踏み切れないという人が多いようです。 [図 22]

[図 22]
◆コロナ禍で住宅ローンを組むことに慎重になったか [単一回答形式]
対象:住まいが持ち家でない人で、コロナ禍で住宅の購入意欲が高まった人

0% 25% 50% 75% 100%



全体【n=49】 67.3 32.7



そう思う そう思わない


また、現在、住宅ローンを返済中の人(352 名)に、コロナ禍によって住宅ローンの返済が苦しくなったか聞いたところ、
「苦しくなった」は 20.5%、「苦しくなっていない」は 79.5%となりました。 [図 23]

[図 23]
◆コロナ禍によって住宅ローンの返済が苦しくなったか [単一回答形式]
対象:住宅ローンを返済中の人

0% 25% 50% 75% 100%



全体【n=352】 20.5 79.5



苦しくなった 苦しくなっていない




- 13 -
▼夫婦の老後の生活資金
◆「夫婦の老後に備えるためのお金を毎月確保できている」74%
◆夫婦の老後の備えとして毎月確保できている金額の平均は 44,862 円、昨年調査から 6,428 円増加

夫婦の老後の生活資金について質問しました。

全回答者(1,000 名)に、夫婦の老後に備えるためのお金を毎月確保できているか聞いたところ、確保できている人
の割合は 74.1%でした。
昨年の調査結果と比較すると、確保できている人の割合は、40 代では 7.0 ポイントの上昇(2019 年 70.0%→
2020 年 77.0%)となったのに対し、50 代では 6.5 ポイントの下降(2019 年 77.0%→2020 年 70.5%)となりました。
[図 24]

[図 24]
◆夫婦の老後に備えるためのお金を毎月確保できている人の割合
0% 25% 50% 75% 100%
72.5
全体【n=1000】
74.1
67.0
20代【n=200】
70.5
70.5
30代【n=200】
71.0

代 70.0
40代【n=200】
別 77.0
77.0
50代【n=200】
70.5 2019年
78.0 2020年
60代以上【n=200】
81.5



老後に備えるためのお金を毎月確保できている人(741 名)に、老後の備えとしてひと月あたりにいくらくらい確保でき
ているか聞いたところ、「5 万円~10 万円未満」(38.3%)に最も多くの回答が集まったほか、「1 万円~3 万円未満」
(25.6%)にも回答が集まり、平均は 44,862 円でした。
昨年の調査結果と比較すると、ひと月あたりに確保できている額の平均は 2019 年 38,434 円→2020 年 44,862
円と、6,428 円の増加となりました。年代別にみると、増加幅が最も大きくなったのは 50 代で、9,397 円の増加(2019
年 40,334 円→2020 年 49,731 円)となりました。 [図 25]

[図 25]
◆老後の備えとしてひと月あたりに確保できている額 ◆老後の備えとしてひと月あたりに確保できている額の平均
[自由回答形式:数値] 対象:老後に備えるためのお金を毎月確保できている人
対象:老後に備えるためのお金を毎月確保できている人 2019年 2020年
50% 0円 30,000円 60,000円
全体【n=741】 38.3 【n=725】 38,434円
全体
【n=741】 44,862円
25.6 【n=134】 31,463円
20代
25% 【n=141】 36,596円
19.2
【n=141】 37,582円
30代
11.2 【n=142】 39,469円
年 【n=140】 37,286円
5.7 代 40代
【n=154】 46,409円

0% 【n=154】 40,334円
50代
1万円 1万円~ 3万円~ 5万円~ 10万円 【n=141】 49,731円
未満 3万円 5万円 10万円 以上 【n=156】 44,346円
60代以上
未満 未満 未満 【n=163】 51,037円




- 14 -
◆「今後、老後の生活資金のために金融投資をしたい」37%、30 代男性では 57%
◆老後の生活資金のために投資をしたい金融資産 TOP3「日本株式」「投資信託」「外国株式」

続いて、老後の生活資金のための金融投資について質問しました。

全回答者(1,000 名)に、今後、老後の生活資金のために金融投資をしたいと思うか聞いたところ、「そう思う」は
36.7%、「そう思わない」は 63.3%となりました。
男女・年代別にみると、老後の生活資金のために金融投資をしたいと考えている人の割合は、いずれの年代でも女
性より男性のほうで高い傾向がみられ、最も高くなったのは 30 代男性(57.0%)でした。 [図 26]

