創業15周年を迎え、CI(コーポレート・アイデンティティ)刷新_補足資料

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euglena Group


ユーグレナ・フィロソフィー&今後の事業方針
株式会社ユーグレナ
東証一部(証券コード:2931)




2020年8月11日
目次


1. はじめに 03

2. なぜ今、変わるのか 10

3. “Sustainability First” が生む、競争優位性 19

4. 事業の新しい姿 26

5. 参考資料(SDGs達成に向けた取り組み等) 41




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1. はじめに




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ユーグレナは
「ミドリムシの会社」からアップデートします。




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経営理念・企業ビジョン・スローガンも
無くします。




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ユーグレナ・フィロソフィー




Sustainability First
サステナビリティ・ファースト




ユーグレナグループの仲間全員が”自分たちの幸せが誰かの幸せと共存し続ける方法”
を常に考え、行動している状態




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”Sustainability First” に込めた思い




未来志向でずっと続けていくこと
Sustainability
( 目の前の短期的な課題ではない)




具体的に考え、行動している状態
First ( 単なる思想ではない)




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「フィロソフィー」一本にした目的



これまで これから



経営理念



フィロソフィー
(=ありたい姿)
企業ビジョン スローガン




「フィロソフィー」一本化の目的

リーマンショック、コロナウイルス感染症などで世の中が大きく変わったとしても、
当社にとって変わることのないシンプルでブレない哲学を掲げることで、
事業を通した真のサステナビリティを実現する。
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ユーグレナは次のステージへ




「ミドリムシ」から「サステナビリティ+ミドリムシ」へ。




サステナビリティ ミドリムシ




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2. なぜ今、変わるのか




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創業時の想い




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創業時の想い




‟バングラデシュで目のあたりにした
栄養失調の問題を
栄養豊富な食材で、解決したい。”




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たどり着いた当社独自素材“ユーグレナ”

微細藻類ユーグレナ
和名:ミドリムシ




“euglena(ユーグレナ)”




❶ 豊富な栄養素

❷ バイオ燃料資源での活用

❸ 高い生産効率




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掲げた経営理念と、2つの目標

「人と地球を健康に」という経営理念のもと、ミドリムシを通して実現したいことを2つ掲げた。




1 人を健康にする
創業時の想いである「栄養問題の解決」を実現する
ために、栄養豊富なミドリムシを使って人を健康に
するための事業を展開。

ユーグレナ

2 地球を健康にする
研究を通して明らかになった、ミドリムシの燃料
への活用可能性を進展させ「エネルギー問題の解
決」を事業として展開。




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これまでに実現した「人を健康にする」の成果
ヘルスケア事業を中心としたグループ累計売上高は140億円(2019年9月期)となり、
965万食のユーグレナクッキーの配布を中心に、貧困層の栄養問題に対しても一定の成果を実現。


売上高推移 (億円) ユーグレナクッキー配布数 (万食)




売上高 152 累計配布数 965




140億円 965万食 747
(2019年9月期) 111 (2019年時点)














7.3 46
0 0.2 1.2 1.6 2.2


2005/9期 2009/9期 2013/9期 2017/9期 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
※集計年度:対象年の4月~翌年3月まで
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これまでに実現した「地球を健康にする」の成果
2018年10月に日本初のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントを竣工し、
2020年3月にバイオディーゼル燃料の供給がスタート。着実に量と供給見込先を増やしている。


バイオディーゼル燃料供給量の推移
(ℓ)




累計供給量 3,240
バイオ燃料供給見込先
3,240ℓ 2,640

(2020年7月時点 ) 2,120



1,320
20社以上
自社の実証プラントを
420 活用し、「バイオ燃料」
を継続的に供給


3月 4月 5月 6月 7月
2020年

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創業から15年間の変化
仲間やパートナーの増加と事業領域の成長により、
複雑性が増し新たな方針が必要なフェーズとなった。

現在
創業当初
(様々なステークホルダーが関与していることで複雑に)




パートナー
仲間(社外)



ミドリムシ ミドリムシ

仲間(社内)
仲間(社内) 事業




新たな方針が必要なフェーズ


仲間 創業者+数名 仲間 社内・外大勢の仲間 増加


大学・国連・
大学 パートナー 増加
パートナー 政府・大企業 など



事業領域 2つ 事業領域 多数 増加



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“Sustainability First” を軸に更なる成長を


これまで(ミドリムシの会社)


創業メンバー+仲間 2つの事業領域

事業領域
ミドリムシ 「人と地球」
ヘルスケア
の会社 を健康にする 事業
ミドリムシ バイオ燃料




これから(サステナビリティの会社)


