決算説明会資料

2019年10月30日

各 位

会 社 名:ウインテスト株式会社
(コード:6721 東証二部)
代表者名:代表取締役社長 姜 輝
問合せ先 :専務取締役 樋口 真康
(TEL:045-317-7888)



投資に関する説明会開催状況についてのお知らせ


以下のとおり、投資に関する説明会を開催いたしましたので、お知らせいたします。


■開催状況
開催日時 2019年10月29日(火) 11:30~12:30

開催場所 神奈川県横浜市西区北幸2-6-1 ONEST(旧AP)横浜西口ビル 4F

説明会資料名 ウインテスト株式会社 2019年10月29日 決算説明会

【添付資料】
投資説明会において使用した資料


以上
ウインテスト株式会社(東証二部 証券コード:6721)
2019年10月
ウインテストグループ

 ウインテスト株式会社 自動半導体検査装置の開発・販売
大阪事業所 自動半導体検査装置の開発・製造

 オランジュ株式会社(子会社)太陽光パネルの運用・点検

 武漢精測電子集団有限公司 ディスプレイの光学検査装置製造・販売



※ 2019年9月25日付公表の通り、武漢精測電子集団股份有限公司
を第三者割当先として、26億円の資金を調達しました。
会社概要 ウインテスト株式会社

• 代表者 代表取締役会長 奈良 彰治
• 代表者 代表取締役社長 姜 輝

• 本店所在地 横浜市西区平沼1-2-24 横浜NTビル
• 設立 1993年8月
• 資本金 29億5430万円(2019年10月現在)
2019年7月31日時点 16億5千4百万円

• 売上高 4億29百万円(2019年7月期 連結)
• 従業員数 62名(2019年10月現在 連結)

※ 使用人数が前年度末と比べ増加した理由は2019年3月付で、事業買収に
より大阪事業所を設立したためです。(招集通知16ページ)
武漢精測電子集団股份有限公司概要

• 代表者董事長 彭 騫(ホウ セン)
• 総経理 陳 凱(チン カイ)
•本店所在地 中国湖北省武漢市
•設立 2006年4月 ★
•売上高 350億円以上
•主な業務 LCD・OLEDパネル用信号発生器の設計製造
自動機、ハンドラーの設計と製造
AOIテスト(光学的検査)システムの設計製造
上記装置の販売とサポート
・開発特許4項目、新型特許83項目、外観特許20項目、合計で107項
目の特許を持つ
第26期事業報告
当社の事業への取り組みと結果

半導体検査装置事業
・台湾及び中国本土の顧客開拓へフォーカスした営業戦略
・現地の顧客ニーズに合致したLCD ドライバーIC検査装置を開発
・結果:台湾顧客からの引き合い顧客数増加
中国市場へのブレークイン達成(複数台の受注)

新エネルギー関連事業
・メンテナンス事業に注力、売上高は前年度並みも、採算は改善
・新モニタリングシステム製品化継続中
第26期事業報告

第26期 連結会計年度経営成績

事業買収した大阪事業所に係る「のれん」の一括減損損失を計上
当期純損失は前年度比で拡大。

● 前期に引き続き、今期も受注、売上ともに増加
● 事業買収に係る「のれん」減損(減損274百万円)を組み入れ


当連結会計年度
売 上 高 4億2千9百万円
営 業 損 失 3億4千8百万円
経 常 損 失 3億3千7百万円

6億3千3百万円
親 会 社 に 帰 属 す る 「のれん」の減損損失を計上
当 期 純 損 失 (約2億7千4百万円)
26期のトピックスと、27期に向けて
※ 他の会社の事業の譲受けの状況
2019年3月18日付で、山田電音株式会社より半導体検査装置
の開発、製造、販売事業とROM書き込み事業サービス、メンテ
ナンス事業、音響機器事業を譲り受け完了。
※ 27期に対処する課題
①既存事業の拡充
ア)検査装置の機能性向上
新たな検査ニーズに対応する検査技術や手法の開発を完了、開発体制の強化

イ)営業力強化・顧客サポートの充実
中国・台湾のマーケットに本格参入元年、トップ営業戦略推進、中国の製造・販売
拠点整備を推進。

ウ)大阪事業所について、中長期的な安定供給体制を構築するための環境整備及び
最新設備への更新、人員増強。

2020年7月期
連結業績予想
27期の目標に向かって




34期

32期


30期



28期



27期
当社の所属する半導体マーケット

半導体とは? 大きく分けると! 四種類
集積回路 ディスクリート素子 光電素子 センサー
IC類 ダイオードや 撮像素子 圧力、熱センサー
トランジスタ類 LEDなど 磁気センサーなど




アナログ/デジタルIC
ダイオード LED 物理センサー
ロジックIC
OLED (圧力や熱、振動)
LCDドライバー トランジスタ LCD 化学センサー
マイクロプロセッサ レギュレータ イメージセンサー 生物センサー
メモリーIC


PC、サーバー、携帯、 家電、照明制御、鉄道、 家電操作、照明、スマ ヘルスケア、工場自
通信、電子機器、ゲーム、 自動車、エアコン、PC ホ、カメラ、監視、 動化、ロボット、社
自動車等の領域で幅広く 等で幅広く使用 ゲーム、PC等で幅広く 会インフラの領域で
使用 使用 幅広く使用
何故当社は中国へ向かうのか
半導体の歴史を追う
中国政府の政策支援および好景
気サイクルの恩恵を受け、大き
日本から持込まれた技術とPC産 く成長。AI、IoT、5G時代に向け、
半導体業界はシリコンバレー
業の発展で日本を超え世界最大 再び半導体業界の変革を起こし
で発祥、産業の米と言われる
のメモリ生産国となったが、 ている。世界最大の半導体工場
程隆盛を極めた、後、その座
現在、中国の立上りに脅かされ を標榜。世界の半導体関連が集
を日本に譲る
ている 結しつつある。




