MN-001(Tipelukast)急性肝障害モデルにおけるポジティブな結果のThe Liver Meeting デジタルエクスペリエン2020での発表に関するお知らせ

2020 年 10 月 13 日




各 位
会 社 名 M e d i c i N o v a , I n c
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 兼 CEO 岩城 裕一
(コード番号:4875 JASDAQ)

東京事務所代表 副社長
問合せ先 松田 和子
兼最高医学責任者(CMO)
電話:03-3519-5010
E-Mail:infojapan@medicinova.com



MN-001(Tipelukast)急性肝障害モデルにおけるポジティブな結果の
The Liver Meeting デジタルエクスペリエンス™2020 での発表に関するお知らせ



2020 年 10 月 13 日 米国 ラ・ホイヤ発 - メディシノバ(MediciNova, Inc.) (米国カリフォルニ
ア州 ラ・ホイヤ、代表取締役社長兼 CEO:岩城裕一) (以下「当社」といいます。 )は、急性肝
障害モデルにおける、MN-001(Tipelukast)の効果を評価した良好な研究成果を、米国肝臓学会
議(American Association for the Study of Liver:AASLD)主催の“The Liver Meeting Digital
Experience™2020”(TLMdx™)で発表することをお知らせします。
本研究は、当社と、米国ケンタッキー州ルイビル大学医学部消化器・肝臓疾患・栄養学科のクレ
イグ・マクレーン教授及びレイラ・ゴベジシュビリ博士との共同研究です。

「MODULATION OF TGFβ1 SIGNALING BY INTERACTION OF cAMP EFFECTORS AND
TGFβ1 TYPE I RECEPTOR IN HEPATIC STELLATE CELLS」と題するポスター発表は、主任
研究者のレイラ・ゴベジシュビリ博士が行います。

新型コロナウイルス感染パンデミックのため、The Liver Meeting Digital Experience 2020
(TLMdx™)は 2020 年 11 月 13 日~16 日にオンライン会議として開催されます。ポスターセ
ッションは、The Liver Meeting Digital Experience 2020 の会期中は常に閲覧が可能です。

ポスター発表の詳細は以下の通りです。
出版番号:0317
セッションタイトル:線維症の基礎研究と星状細胞生物学
ポスタータイトル:Modulation Of TGF-β1 Signaling By Interaction Of cAMP Effectors and
TGF-β1Type I Receptor In Hepatic Stellate Cells
プレゼンテーションの種類:ポスター発表
日程:2020 年 11 月 13 日~16 日

以 上



MN-001(Tipelukast):MN-001 は、経口投与の新規化合物で、いくつかのメカニズムによって線維化を抑え
る効果や炎症を抑える効果が期待されています。MN-001 には、ロイコトリエン受容体拮抗作用、フォスフォジ
エステラーゼ(主にⅢ及びⅣ)、5-リポキシゲナーゼの阻害などが認められております。近年では、5-リポキシゲ
ナーゼ(5-LO)経路を介したロイコトリエン生合成阻害による炎症の軽減及び、線維化の予防の可能性が知られ
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ております。また、MN-001 は、遺伝子レベルでは LOXL2、Collagen Type1 TIMP-1 などの線維化を促進させる
遺伝子や、CCR2、MCP-1 などの炎症を促進させる遺伝子発現を抑制することが知られています。また各種、線
維化疾患動物モデルにおいて、病理組織検査において線維化を改善することが確認されました。FDA は肝線維化
を認める NASH 治療適応に対して MN-001 をファストトラックに指定しました。また、特発性肺線維症治療を適
応として、MN-001 をファストトラック指定し、さらにオーファンドラッグに指定しております。過去に当社は、
MN-001 を気管支喘息治療薬としてその臨床開発を進めてきた経緯があります。喘息治療薬適応のフェーズ 2 臨
床治験では、良好な結果が得られておりました。MN-001 は、現在まで 600 名以上の方に投与されており、総じ
て安全性と良好な認容性が確立されております。


メディシノバについて
メディシノバ(MediciNova, Inc.)は、有望な低分子化合物を様々な領域の疾患の治療薬として新規医薬品の開
発を行う日米両株式市場に上場する製薬企業です。現在当社は、コロナウイルス感染に惹起される ARDS、進行
型多発性硬化症、ALS、薬物依存(メタンフェタミン依存、オピオイド依存など)
、グリオブラストーマをはじ
めとする多様な疾患を適応とする MN-166(イブジラスト)及び NASH、肺線維症など線維症疾患を適応とする
MN-001(タイペルカスト)に経営資源を集中しております。ほかには MN-221(ベドラドリン)及び MN-029
(デニブリン)も当社のパイプラインの一部です。
当社詳細につきましては https://medicinova.jp/をご覧下さい。メディシノバの所在地はアメリカ合衆国カリフォ
ルニア州ラ・ホイヤ、スイート 300、エグゼクティブ・スクエア 4275(電話 1-858-373-1500)です。


注意事項
このプレスリリースには、1995 年米国民事証券訴訟改革法(The Private Securities Litigation Reform Act of
1995)に規定される意味での「将来の見通しに関する記述」が含まれている可能性があります。これらの記述に
は、MN-166、MN-001、MN-221 及び MN-029 の治療法の将来における開発や効果に関する記述などが含まれま
す。これらの「将来の見通しに関する記述」には、そこに記述され、示されたものとは大きく違う結果または事象
に導く多数のリスクまたは不確定要素が含まれます。かかる要素としては、MN-166、MN-001、MN-221、また
は MN-029 を開発するための提携先または助成金を得る可能性、当社の事業または臨床開発を行うために十分な
資金を調達する可能性、将来の臨床治験のタイミング、費用、計画など、臨床治験、製品開発および商品化に付随
するリスクや不確定要素、FDA に対して書類を提出するタイミング、臨床開発及び商品化のリスク、現段階の臨
床治験の結果が必ずしもその後の製品開発の行方を確定するものではない可能性、当局の承認取得の遅延または
失敗の可能性、臨床治験の資金を第三者機関に頼ることによるリスク、商品候補に対する知的財産権に関するリ
スク及びかかる権利の防御・執行能力に関するリスク、製品候補の臨床治験または製造を依頼している第三者機
関が当社の期待通りに履行できない可能性、さらに臨床治験の開始、患者登録、完了または解析、臨床治験計画の
妥当性または実施に関連する重大な問題、規制当局への書類提出のタイミング、第三者機関との提携またはタイ
ムリーな資金調達の可否などに起因する遅延及び費用増大に加え、当社が米国証券取引委員会に提出した 2019 年
12 月期の Form10K 及びその後の 10Q、8K など届出書に記載されているものも含め、しかしそれに限定されな
いその他のリスクや不確定要素があります。したがって、
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の状況を述べているにとどまり、実際の結果または成り行きは、必ずしも予想通りにはならない可能性があるこ
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