「未来創生2号ファンド」 農業用ドローンの企画製造販売ナイルワークス社へ投資実行

2019 年 3 月 14 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(東証JASDAQ スタンダード:8739)


「未来創生2号ファンド」 農業用ドローンの企画製造販売ナイルワークス社へ投資実行
―新型機の量産体制を確立・2019 年度より販売開始へ―


スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2018 年 7 月に設立した「未来創生 2 号
ファンド」が、農薬散布・生育管理・農業用ドローンの企画製造販売を行う株式会社ナイルワークス(本社:
東京都渋谷区、代表取締役社長:柳下洋。以下、ナイルワークス社と表記)への投資を実行しましたので、
お知らせいたします。ナイルワークス社は、保有する技術の展開範囲の拡大と、日本のみならず海外にも進出す
ることで、精密農業のリーダーになることを目指しています。


■株式会社ナイルワークスについて
日本では、農業従事者の高齢化や後継者不足を背景に離農が加速しており、過去から培われてきたノウハ
ウの断絶が危惧され、また、離農者の増加により耕地の集約や農業法人の大規模化が進み、ドローンやロボッ
ト、ICT 等を活用した農作業の省力化や、品質管理の効率化が求められている中、ナイルワークス社は「空から
の精密農業」をビジョンに掲げ、農業用ドローンおよび生育診断クラウドサービスの事業化を推進しています。
2018 年夏には、全国各地で 75 回におよぶ実証実験で農作業の省力化を検証し、地域や水稲の品種ごとの
生育データをもとに、診断技術の精緻化を行い、また、量産化モデル第一弾である新型機「Nile-T19(プロペ
ラガードを装着し、通信手段も二重化した安全性の高い機構)」を、2019 年 6 月より販売開始するよう準備
を進めています。


■「未来創生(1号)ファンド」及び「未来創生 2 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行 を
加えた 3 社による出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を加えた計 20
社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置づ
け、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日
本の約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素
材」を投資対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。
2019 年 1 月末時点の運用資産残高は、1 号と 2 号あわせて、992 億円となっています。
https://mirai.sparx.co.jp/

■本件に関するお問い合わせ先

スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100
pr_media@sparxgroup.com





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