「令和2年度サステナビリティ・リンク・ローン等モデル創出事業に係るモデル事例等」のガイドライン適合性確認結果およびSLB発行について

2020 年 11 月 27 日
News Release
芙蓉総合リース株式会社
代表取締役社長 辻田 泰徳
東京都千代田区麹町5-1-1


環境省「令和2年度サステナビリティ・リンク・ローン等モデル創出事業に

係るモデル事例等」のガイドライン適合性確認結果および

サステナビリティ・リンク・ボンド(第 27 回無担保社債)発行について

芙蓉総合リース株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 辻田泰徳)は、11 月 12 日に発表したサステ
ナビリティ・リンク・ボンドの発行のフレームワークにつきまして、
「グリーンローン及びサステナビリテ
ィ・リンク・ローンガイドライン 2020 年版」及び国際資本市場協会(ICMA)の「サステナビリティ・リン
ク・ボンド原則」に適合すると確認されましたのでお知らせします。


芙蓉リースグループは、
「アフターコロナ」
「ニューノーマル」と呼ばれる新たな社会の変化も想定される中、
社会課題の解決を通じて企業の持続的な成長を同時に実現するという CSV(共有価値の創造:Creating
Shared Value)の考え方に基づく事業戦略を推進するとともに、調達の面でも ESG ファイナンス の取組みを
積極的に進めてまいります。


1. 発行予定のサステナビリティ・リンク・ボンド(SLB)について
SLB は、発行体の包括的な社会的責任に係る戦略で掲げられたサステナビリティ目標に基づきサステナ
ビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPTs)が設定され、その達成有無で条件が変化する債券です。
また、グリーンボンド等とは異なり、調達資金の充当対象が特定のプロジェクトに限定されず一般事業
目的に使用されることが多く、本債券も特定の資金使途は想定しておりません。
【本 SLB の SPTs】
(1)グループ消費電力の再生可能エネルギー使用率 50%以上(期限:2024 年 7 月)
(2)「芙蓉 再エネ 100 宣言・サポートプログラム」および「芙蓉 ゼロカーボンシティ・サポート
プログラム」の累計取扱額 50 億円以上(期限:2024 年 7 月)


2.適合性確認の結果
環境省とその請負事業者(株式会社日本格付研究所とイー・アンド・イーソリューションズ株式会社)
による確認の結果、本サステナビリティ・リンク・ボンドの発行のフレームワークは、「グリーンローン
及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン 2020 年版」及び「サステナビリティ・リンク・ボ
ンド原則」に適合すると確認されました。
環境省ウェブサイト: http://www.env.go.jp/press/108704.html


3.本社債の概要

発行年限 7年
発行額 100 億円
発行時期(予定) 2020 年 12 月

資金使途(予定) 設備資金、運転資金、短期社債償還資金、社債償還資金及び借入金
返済資金へ充当
発行条件と連動する SPTs ① グループ消費電力の再生可能エネルギー使用率 50%以上
(期限:2024 年 7 月)
② 「芙蓉 再エネ 100 宣言・サポートプログラム」及び「芙蓉 ゼロ
カーボンシティ・サポートプログラム」の累計取扱額 50 億円以上
(期限:2024 年 7 月)
※上記 SPTs のいずれかが未達の場合、クーポンがステップアップ

主幹事 みずほ証券株式会社(Structuring Agent)
SMBC 日興証券株式会社
三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券株式会社


<関連プレスリリース>
2020 年 11 月 12 日発表:
環境省 「令和2年度サステナビリティ・リンク・ローン等モデル創出事業に係るモデル事例等」に
選定されました
https://ssl4.eir-parts.net/doc/8424/tdnet/1904341/00.pdf
以上



お問い合わせ先
芙蓉総合リース株式会社 コーポレートコミュニケーション室 (担当) 木村・渡邊
電話番号 03(5275)8891 URL https://www.fgl.co.jp/




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り、国内外を問わず一切の投資の勧誘又はそれに類する行為のために作成されたものではありません。





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