Gravio「LINE WORKSコンポーネント」無償提供を開始 AI/IoTデータを収集・統合処理しLINE WORKSへノーコードで連携

報道発表資料
2021 年 12 月 23 日
アステリア株式会社


Gravio「LINE WORKS コンポーネント」無償提供を開始
AI/IoT データを収集・統合処理し LINE WORKS へ ノーコード で連携
センサー・カメラの情報共有をエッジで実現!簡易な設定で自動化・遠隔化を推進

アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:
3853、以下 アステリア)は、AI 搭載 IoT 統合エッジウェア「Gravio」
(グラヴィオ)とワークス
モバイルジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:福山 耕介)が提供する
LINE WORKS を連携する「LINE WORKS コンポーネント」の無償提供を 12 月 23 日から開始
することを発表します。

<LINE WORKS コンポーネントと Gravio の連携イメージ>




■「LINE WORKS コンポーネント」開発の背景
官民一体となった本格的な DX の普及・拡大に際して、様々なデ
ータの収集・活用・解析して業務の自動化・遠隔化などを実現する
「AI/IoT ソリューション」に対する注目が集まっています。しかし
ながらその導入状況は日本全体では IoT が 20.6%、AI が 9.4%※1
と、欧米や中国と比較すると低迷。AI/IoT の導入推進には、収集し
た情報を有効に利用する上で、高いセキュリティを有するデータの
統合処理と、API 等を介した高度な連携基盤が不可欠です。さらに
コロナ禍においては、非接触、自動化、遠隔化を推進する「密回
避」や「リモートワーク」の実現が求められ、その対応は急務とな
っています。
LINE WORKS 画面イメージ
アステリアが提供する Gravio は、エッジコンピューティング※2
技術を用いることで、収集したデータをエッジ側のみで処理。クラウド上で処理しないことか
ら、人物の映像などプライバシーに関わるデータも安全に取り扱うことが可能です。また、セン
サーやカメラからのデータ収集・解析をノーコード※3かつ低価格で簡単に実現するソフトウェア
として、様々な業種の企業からの引き合いが拡大しています。


アステリアは、AI/IoT データの活用や DX 推進を検討するより幅広い潜在ニーズにリーチする
ために、約 30 万社の企業で導入されている LINE WORKS とのコンポーネント(連携機能)を
開発し、本日より提供を開始。このコンポーネントの提供開始により Gravio を介して収集された
IoT センサーや AI カメラのデータは LINE WORKS とノーコードで連携します。これにより、収
集された情報に応じて、あらかじめ設定されたメッセージやスタンプ、画像を LINE WORKS 上
に自動で投稿。センサーやカメラが収集した情報がチャット上で確認できるようになり、報告の
自動化も可能となります。
今後アステリアでは Gravio の連携先の強化や、センサー、AI で収集できる内容の拡充を実施
することで企業の AI/IoT 導入、更には DX の加速を促進していきます。

<エンドースメント>
ワークスモバイルジャパン株式会社は、この度のアステリア株式会社の「Gravio」と「LINE
WORKS」の連携コンポーネントリリースを歓迎いたします。
「LINE WORKS」は社内コミュニケーションツールとしてだけではなく、あらゆる ICT ツー
ルのフロントエンドとして活用するシーンが増えています。この度の連携により、AI 搭載
IoT システム「Gravio」からの通知を「LINE WORKS」で受け取ることが可能になり、人手
不足の現場など多種多様な業務に対して貢献できると考えております。今後もアステリア株
式会社と共に、 「Gravio」と「LINE WORKS」の連携を様々な業界へ展開してまいります。

ワークスモバイルジャパン株式会社
代表取締役社長 福山 耕介

■連携機能の概要・特長
名称 LINE WORKS コンポーネント
特長 Gravio で収集された各種カメラ、AI およびセンサーの情報をトリガーに、
ノーコードで連携する LINE WORKS にフィードバック等を送信
送信できるもの メッセージ、画像、ファイル、スタンプ
主な機能 メッセージ ・個別アカウント
投稿先 ・トークルーム
価格 無償(Gravio の標準機能として搭載)

