スマートグラス用基板ガラスとして世界最高性能を達成

2019 年 10 ⽉ 10 ⽇
⽇本電気硝⼦株式会社




スマートグラス⽤基板ガラスとして世界最⾼性能を達成

⽇本電気硝⼦株式会社(本社︓滋賀県⼤津市 社⻑︓松本元春)は、拡張現実(AR: Augmented Reality)
や複合現実(MR: Mixed Reality)対応のスマートグラス(※1)⽤として、世界最⾼(※2)の屈折率および内部
透過率を備えた新しい基板ガラスの開発に成功しました。


AR や MR といった最先端技術の進化に伴い、スマートグラスは、次世代のコミュニケーションデバイス
として市場の拡⼤が期待されています。仮想映像を伝えるスマートグラス⽤基板ガラスには、より広い視野
⾓を得るための⾼い屈折率や、より明るい映像を表⽰するための⾼い内部透過率が求められます。


この度、当社が新たに開発したガラスは、スマートグラス⽤基板ガラスとして世界最⾼の屈折率 2.0(※2)
と内部透過率 98%(※3)を実現しました。これらにより視野⾓が拡⼤し、より明るい映像表⽰が可能になり
ます。また、屈折率 2.0 を有する 12 インチウェハ基板としては世界最薄(※2)の 0.3mmを達成しており、
薄型・軽量化および視認性の向上にも寄与します。今後は、この基板ガラスを市場に提供することにより、
さらなるスマートグラス市場の成⻑に貢献してまいります。


本製品は、10 ⽉ 15 ⽇(⽕)〜18 ⽇(⾦)に開催される CEATEC 2019(千葉・幕張メッセ)の⽇本電
気硝⼦展⽰ブース(ホール2 ブース No.G003)に出展予定です。



(※1)メガネ型のウェアラブル端末。現実と仮想映像を重ねたり、
仮想映像に対して、能動的に働きかけたりできる。
(※2)2019 年 10 ⽉現在 当社調べ
(※3)波⻑ 500nm、厚さ 10mm





<本製品の特⻑とメリット>

・⾼い屈折率 ・・・ 取り込む映像表⽰領域の拡⼤
・⾼い内部透過率 ・・・ より明るい映像の実現
・直径 12 インチサイズで 0.3mmの薄さ ・・・ ウェハ⼯程への適⽤と薄型・軽量化



<製品写真>




 
 
 
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