米国リース会社AP Equipment Financingの株式取得について

2019 年 11 月 27 日
各 位
会 社 名 東京センチュリー株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 浅 田 俊 一
(コード番号 8439 東証 1 部)
問合せ先 広 報 I R 部 長 山 下 圭 輔
(TEL03-5209-6710)




米国リース会社AP Equipment Financingの株式取得について



当社連結子会社である Tokyo Century (USA) Inc. 以下
( 「TCUSA」 は、
) 米国の独立系リース ファイナンス会社 Allegiant

(本社 米国 オレゴン州ベント、
Partners Incorporated : ・ CEO:Chris Enbom、通称 AP Equipment Financing、 「AP Equipment
以下
)の株式の 100%を取得し、完全子会社といたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
Financing」





1. 本株式取得の目的
AP Equipment Financing は、米国西海岸に拠点を構える、中小型トラックや樹木整備機器を中心に取り扱う独立系
リース・ファイナンス会社です。専門的な知見を要する特殊仕様の車両・機器に特化しており、膨大な顧客データ
ベースを活用した効率的なマーケティングプラットフォームと業界ノウハウを背景に、スピーディかつ高付加価値
なファイナンス・サービスを提供することにより、小口ニッチマーケットにおいて高いシェアを有し、顧客基盤は
全米 3,000 社超にのぼります。


一方、
TCUSA は、
米国東海岸に拠点を構え、
中小型トラックを対象とした小口ファイナンスに強みを有しており、
AP Equipment Financing とは、2002 年の取引開始以来、緊密に連携し良好な関係を構築してまいりました。ニューヨ
ークに本社をおく TCUSA と、西海岸に強い AP Equipment Financing の地域補完により、米国内における事業を連携
して推進することが可能になります。


AP Equipment Financing は、TCUSA とビジネスの親和性も高く、顧客ベースの共有によるビジネスの相互紹介、
クロスセルによる営業力強化などのシナジー効果が期待できます。また、AP Equipment Financing のマーケティング
プラットフォームと営業力を活用して、お客さまに対してこれまで以上にきめ細やかなサービスを提供することに
より、日系企業に加え、現地企業向けのベンダーファイナンスを強化していく方針です。


米国リース市場の中でも輸送機器セクターは一大市場を形成しており、E コマースの拡大により輸送市場は今後
とも持続的な成長が見込まれております。両社がこれまでに培ってきたノウハウを融合させることにより、更なる
マーケットプレゼンスの向上を図るとともに、当社グループの米国事業の成長を加速させてまいります。




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2. TCUSAの概要
(1) 商 号 Tokyo Century (USA) Inc.
(2) 本 社 所 在 地 2500 Westchester Avenue, Suite 310, Purchase, NY, 10577, U.S.A.
(3) 代 表 者 President 小川 直彦
(4) 事 業 内 容 リース・ファイナンス業
(5) 資 本 金 26.5 百万 USD(約 29 億円)※
(6) 設 立 1985 年
(7) 大株主及び持株比率 東京センチュリー株式会社 100%


3. AP Equipment Financingの概要
(1) 商 号 Allegiant Partners Incorporated
(2) 本 社 所 在 地 63056 Lower Meadow Drive Suite 190 Bend, OR ,97701,U.S.A
(3) 代 表 者 CEO Chris Enbom
(4) 事 業 内 容 リース・ファイナンス業
(5) 資 本 金 2.8 百万 USD(約 3 億円)※
(6) 総 資 産 89.3 百万 USD(約 97 億円)※
(7) 設 立 1998 年


4. 業績に与える影響
本件に伴う 2020 年 3 月期の当社個別業績および連結業績に与える影響は軽微であります。


※資本金、総資産は、1 米ドル当り 109.06 円(2019 年 11 月 26 日現在)にて換算しております。


以 上




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