[図 26]
◆今後、老後の生活資金のために金融投資をしたいと思うか
0% 25% 50% 75% 100%
全体【n=1000】 36.7 63.3
20代男性【n=100】 50.0 50.0
30代男性【n=100】 57.0 43.0
40代男性【n=100】 47.0 53.0
男 50代男性【n=100】 39.0 61.0
女 60代以上男性【n=100】 44.0 56.0


代 20代女性【n=100】 22.0 78.0
別 30代女性【n=100】 19.0 81.0
40代女性【n=100】 33.0 67.0
50代女性【n=100】 26.0 74.0
60代以上女性【n=100】 30.0 70.0

そう思う そう思わない



では、どのような金融資産を投資対象と考えている人が多いのでしょうか。
今後、老後の生活資金のために金融投資をしたいと考えている人(367 名)に、どのような金融資産に投資をしたい
か聞いたところ、「日本株式」(59.7%)が最も高く、次いで、「投資信託(「REIT」以外)」(40.9%)、「外国株式」
(24.0%)となりました。老後の生活資金のために投資に取り組むなら、株式投資や投資信託の活用だと考えている人
が多いようです。以降、「外貨(FX を含む)」(14.7%)、「金(ゴールド)・プラチナ」(12.0%)が続きました。 [図 27]

[図 27]
◆老後の生活資金のために投資をしたい金融資産 [複数回答形式]
対象:今後、老後の生活資金のために金融投資をしたいと考えている人
75%
59.7 全体【n=367】

50% 40.9

24.0
25%
14.7 12.0 9.3
5.7 5.4 6.0

0%
日本株式 投資信託 外国株式 外貨 金(ゴールド)・ 公社債 REIT 仮想通貨 その他
(「REIT」以外) (FXを含む) プラチナ




- 15 -
◆夫婦の老後資金に対する安心度は何点? コロナ禍以前は平均 54 点、現在は平均 51 点

夫婦の老後資金に対する安心度を点数で評価するとしたら、何点くらいをイメージする人が多いのでしょうか。

全回答者(1,000 名)に、夫婦の老後資金に対する安心度(100 点満点)を聞いたところ、【コロナ禍以前の点数】
では「50 点台」(23.9%)に最も多くの回答が集まったほか、「30 点未満」(19.2%)にも回答が集まり、平均は 53.6 点
でした。他方、【現在の点数】では「30 点未満」(22.3%)と「50 点台」(21.2%)に多くの回答が集まり、平均は 51.4
点でした。 [図 28]

[図 28]
◆夫婦の老後資金に対する安心度(100点満点) [各自由回答形式:数値]
全体【n=1000】
50%
コロナ禍以前の点数
<平均点>
コロナ禍以前の点数:53.6点 現在の点数
現在の点数 :51.4点

23.9
25% 22.3 21.2
19.2

12.210.9
10.1 9.8 10.510.2
8.5 8.7
5.9 6.9 4.5 5.8 5.2 4.2

0%
30点未満 30点台 40点台 50点台 60点台 70点台 80点台 90点台 100点




- 16 -
▼夫婦の投資事情と夫婦円満投資
◆「夫婦で一緒に考えて投資をしている」28%、「配偶者に内緒で投資をしている」17%
◆夫婦で一緒に考えて投資をしている金融資産 2 位「投資信託」、1 位は?

夫婦の投資事情について質問しました。

全回答者(1,000 名)に、“夫婦で一緒に考えて投資をしている金融資産”と“配偶者に内緒で投資をしている金融
資産”の有無を聞いたところ、夫婦で一緒に考えて投資をしている金融資産では「ある」は 27.6%、配偶者に内緒で投
資をしている金融資産では「ある」は 16.9%でした。 [図 29]

[図 29]
◆「夫婦で一緒に考えて投資をしている金融資産」と「配偶者に内緒で投資をしている金融資産」の有無
0% 25% 50% 75% 100%

夫婦で一緒に考えて投資をしている金融資産

全体【n=1000】 27.6 72.4


配偶者に内緒で投資をしている金融資産

全体【n=1000】 16.9 83.1

ある ない


では、どのような金融資産に投資をしている人が多いのでしょうか。
夫婦で一緒に考えて投資をしている人(276 名)に、夫婦で一緒に考えて投資をしている金融資産を聞いたところ、
「日本株式」(65.9%)が最も高く、「投資信託(「REIT」以外)」(39.5%)が続きました。 [図 30]