■今後の Gravio ビジネスの展開
アステリアでは Gravio 新バージョンの提供を通じて、コロナ禍という難しいテーマの解決をサ
ポートする機能やサービス提供を強化しながら、より一層の顧客開拓を進める計画です。Gravio
は現在までに約 1,000 ユーザーを獲得していますが、2021 年度末にはその倍となるトータル
2,000 ユーザーへの導入に拡大することを目標に掲げています。
今後は、Gravio の連携先の強化だけでなく、センサーや AI エリアの拡充も順次行い、より多
くのニーズに応えていく計画です。

※1:令和元年版情報通信白書(総務省発表資料)
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r01/html/nd112220.html
※2:小さなエッジサーバーを複数配置し、データ処理の速度や能力を高める技術。
※3:ソースコードを書かなくてもソフトウェアやアプリ等の開発ができる仕組み。
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■「LINE WORKS」について( Web サイト https://line.worksmobile.com/jp/feature/overview/ )
チャットやスタンプはもちろん、掲示板、カレンダー、アドレス帳、アンケートなど、現場で
活用できる充実したグループウェア機能を揃えたビジネスチャットです。コミュニケーションア
プリ「LINE」のような使いやすさでありながら、仕事用のツールとして独自に開発、提供を行っ
ています。PC やタブレットのほか、スマートフォンだけでもほとんどの機能が使えるため、オフ
ィスワークだけでなく、拠点や店舗など、現場での活用が進んでいます。
富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場 2018〜2021 年版」では、2017 年度~2020 年度
まで 4 年連続で有料ビジネスチャット国内シェア No.1 を獲得しました。


■「ワークスモバイルジャパン株式会社」について( Web サイト https://line.worksmobile.com/jp/ )
ワークスモバイルジャパンは、はたらく人たちを、現場を、事業を支えるビジネスコミュニケ
ーションツール「LINE WORKS」を提供しています。チャットだけでなくグループウェア機能を
備える「LINE WORKS」は、導入企業 30 万社を突破し(2021 年 10 月)
、社内だけでなく社外の
コミュニケーション強化に貢献してきました。多種多様な働きかたの拡充を目指し、はたらく現
場に求められるサービスを提供するため、常に前進を続けています。


■AI 搭載 IoT 統合エッジウェア「Gravio」について( Web サイト https://www.gravio.com/jp )
Gravio は、データ連携ツール国内シェア No.1 の「ASTERIA Warp」で培った技術をベースに
IoT 向けに進化させ、AI 機能を搭載したエッジコンピューティング型の IoT 統合ソフトウェアで
す。ノーコードと直感的な画面設計により、使い勝手の良さを重視。更には AI を活用した認識技
術の内蔵とマルチプラットフォーム対応が、インテリジェントエッジとしての活用シーンを飛躍
的に拡大。各種認証済みセンサーの無償貸出プログラムもご用意し、導入の際の複雑さを解消。
様々なデータの収集、加工、連携もインテリジェントに。簡単かつ迅速な IoT の利活用を実現し
ます。


■「アステリア株式会社」について( Web サイト https://www.asteria.com/ )
アステリア株式会社(2018 年 10 月にインフォテリアから社名変更)は、企業内の多種多様なコ
ンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力
製品の ASTERIA Warp は、異なるコンピューターシステムのデータをノーコードで連携できるソ
フトウェアで、大企業、中堅企業を中心に 9,523 社(2021 年 9 月末現在)の企業に導入されてい
ます。また、Handbook は、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマ
ートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,633 件(2021 年 9 月末
現在)の企業や公共機関で採用されています。

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【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口) 】
アステリア株式会社 広報・IR 部:長沼史宏・齋藤ひとみ
TEL:03-5718-1297 / 携帯電話:080-7709-5212 (齋藤)/ E-mail: press@asteria.com
【製品に関するお問い合わせ先】
アステリア株式会社 グローバル Gravio 事業部:垂見智真
TEL: 03-5718-1240 / E-mail: pm@asteria.com

アステリア、ASTERIA、Gravio はアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。





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