University of Southern Californiaとの共同研究契約締結に関するお知らせ

平成 29 年 12 月 15 日
各 位
会 社 名 株式会社フェニックスバイオ
代 表 者 名 代 表 取 締 役 藏 本 健 二
(コード番号:6190 東証マザーズ)
問 合 せ 先 専務取締役管理部長 田村 康弘
(TEL 082-431-0016)



University of Southern Californiaとの共同研究契約締結に関するお知らせ

当社は、University of Southern California(南カリフォルニア大学医学部内科学消化器肝
臓病部門/分子微生物免疫学)とPXBマウスを用いた疾患モデルマウスに関する共同研究契約を
締結することをお知らせいたします。



1.目的及び内容
当社はヒト肝細胞キメラマウス(当社製品名:PXBマウス®)を作製しており、製薬会社及
び研究機関に対して、受託試験サービスを提供しております。当社が開発したPXBマウスは、
ヒトの肝臓を有しているヒト肝臓モデル動物として、これまで多数の論文発表や使用実績が
あり、高い利用価値を持っていることが証明されております。
今回の共同研究は、米国でもトップクラスの肝臓疾患研究センターを持つUniversity of
Southern California(以下、
「USC」という。)と当社で、PXBマウス(ヒトの肝細胞を持つキ
メラマウス)を用いた疾患モデルマウスの作製を目的としており、将来的には製薬企業の薬
効評価試験で使用できるよう実用化を目指してまいります。
また、併せてUSCを介して、米国の公的研究予算を活用したPXBマウス及びPXB-cells®(PXB
マウスから採取した新鮮ヒト肝細胞)の用途開発等に関する研究を行い、USCを中心に米国の
アカデミアでの当社製品群の使用拡大から、PXBマウスの普及を図ってまいります。
当社は、これまで海外においては、製薬企業を中心にPXBマウスの有用性等に関する共同研
究を進めてまいりましたが、今後はその対象をアカデミアまで広げ、医療、創薬に関わる多
くの研究者に対してPXBマウス及びPXB-cells®の認知を広げる活動を行うとともに、新たな疾
患モデルの研究開発に邁進してまいります。

2.契約期間
平成29年12月から平成34年12月までの5年間

3.University of Southern Californiaの概要
(1)名称 University of Southern California
(南カリフォルニア大学医学部内科学消化器肝臓病部門/分子微生物免疫学)
(2)場所 Los Angeles, CA 90033
(3)共同研究者 齋藤 剛 助教

4.今後の見通し
本共同研究が当期の業績に与える影響は軽微でありますが、将来的に公表するべき事項が
生じた場合は速やかに開示いたします。

以 上

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