「未来創生2号ファンド」クリーン水素技術の開発における先駆者ZEG Powerへの投資実行

2020 年 4 月 7 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)

「未来創生2号ファンド」
クリーン水素技術の開発における先駆者 ZEG Power への投資実行

スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2018 年 7 月に設立した「未来創生 2 号ファンド」
が、ノルウェーに拠点を置くクリーン水素技術の開発における先駆者である ZEG Power AS(本社:ノルウェー オスロ
CEO:Kathrine Ryengen。以下、ZEG Power と表記)への投資(金額は非開示)を実行しましたので、お知
らせします。天然ガスから水素を生成しつつ、副生する CO2 を固体と反応させ分離後、加熱処理して CO2 を回収す
る装置を開発した ZEG Power は今回の調達資金を活用し、世界にエネルギー生産のためのクリーンな代替品を提
供することを目指しています。


■投資先企業の概要
ZEG Power は、2008 年にノルウェーの 2 つの研究所(エネルギー技術研究所(IFE)と Christian Michelsen
Research AS)の合弁会社として設立されました。ZEG Power は、集積された炭素回収を使用して、炭化水素ガ
スから無公害水素を効率的に生産する技術を提供しています。炭化水素ガスは、天然ガスやバイオガスの主成分であ
り、天然ガスは現在、最大の水素源です。また、ZEG Power は、バイオガスからの水素と炭素回収を組み合わせるこ
とで、マイナスの二酸化炭素排出量を達成しています。これら ZEG Power の技術は、エネルギー技術研究所(IFE)
から生まれた研究開発に基づいています。
ZEG Power についての詳細は、https://www.zegpower.com


■「未来創生(1号)ファンド」及び「未来創生 2 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた
3 社による総額約 135 億円の出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を加え
た計 20 社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置
づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の
約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素材」を投資
対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。2020 年 2 月末時点の運用資産残高は、1 号と 2 号あわ
せて、1,093 億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/


■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

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