眼科領域におけるADCM の可能性に関する論文が公開されました

2019 年 7 月 18 日
＜各位＞
ナ ノ キ ャ リ ア 株 式 会 社
代 表 取 締 役 社 長 中 冨 一 郎
（ 4 5 7 1 東 証 マ ザ ー ズ ）
問合せ先 取締役CＳFO兼社長室長 松山哲人
電 話 番 号 0 3 - 3 2 4 1 - 0 5 5 3


眼科領域における ADCM の可能性に関する論文が公開されました


この度、ADCMに関連した岐阜薬科大学との共同研究成果が、「Current Neurovascular
Research」に論文が掲載されましたのでご案内いたします。本研究は、ADCM技術のがん
領域以外への応用の可能性に関し、岐阜薬科大学生体機能解析学大講座薬効解析学研究室
の嶋澤雅光准教授および原 英彰教授らと共同し、眼科領域における基礎的な研究を進めて
まいりました。


Current Neurovascular Research
http://www.eurekaselect.com/172830/article

Title: Anti-VEGFR2 Antibody-Modified Micelle for Triggered Drug Delivery and
Effective Therapy of Choroidal Neovascularization

Author: Kei Takahashi1), Tomomi Masuda1), Mitsunori Harada2), Tadashi Inoue2),
Shinsuke Nakamura1), Kenichiro Naito2), Hideaki Hara1) and Masamitsu
Shimazawa1)
1) 岐阜薬科大学 生体機能解析学大講座 薬効解析学研究室
2) ナノキャリア株式会社


加齢黄斑変性の治療標的の一つと言われる血管新生阻害をターゲットとする抗 VGEFR2
抗体を結合した ADCM（DC101 Modified Micelle）について、加齢黄斑変性に対する効果
を検討した。当該疾患の治療薬の評価に使われる CNV（choroidal neovascularization：脈絡
膜新生血管）モデルにおいて、DC101 Modified micelle を投与した群では、脈絡膜新生血
管の縮小が認められた。本結果は、加齢黄斑変性をはじめとする眼科領域において ADCM
によるドラッグデリバリーが有用である可能性を示唆した。



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ではありません。
以上