[図 30]
◆夫婦で一緒に考えて投資をしている金融資産 [複数回答形式] 対象:夫婦で一緒に考えて投資をしている人
100%
全体【n=276】
75% 65.9

50% 39.5

25% 11.2 9.8 8.0 6.9 6.5 3.3 5.4
0%
日本株式 投資信託 外国株式 公社債 外貨 金(ゴールド)・ REIT 仮想通貨 その他
(「REIT」以外) (FXを含む) プラチナ

また、配偶者に内緒で投資をしている人(169 名)に、配偶者に内緒で投資をしている金融資産を聞いたところ、こち
らも「日本株式」(58.6%)が最も高くなりました。 [図 31]

[図 31]
◆配偶者に内緒で投資をしている金融資産 [複数回答形式] 対象:配偶者に内緒で投資をしている人
100%
全体【n=169】
75% 58.6
50%
33.1
25% 14.2 13.6
6.5 6.5 5.9 5.9 8.9
0%
日本株式 投資信託 外国株式 外貨 公社債 REIT 金(ゴールド)・ 仮想通貨 その他
(「REIT」以外) (FXを含む) プラチナ




- 17 -
◆夫婦で一緒に考えて投資をするメリット 3 位「夫婦仲が良くなる」2 位「すぐ相談できる」、1 位は?

どのような点をメリットに感じ、夫婦で一緒に考えて投資を行っている人が多いのでしょうか。

夫婦で一緒に考えて投資をしている人(276 名)に、夫婦で一緒に考えて投資をするメリットを聞いたところ、「夫婦の
会話が増える」(40.6%)が最も高く、次いで、「悩んだときにすぐ相談できる」(28.3%)、「夫婦仲が良くなる」(25.0%)、
「投資成績が良いときなど喜びを共有できる」(22.5%)、「自分とは異なる視点の意見が聞ける」(22.1%)となりました。
投資を行う際のメリットを感じている人のほか、円満な夫婦関係を築けるという点にメリットを感じている人が多いことがわ
かりました。
男女別にみると、「悩んだときにすぐ相談できる」は女性では 39.3%と、男性(21.3%)と比べて 18.0 ポイント高くなり
ました。投資を行う際にどのようにすればよいか行き詰ったときに、妻には夫のアドバイスを頼りにしたいと考える人が多い
ようです。 [図 32]

[図 32]
◆夫婦で一緒に考えて投資をすることのメリットだと感じること [複数回答形式]
対象:現在、夫婦で一緒に考えて投資をしている人
50%

全体【n=276】 男性【n=169】 女性【n=107】
44.9
40.6




39.3
37.9


28.3




25%
28.0
25.4
25.0


24.3




24.3
22.5




22.1
21.3




21.3




18.9




18.7
18.5
18.3




17.8

13.4




12.1
10.1


7.2
4.1


0.0
0.0
0.0
0%
夫婦の 悩んだ 夫婦仲が 投資成績が 自分とは 夫婦の 急な 仲間がいる その他
会話が ときにすぐ 良くなる 良いときなど 異なる 価値観が 値動きを 心強さで
増える 相談できる 喜びを 視点の 揃うように したとき 長く
共有できる 意見が なる なども 続けられる
聞ける 冷静で
いられる




- 18 -
◆夫婦仲を円満に保つための“夫婦円満投資” コロナ禍前も現在も 1 位は「誕生日プレゼント」

夫婦仲を円満に保つための取り組みである“夫婦円満投資”について質問しました。

全回答者(1,000 名)に、夫婦が円満にいるためにお金をかけたいことを聞いたところ、【コロナ禍前にお金をかけたいと
思っていたこと】では「誕生日プレゼント」(37.1%)が最も高く、次いで、「旅行」(36.3%)、「特別な日の食事」
(30.0%)、「結婚記念日のプレゼント」(22.6%)、「クリスマスプレゼント」(17.5%)となりました。
また、【現在お金をかけたいと思っていること】では、こちらも「誕生日プレゼント」(30.6%)が最も高く、次いで、「特別
な日の食事」(26.0%)、「旅行」(24.6%)、「結婚記念日のプレゼント」(20.0%)、「普段の食事」(16.1%)となりまし
た。
【コロナ禍前にお金をかけたいと思っていたこと】と【現在お金をかけたいと思っていること】を比較すると、どちらも「誕生
日プレゼント」(コロナ禍前 37.1%、現在 30.6%)や「結婚記念日のプレゼント」(コロナ禍前 22.6%、現在 20.0%)な
どプレゼントに関する回答が上位に挙がりました。他方、「旅行」はコロナ禍前 36.3%、現在 24.6%と、現在のほうが
11.7 ポイント低くなりました。感染リスクを考慮し、コロナ禍が収束するまでは、旅行以外のことにお金をかけ夫婦仲を円
満に保ちたいという人が多いのではないでしょうか。 [図 33]

