リコーがkintoneとの連携基盤として『ASTERIA Warp』を導入

報道発表資料
2021 年 12 月 28 日
アステリア株式会社

リコー が kintone との連携基盤として『ASTERIA Warp』を導入
タブレットアプリからのデータをノーコードで連携し 産廃委託業者監査業務を 30%効率化
ドキュメント作成等の自動化で監査キャパも 3 倍 に!ESG 推進のさらなる強化へ

アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:
3853、以下 アステリア)は、企業データ連携(EAI/ESB)製品の国内市場においてソフトウェア
市場で 15 年間市場シェア No.1※1を継続している「ASTERIA Warp」(アステリア ワープ)が
光学機器メーカーの株式会社リコー(本社:東京都大田区、代表取締役:山下良則、以下 リコ
ー)に採用されたことを発表します。
■『ASTERIA Warp』の導入背景と今後の取り組み
リコーは「将来財務を生み出すESG※2への取り組み」をキーワードとしてESGの取り組みを進
めており、「Dow Jones Sustainability Indices」World構成銘柄への2年連続採用や「日経SDGs
経営大賞」の最高評価5つ星3年連続獲得など高い評価を受けています。2019年度から、ESG分野
でもDX実現に向けた取り組みを開始し、環境負荷情報の収集分析、情報開示、コンプライアンス
対応など関連業務のデジタル化やシステムの見直し、蓄積データの再利用などを推進していま
す。
リコーが廃棄物管理を徹底するなかで行っている産業廃棄物委託業者の監査報告業務は、処理
業者の現地確認を行い紙のチェックシートに記入。その後、会社に戻ってから調査内容を監査情
報管理ツールに入力し承認申請書類を作成していたため、パソコンで再入力が必要などアナログ
な手法から生じる非効率な業務フローが課題となっていました。
そこで、紙ベースでの運用・管理の見直しを決定し、監査報告業務の効率化を推進する目的で
タブレットアプリとサイボウズ株式会社の業務改善クラウド「kintone」を導入。また、システム
間のデータ連携ツールとしてASTERIA Warpを採用し、現場調査の時にタブレットアプリへ入力
した情報はASTERIA Warpを介してkintoneに自動的に連携されるシステムを構築しました。こ
の結果、調査内容報告から承認申請までのプロセスをタブレットアプリの操作のみで完結するこ
とが可能になりました。
これにより、監査報告業務の工数を約30%削減。業務が大幅に効率化されたことで、担当者数
を維持したまま監査対象拠点数を3倍に拡大することができました。また、ASTERIA Warpによ
りノーコード※3でkintoneやタブレットアプリ等とのデータ連携ができることから、プログラミン
グ未経験者でもシステムの内製化が可能となり構築コストの削減も実現しています。
今後は様々なデータの連携にASTERIA Warpを運用し、ESG推進の更なる強化をするとともに
他業務の効率化やコンプライアンス強化など幅広い分野でも活用をすることで、 業務効率化やDX
の推進をしていく方針です。

導入前後の作業フローイメージ フローデザイナー(Kintoneとの連携)





■今後の ASTERIA Warp ビジネスの展開
アステリアの ASTERIA Warp は順調な拡大を継続しており、現在の導入社数は 9,500 社以上
で企業データ連携市場(EAI/ESB)では 15 年連続シェア No.1 を継続。今年度は、テレワークに
対応した社内システムの構築など、新たな連携ニーズが拡大していることから、製品シリーズ全
体として販売が好調です。また、DX 推進における IT 人材不足の解消手段として、ノーコードを
利用した内製でのデータ活用ツールとしての導入事例が増えています。
今後も引き続き、ASTERIA Warp の多様なデータソースとの連携機能を様々な業界に拡販する
とともに社会の要請に応じた機能強化を継続することで、オフィス業務の効率化・自動化を実現
します。また、データの連携の活用により、業務プロセスの省力化や残業時間の削減、リモート
ワーク環境下での新しい生活様式における適用の拡大も推進してまいります。

---------------------------------------------------------------------------------------
■『アステリア株式会社』について( Web サイト https://www.asteria.com/ )
アステリア株式会社(2018 年 10 月にインフォテリアから社名変更)は、企業内の多種多様な
コンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主
力製品の ASTERIA Warp は、異なるコンピューターシステムのデータをノーコードで連携でき
るソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に 9,523 社(2021 年 9 月末現在)の企業に導入され
ています。また、Handbook は、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイル
をスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,633 件(2021 年
9 月末現在)の企業や公共機関で採用されています。

■『ASTERIA Warp』について( Web サイト https://www.asteria.com/jp/warp/ )
EAI/ESB 製品の国内市場において 15 年連続シェア No.1 製品である「ASTERIA Warp」は、
異なるコンピューターシステムのデータを、ノーコードで連携できる ASTERIA Warp を主力製
品とするミドルウェアです。メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトまで、
様々なシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行えるこ
とが評価されています。ASTERIA Warp Core は、ASTERIA Warp の厳選された機能を初期費用
0 円、月額 30,000 円からのサブスクリプション形式で「手軽」にご利用いただけます。様々なシ
ステムやサービスと迅速に連携することで業務自動化やデータ活用を実現します。

※1:テクノ・システム・リサーチ社「2021 年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB 市場編」 EAI/ESB は、
それぞれ Enterprise Application Integration、Enterprise Service Bus の略で企業内外のデータ連携を司る
製品カテゴリーを指す。
※2:環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の 3 つの観点を含めた投資活動。
※3:ソースコードを書かなくてもソフトウェアやアプリ等の開発ができる仕組み。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
アステリア株式会社 広報・IR 部:齋藤ひとみ・小泉万純
TEL:03-5718-1297 / 携帯電話:080-7709-5212 (齋藤)/ E-mail:press@asteria.com

【製品に関するお問い合わせ先】
アステリア株式会社 マーケティング本部:東出武也
TEL:03-5718-1250 / E-mail: pm@asteria.com
アステリア、ASTERIA、Handbook はアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。





8204