株式会社日立ハイテクノロジーズ社製薬物動態分析技術(D-PREX)用細胞間接着制御試薬キット販売開始について

2019年10月1日
各 位
会 社 名 株式会社フェニックスバイオ

代 表 者 名 代 表 取 締 役 島 田 卓

(コード番号:6190 東証マザーズ)

問 合 せ 先 専務取締役管理部長 田村 康弘

(TEL 082-431-0016)



株式会社日立ハイテクノロジーズ社製
薬物動態分析技術(D-PREX)用細胞間接着制御試薬キット販売開始について


当社は、以下のとおり、株式会社日立ハイテクノロジーズ(以下、 「日立ハイテク」と
する。 )社が製造する薬物動態分析技術(D-PREX)用細胞間接着制御試薬キット(以下、
「D-PREX試薬」とする。)を販売しますのでお知らせいたします。

1.薬物動態分析技術(D-PREX)用細胞間接着制御試薬キット販売の内容等
D-PREX試薬の販売は、当社の新鮮ヒト肝細胞「PXB-cellsⓇ」の販売相乗効果並びに販路
拡大を目的としております。
PXB-cellsⓇにD-PREX試薬を組み合わせてアッセイすることにより、肝細胞の細胞間接着
を維持することができ、肝臓の組織により近い状態で、評価したい医薬品の細胞への取
込・排泄および代謝を同時に評価することが可能となります。既に両社はこれまでの研究
において、PXB-cellsⓇに対しD-PREX試薬を用いた様々な医薬品での評価を実施し、学会発
表や論文発表で実証を報告しています。
「薬物動態分析技術(D-PREX)用細胞間接着制御試薬キット」を利用することで、ユー
ザーは動物実験を行うことなくin vitro(試験管内)での医薬品の薬物動態一連の評価を
正確かつ低コストで検証することができ、医薬品の開発精度の向上、大幅な時間削減並び
にコスト削減に貢献できるものと期待しています。またPXB-cellsⓇを用いることで、同じ
条件でD-PREX試薬を用いた評価を、繰り返し安定的に実施することを可能としています。

2.株式会社日立ハイテクノロジーズの概要
(1) 名 称 株式会社日立ハイテクノロジーズ
(2) 所 在 地 東京都港区西新橋一丁目24番14号
(3) 代表者の役職・氏名 代表執行役 執行役社長 宮﨑正啓
医用分析装置、バイオ関連製品、分析機器、半導体製造装置、
(4) 事 業 内 容 解析装置の製造・販売及び、社会・産業インフラ、モビリティ
分野等における高付加価値ソリューションの提供
(5) 資 本 金 7,938,480,525円(2019年3月31日現在)
(6) 設 立 年 月 日 1947年4月12日
資 本 関 係 該当事項はありません。
人 的 関 係 該当事項はありません。
上場会社と当該会社
(7) 取 引 関 係 該当事項はありません。
と の 間 の 関 係
関連当事者へ
該当事項はありません。
の該当状況
3.日程
供給開始日 2019年10月

4.今後の見通し
当社は、日立ハイテク社と連携して国内の主要な製薬企業を中心にD-PREX試薬を提供
し、PXB-cellsⓇの販路拡大を図る計画であります。
なお、本件が当期の業績に与える影響については軽微でありますが、将来的に公表す
べき事項が生じた場合には速やかに開示いたします。

以 上

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