[図 33]
◆夫婦が円満にいるためにお金をかけたいこと [各複数回答形式] ※現在お金をかけたいことの上位10位までを抜粋
全体【n=1000】
50%
コロナ禍前にお金をかけたいと思っていたこと
37.1 36.3 現在お金をかけたいと思っていること

30.6 30.0
26.0 24.6
25% 22.6
20.0
17.5
15.6 16.1
13.9 12.5
12.3
9.7 9.0
8.2
5.9 5.5 4.8


0%
誕生日 特別な日の 旅行 結婚 普段の クリスマス 健康 普段の 共通の 住宅
プレゼント 食事 記念日の 食事 プレゼント デート 趣味 (リフォーム含む)

プレゼント




- 19 -
◆夫婦の円満度にはコロナ禍の影響なし? コロナ禍以前の点数は平均 73 点、現在の点数は平均 72 点

夫婦の円満度について質問しました。

全回答者(1,000 名)に、夫婦の円満度(100 点満点)を聞いたところ、【コロナ禍以前の点数】では「80 点台」
(25.1%)に最も多くの回答が集まったほか、「70 点台」(15.9%)や「90 点台」(15.1%)、「100 点」(15.6%)にも回答
が集まり、平均は 73.4 点でした。また、【現在の点数】でも「80 点台」(25.6%)に最も多くの回答が集まり、平均は
72.3 点でした。
平均点をみると、【コロナ禍以前の点数】は 73.4 点、【現在の点数】は 72.3 点と、コロナ禍の前後で大きな差はみら
れない結果となりました。 [図 34]

[図 34]
◆夫婦の円満度(100点満点) [各自由回答形式:数値]
全体【n=1000】
50%
コロナ禍以前の点数
<平均点>
コロナ禍以前の点数:73.4点 現在の点数
現在の点数 :72.3点
25.1 25.6
25%
15.9 15.1 14.9 15.6 15.5
14.2
11.2 11.0 11.2
8.1 9.2
7.4


0%
50点未満 50点台 60点台 70点台 80点台 90点台 100点




- 20 -
◆コロナ禍に夫婦の円満度がアップするきっかけとなったエピソードとは?

全回答者(1,000 名)に、コロナ禍に夫婦の円満度がアップするきっかけとなったエピソードを聞いたところ、「テレワーク
で夫が家にいるようになり、仕事の大変さや家事の大変さをお互いに認識できたこと」「在宅勤務で夫が自宅で仕事を
する姿をみて惚れ直したこと」「在宅勤務中、子どもの成長を夫婦で一緒にみて喜べたこと」といった在宅勤務・テレワー
クに関する回答や、「今までやったことのないことに夫婦で話し合いながら取り組んだこと」「一緒にいる時間が増え、テレ
ビを一緒に観るなど、一緒に笑う時間が増えたこと」「自炊が増えて、一緒に料理をする時間が増えたこと」「会話の時
間が増え、お互いに支え合うことを意識できたこと」といったおうち時間に関する回答が多く挙げられました。
また、「Go To トラベルキャンペーンでお得に旅行する計画を夫婦で一緒に立てたこと」「長引く外出自粛で旅行に
行けないことを悲しんでいたら、豪華なリゾート旅行をサプライズでプレゼントしてくれたこと」といった旅行に関する回答や、
「コロナ禍での出産の際、入院中に夫が育児の大変さを理解してくれたこと」「子育ての負担が増えたが、夫婦で一緒に
乗り切ったこと」といった子育てに関する回答、「毎日、元気に帰ってきてくれるだけで十分だと感じられるようになったこと」
といった幸福感の変化に関する回答が挙げられました。 [図 35]

[図 35]
◆コロナ禍に夫婦の円満度がアップするきっかけとなったエピソード [自由回答形式] ※回答を抜粋して表示
全体【n=1000】


■在宅勤務・テレワーク
テレワークで夫が家にいるようになり、仕事の大変さや家事の大変さをお互いに認識できたこと(女性・50代)
在宅勤務で夫が自宅で仕事をする姿をみて惚れ直したこと(女性・30代)
在宅勤務中、子どもの成長を夫婦で一緒にみて喜べたこと(女性・20代)  など

