BPM株式会社との資本業務提携のお知らせ

2021 年7月 12 日

各 位




会 社 名 株式会社ジーネクスト
代表者名 代表取締役 横治 祐介
(コード番号:4179 東証マザーズ)
問合せ先 取締役 CFO 三ヶ尻 秀樹
(TEL.03-5962-5170 )


BPM 株式会社との資本業務提携のお知らせ

当社は、建物・設備メンテナンス業務の DX を推進するクラウド型 CMMS(設備保全管理システ
ム)の開発を行う BPM 株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:桐原 康輔、以下「BPM」
)の
B 種優先株式を第三者割当増資に応じる形で引き受け、資本業務提携を行いましたことをお知ら
せいたします。







1.背景
当社は、創業以来、アナログ・煩雑な顧客対応の DX 化を促進するサービスを提供しており、
業界全体を通じてテクノロジーの活用による DX を積極的に進めています。しかしながら、大多
数の事業者において、「データのアナログ管理」「組織内での縦割りによる情報断絶」などに
より、現場とのタイムリーな情報共有がなされていないことが多く、重大な経営リスクがいつ
起こるか分からないまま、属人化した対応から脱却できていないことも大きな課題となってい
ます。
近年、特に、不動産業、建設業、建物・設備メンテナンス業などの業種における DX の動きが
活発化しているなか、「現場データのナレッジマネジメント化」「属人化からの脱却化」が強
く求められており、当社は、今後もこの流れがさらに加速すると考えております。


2.今後の展望
当社は、企業をとりまく各ステークホルダーに対して、経営改善にアプローチする「マルチ
ステークホルダー・リレーションシップ・マネジメント」(「SRM」)を提供しており、自社サ
ービスである「Discoveriez」を通じて、各分野のテクノロジーパートナーとの連携を積極的に
行っています。
一方、BPM は、建物・設備メンテナンス業務の改善・効率化を目的とした、クラウド型 CMMS
「Qosmos」を提供しており、「Qosmos」を通じて、建物や設備メンテナンスに関わる現場と管
理者の情報連携を促進し、作業依頼から報告管理、設備保守点検に至る一連の業務を改善・効
率化しながら、新たな付加価値の創出に尽力しています。
ビル管理、住宅リフォーム、設備工事、インフラ管理等の建物・設備メンテナンス業界の市
場規模は、ニーズがより一層増加していくと予想され、国内の工場デジタル化市場 1 兆 5,760
億円(2020 年度予測値)*と合わせても、業界全体の DX 支援には、多くのビジネスチャンスが
潜在しています。
今般の業務提携をきっかけに、「Discoveriez」と「Qosmos」のデータを連携させることで、
「Qosmos」で取得した現場の設備点検、修繕履歴データ、従事者データなどを「Discoveriez」
で一元管理し、管理者の現場ナレッジマネジメントの強化を図ることが可能になり、入居者が
より安心安全で暮らせることに貢献していくことを目指します。
また、両社の経営資源を相互に有効活用してシナジーを創出することにより、建物・設備メ
ンテナンス業界全体の DX を加速度的に推進してまいります。具体的なプロダクト内容に関して
は、改めてお知らせいたします。
*出所:㈱矢野経済研究所「工場デジタル化市場に関する調査(2021 年)」2021 年 6 月 24 日発表
ユーザー企業の発注金額ベース


3.BPM 株式会社について
BPM は、2011 年に創業以来、建物メンテナンスの施工管理やリフォーム工事、不動産管理会
社向けのコンサルティングなどを行ってきました。2017 年からは、これらの業務で培ってきた
知見やノウハウを活かした建設業・不動産業向けのシステム開発を開始。2020 年に建物・設備
メンテナンス業務の DX を推進するクラウド型 CMMS をローンチし、不動産管理会社やメンテナ
ンス事業者、工場施設向けにサービスを提供しております。
企業サイト:https://bpm-gr.co.jp/


4.今後の見通し
本資本業務提携が 2022 年3月期の当社グループの業績に与える影響は軽微であり、2021 年
5月 13 日に開示いたしました 2022 年3月期の連結業績見通しに対する影響が生じる場合は、
速やかに開示いたします。


以 上

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