DinorexがTOYOTA新型最上級ミニバンの車載ディスプレイに採用

2020 年 1 月 28 日
日本電気硝子株式会社


Dinorex®が TOYOTA 新型最上級ミニバンの車載ディスプレイに採用

日本電気硝子株式会社（本社：滋賀県大津市 社長：松本元春）の車載ディスプレイ用カバーガラスが、１
月６日に発売された TOYOTA 社の新型アルファードおよびヴェルファイアに採用されました。本製品は、
化学強化専用ガラス Dinorex®に、化学強化処理および加飾印刷、光学薄膜処理を施したもので、車載ディ
スプレイの表面保護カバーとして使用されています。


新型アルファードおよびヴェルファイアは、大空間高級サルーンをコンセプトとした最上級クラスのミニ
バンです。ナビゲーションディスプレイ（10.5 インチ）に採用された当社のカバーガラスは、高い視認性と
操作性によって、ユーザーの利便性向上に寄与しています。また、ガラスのもつ独特な質感は、高級感のあ
るラグジュアリーな雰囲気のインテリアにも調和しています。




新型ヴェルファイアの内装 Dinorex®が採用されたナビゲーションディスプレイ
（写真提供：トヨタ自動車株式会社）

ho）to credit: TOYOTA
日本電気硝子の多彩な薄膜処理技術は、従来から車載ディスプレイ、医療用モニター、調理器用トッププ
レートなどの幅広い分野の製品・デバイスに採用されてきました。なかでも自社設計された、低反射膜（Anti-
Reflection）と防眩膜（Anti-Glare）は、低い映り込みと高解像度を両立させることで従来品よりも優れた
光学性能を実現します。さらに防汚膜（Anti-Fingerprint）と組合せることにより、操作性と耐久性が向上
します。当社は、薄膜処理技術に加えて、スマートフォンやタブレット等で長年培ったキズや衝撃に強い化
学強化ガラスの技術を保有しています。これらの技術をベースに自社のサプライチェーンで本製品を設計･
生産･品質管理することで、今後も高い信頼性と安全性が求められる自動車用内装部材を供給していきます。




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