■おうち時間
今までやったことのないことに夫婦で話し合いながら取り組んだこと(男性・60代以上)
一緒にいる時間が増え、テレビを一緒に観るなど、一緒に笑う時間が増えたこと(男性・60代以上)
自炊が増えて、一緒に料理をする時間が増えたこと(男性・20代)
テイクアウト商品を家で一緒に楽しむようになったこと(男性・50代)
会話の時間が増え、お互いに支え合うことを意識できたこと(男性・30代)  など

■旅行
Go To トラベルキャンペーンでお得に旅行する計画を夫婦で一緒に立てたこと(男性・60代以上)
長引く外出自粛で旅行に行けないことを悲しんでいたら、
豪華なリゾート旅行をサプライズでプレゼントしてくれたこと(女性・40代)  など

■子育て
コロナ禍での出産の際、入院中に夫が育児の大変さを理解してくれたこと(女性・30代)
子育ての負担が増えたが、夫婦で一緒に乗り切ったこと(女性・30代)  など

■その他
家にいることが多くなり、お互いに心の余裕が出て優しくなれたこと(女性・50代)
毎日、元気に帰ってきてくれるだけで十分だと感じられるようになったこと(女性・20代)  など




- 21 -
◆夫婦円満の秘訣・ノウハウを教えてほしい芸能人 1 位「ヒロミ・松本伊代 夫婦」「杉浦太陽・辻希美 夫婦」
◆夫婦円満の秘訣・ノウハウを教えてほしいアニメキャラ 「フグ田マスオ・フグ田サザエ 夫婦」がダントツ

最後に、全回答者(1,000 名)に、夫婦円満の秘訣・ノウハウを教えてほしい芸能人(夫婦)とアニメキャラ(夫婦)を
聞きました。

芸能人(夫婦)では、1 位「ヒロミさん・松本伊代さん」「杉浦太陽さん・辻希美さん」(ともに 39 件)、3 位「佐々木健
介さん・北斗晶さん」(38 件)、4 位「三浦友和さん・山口百恵さん」(31 件)、5 位「唐沢寿明さん・山口智子さん」(25
件)となりました。 [図 36]

[図 36]
◆夫婦円満の秘訣・ノウハウを教えてほしい芸能人(夫婦)
[自由回答形式] ※上位10位までを抜粋

全体【n=1000】

順位 回答 件数
ヒロミ・松本伊代 39
1位
杉浦太陽・辻希美 39
3位 佐々木健介・北斗晶 38
4位 三浦友和・山口百恵 31
5位 唐沢寿明・山口智子 25
6位 堺雅人・菅野美穂 14
7位 DAIGO・北川景子 13
藤井隆・乙葉 12
8位
反町隆史・松嶋菜々子 12
10位 中尾明慶・仲里依紗 11



また、アニメキャラ(夫婦)では、「フグ田マスオ・フグ田サザエ(サザエさん)」(143 件)がダントツでした。以降、2 位「野
原ひろし・野原みさえ(クレヨンしんちゃん)」(48 件)、3 位「磯野波平・磯野フネ(サザエさん)」(23 件)、4 位「孫悟空・
チチ(ドラゴンボール)」(14 件)、5 位「バカボンのパパ・バカボンのママ(天才バカボン)」(6 件)が続きました。 [図 37]

[図 37]
◆夫婦円満の秘訣・ノウハウを教えてほしいアニメキャラ(夫婦)
[自由回答形式] ※上位5位までを抜粋

全体【n=1000】

順位 回答 件数

フグ田マスオ・フグ田サザエ
1位 143
(サザエさん)

野原ひろし・野原みさえ
2位 48
(クレヨンしんちゃん)

磯野波平・磯野フネ
3位 23
(サザエさん)

孫悟空・チチ
4位 14
(ドラゴンボール)

バカボンのパパ・バカボンのママ
5位 6
(天才バカボン)




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■■調査概要■■



◆調査タイトル :夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2020

◆調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする
20歳以上の既婚(配偶者がいる)男女

◆調査期間 :2020年10月16日~10月17日

◆調査方法 :インターネット調査

◆調査地域 :全国

◆有効回答数 :1,000サンプル

20代 30代 40代 50代 60代以上 計
男性 100 100 100 100 100 500
女性 100 100 100 100 100 500



◆実施機関 :ネットエイジア株式会社




■■報道関係の皆様へ■■


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