1次産業移転 2次産業移転 3次産業移転


台湾

垂直統合ビジネスモデルを開発、 「設計と製造の分業」を確立、
アメリカを超えて世界最大の技術 圧倒的コスト低減で新たなビジ
大国と言われ世界を制覇、その後 ネスモデルを打ち出し台頭、世
メモリーは韓国、ウエハーは台湾 界の半導体工場となった。現在
にシェアを奪われる コスト面で中国に脅されている。

1970年 1980年 1990年 2000年 2014年~




出所)SEMI(国際半導体製造装置材料協会)
何故当社は中国へ向かうのか
マーケティングデータを追う




市場規模1,740億米ドルに達した。




世界半導体市場の拡大は中国半導体市場に大きな追い風となった。

※ 2017年実績、世界市場シェアが全世界の約半分を占める46%
※ 2017年から2020年までのCAGRは5.1%、2,020億米ドルまで成長する予測
当社の事業領域
WTS-311NX




WTS-577




WTS-677


WTS-377L




WTS-750
当社の半導体検査装置ロードマップ
LCD Driver
液晶、有機ELドライ
Next
バICテストシステム
Generation
WTS-577
SSDR 4Gbps
LCD 3584ch

Image Sensor
Next
WTS-577 Generation CMOSイメージセン
SSDR 2Gbps サーテストシステム
LCD 2304ch


WTS-377L
WTS-577 Capture 2.5Gbps
HSDR 1Gbps 64個同時測定 汎用ロジックIC
LCD 2304ch テストシステム

WTS-377 WTS-677
Capture 1Gbps IO 512ch
32個同時測定 AWG/DTZ 4ch



2019.2 時間
新体制 開発・製造・販売 垂直立上げ




横浜本社

研究・設計・開発


販 中国武漢代理店
売 中国
委 販売会社
託 設立
中国武漢工場
開発・組立・製造




台湾新竹代理店
設計・開発・製造
飛躍に向けて 注力する4つの領域

海外向け製造体制
販売体制計画 オーディオ事業
武漢精測電子との協業、協働


ローカライズ 全国販売体制構築

開発・製造・販売、 現時点で
サポート網 全国40店舗確保
整備加速
100%子会社設立




子会社
有力大学研究室と オランジュ(株)
の共同研究
ヘルスケア EPC業務の
産学連携の加速 自重補償 本格稼働開始
新エネルギー事業
Aiming to expand into the China Market
半導体は中国へそしてアジアへ

飛躍・挑戦
●大量受注体制の確立

●納期と品質を守れる体制

●顧客の信頼獲得となくてはなら
量産確立・顧客開拓 ないメーカーへと飛躍する
●販売・サポート 代理店強化

●大阪・中国工場量産体制の確立

●次世代検査装置の開発
増資・資本の充実

●2019年増資、体制の強化
量産と品質管理体制確立
●中国に製造子会社設立 サポート拠点の充実
●設計・開発体制の強化 事業の飛躍
武漢精測
従業員待遇の改善
サプライチェーンの活用
株主価値の増大
顧客チャンネルの活用
安定した配当の実現
2019資本の充実 技術マーケティング
東証第一部へ再上場
中国製造工場設立 次世代検査装置の開発
飛躍への旗は振られた
●資本の強化 拠点整備、環境整備
目標:資本の強化完了 中国での100%独資による量産工場の設立 製造能力を5倍に増強


●設計・開発 創造力の強化 設計目標への到達、計画通りの開発
目標:設計・開発力の強化、目標管理


●販売力・顧客サポートの強化 営業拠点、販売代理店、サポート体制強化
目標:サポートエンジニア・スペアパーツセンターの充実、コールセンターの設置など


●新規事業 選択と集中、未来のビジネスの創生
目標:短期、中期と分けた事業戦略、産学連携から、協業へそして事業へ


●売上アップ、黒字化 会社規模の拡大、企業価値向上
目標:3年後のウインテスト:累損の解消、配当の開始に向けて努力する
産学連携
和歌山大学
バイタル信号の取得とカオス解
析によるヘルスケア機器開発




富山大学
音楽信号をデジタル解析、
慶応義塾大学
音場の再現技術の確立
自重補償機構の製品化
にむけての研究開発




茨城大学
開発中の太陽光モニタリン
グシステム、製品化
総合戦略まとめ



収益の向上 会社価値の向上


幅広い営業戦略
営業・サポート 顧客の信頼獲得
ローカライズ

改革(設計・製造・
開発エンジニ増 販売・サポート)
強、人員増強


資本・資金力 中国工場の設立
の強化 販売会社設立
B to B から B to C 事業始動! amphion社の総輸入代理店



ハイエンドオーディオ、ハイエンドアンプの開発中




フィンランド、アンフィオン社のフラッグシップモデル
Kripton3 ¥2,178,000.-




新規格への積極的参加と機器開発
既存のPCM等への対応は勿論
DSD 11.2MHz対応 MQA-CD 対応
当社の持つ技術
新規ビジネスへの展開
先行企業との協業
茨城大学と共同開発 新製品の開発
温度・湿度センサー
エネルギー 生体センサー
太陽光発電 BtoC 事業
アクティブO&M センサー
データ監視サーバ オーディオ機器
蓄電モニター デバイス




人工知能 ビッグ
AI IoT データ
IoT

福祉・医療 データ
自重補償機構
AIヘルスケア 解析
製造工場・物流
自重補償機器
データ処理 などのパワーアシスト
ロボット 検査・分析技術
事業投資とM&A
和歌山大学 事業投資
慶応大学
ご清聴ありがとうございました

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