第26回米国遺伝子・細胞治療学会でのeNK細胞の研究成果発表のお知らせ

2023 年 5 月 10 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 ヘ リ オ ス
代表者名 代 表 執 行 役 社 長 CEO 鍵 本 忠 尚
( コ ー ド 番 号 : 4 59 3 東 証 グ ロ ース)



第 26 回米国遺伝子・細胞治療学会での eNK 🄬 細胞の研究成果発表のお知らせ


2023 年 5 月 16 日から 20 日に米国ロサンゼルスで開催される第 26 回米国遺伝子 細胞

治療学会総会(ASGCT 26th Annual Meeting)において、当社が研究開発を進めている eNK®
細胞*の研究成果をポスター発表致しますのでお知らせいたします。詳細については下記
をご確認ください。



発表日時:2023 年 5 月 19 日(金)
展示会場:the Los Angeles Convention Center in Los Angeles, CA.
ポスター番号: 1576
演題名:HLCN061: An "Off-the-Shelf" Gene Engineered Human iPSC-Derived NK Cell
Product for the Treatment of Solid Tumors

以上

※ eNK®細胞
開発コード:HLCN061(engineered NK cells)
遺伝子編集技術により細胞傷害活性の増強だけでなく、患者免疫細胞のリクルート(呼
び込み)や固形がんへの浸潤特性も強化された、当社独自の遺伝子編集 iPSC NK 細胞プ
ラットフォームです。当社では、 自社研究の成果として、eNK®細胞の作製に成功するとと
もに、eNK®細胞がヒト肺がん細胞生着マウスモデルやヒト肝がん細胞生着モデルマウス
に対して抗腫瘍効果を有することを確認しました。また、国立研究開発法人国立がん研究
センターと現在共同研究にて、国立がん研究センターが保有する複数種類のがん種に由来
する PDX(Patient-Derived Xenograft:患者腫瘍組織移植片)マウスを用いて eNK®細胞
の抗腫瘍効果等の評価を進めております。さらに、国立大学法人広島大学大学院と eNK®
細胞を用いた肝細胞がんに対するがん免疫細胞療法に関する共同研究を、兵庫医科大学と
eNK®細胞を用いた中皮腫に対するがん免疫細胞療法に関する共同研究を進めております。
当社は、 治験の開始に向けて、 eNK®細胞が抗腫瘍効果をより発揮しやすい固形がんの種類
の探索・評価を進めています。



■株式会社ヘリオスについて
再生医療は、世界中の難治性疾患の罹患者に対する新たな治療法として期待されている
分野であり、製品開発・実用化へ向けた取り組みが広がり、近い将来大きな市場となるこ
とが見込まれています。ヘリオスは、iPS 細胞(人工多能性幹細胞)等を用いた再生医薬





品開発のフロントランナーとして、実用化の可能性のあるパイプラインを複数保有するバ
イオテクノロジー企業です。 2011 年に設立、2015 年に株式上場 (東証グロース:4593) し、
再生医薬品の実用化を目指して研究開発を進めています。独自の遺伝子編集技術を用いて
免疫拒絶のリスクを低減する次世代 iPS 細胞、 ユニバーサルドナーセル (UDC: Universal
Donor Cell)を作製し、がん免疫領域、眼科領域、肝疾患等において、iPS 細胞技術を用
いた新たな治療薬の創出のための取り組みを進めています。iPS 細胞由来の再生医療等製
品としての第一候補である HLCN061 は、 固形がんに対する殺傷能力を遺伝子編集により
強化した次世代の NK 細胞治療薬です。また、体性幹細胞再生医薬品を用いて日本国内に
おける脳梗塞急性期および急性呼吸窮迫症候群に関する治験を実施し、申請に向け規制当
局との協議を進めています。 https://www.healios.co.jp



本件に関するお問合せ先
IR・財務経理部 ir@healios.jp





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