多くのステークホルダー 多くの事業領域
政府 パートナー



事業領域

ヘルスケア
Sustainability
サステナビリティ 収束 拡散 バイオ燃料
First
の会社 社員 ミドリムシ 肥料 繊維
ステークホルダーの 飼料 etc
価値感を収束

ユーザー 大手企業




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3. “Sustainability First” が生む、競争優位性




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”Sustainability First” は競争優位性




ありたい姿 Sustainability First
ユーグレナの幸せが、誰かの幸せと共存している状態




事業における 競争優位性の追加
変化 ミドリムシ+サステナビリティを事業で体現 / サステナブル志向の消費者を獲得




Good Good

実現したい結果 当社事業の成長 社会問題の縮小



サステナブルな事業展開をしているユーグレナが
成長することは、より多くの社会問題を解決しているということ


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サステナビリティに関する身近な事例

我々の身の回りでも多くのサステナブルな取り組みが行われている。




1 レジ袋の有料化 2 フェアトレード 3 ウェルビーイング




地球環境のサステナビリティ 地域社会のサステナビリティ 生活のサステナビリティ

廃棄物や地球温暖化などの 公正な貿易により、 変化の時代に心と体の健康を
グローバルな課題に対し、 生産者や労働者が貧困から脱却し、 維持し、ウェルビーングを
日々の便利なライフスタイルを サステナブルな世界を目指すしくみ 保つためのコツとして、
見直すきっかけに 国連がマインドフルネスを紹介




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加速するサステナビリティの流れ

サステナブルな製品には
お金をかけても良いと思う人の割合



66%
80% (2014年比:11%増)


66%

サステナブルな製品を 60%
55%

好んで買う人は顕著に増加 50%



多少金額が高くても、 40%
環 境 ・ 健 康 な ど に 配 慮 した 商 品を 購 入し た い




20%




0%
2013年 2014年 2015年

Copyright © euglena Co.,Ltd. All rights reserved. 出典:ニールセンプレスリリース(ニールセン ニューヨーク報道発表資料を基に作成) 22
① サステナビリティを重視する企業
昨今、サステナビリティを重視する企業は選ばれる傾向にある。


取り組み一例



Patagonia社 1%フォー・ザ・プラネット
全 売 上 の1 % を 、
自然環境 の 保 護 、 回 復 の た め に 寄 付
売上高

オーガニックコットン
約 1,000 億円 化学殺 虫 剤 、 除 草 剤 不 使 用 の
地球にも体にも優しい素材提供
(毎期成長・ 2桁台の利 益率)



トレーサブル・ダウン
水鳥 に 配 慮 し た 羽 毛 採 取 と
追跡 可 能 な 仕 組 み の 構 築
環境配慮 人権配慮 動物配慮




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② サステナビリティを重視する企業
昨今、サステナビリティを重視する企業は選ばれる傾向にある。


取り組み一例



IKEA 社
サステナブルな生活を
支える商品
サステナブルな生活を支える商品の売上高
8 5 %の 省エ ネ ・ 寿 命2 0 年 の LE D 電 球 、
原料の8 5 %が さ と う き び 由 来 の


約 2,000 億円
バイオ プ ラ ス チ ッ ク バ ッ ク な ど



(2016 年 度 ・イケアジャパンの売上の 5割を占める) EVカー無料充電設備の設置
来店手段をよ り サ ス テ ナ ブ ル に す る た め の
日本独 自 の 取 り 組 み


気候変動 再生可能
対策 エネルギー



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競争優位性が生み出す「事業成長」と「社会問題の縮小」




Sustainability First
ユーグレナグループの仲間全員が
”自分たちの幸せが誰かの幸せと共存し続ける方法”を常に考え、行動している状態




Business Impact Social Impact

当社事業の 社会問題の
成長 縮小

Good Good




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4. 事業の新しい姿




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サステナビリティを軸に変わるユーグレナ


いままで これから

ヘルスケア 生涯の健康を届ける
ヘルスケア
メーカー 商品・サービス展開


バイオ燃料の0→1 当たり前に使われる
バイオ燃料
を作る取り組み 化石燃料の代替エネルギー


ソーシャル
ビシネス
チャリティ活動 収益ビジネス



新しい サステナビリティを軸に
新規領域
健康食品素材 参入を判断


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ヘルスケア ”サステナビリティ” の観点






環境配慮型の
生涯続く健康
商品開発



一時の健康ではなく、生涯続く健康を支援 環境への意識の高さ、低さにかかわらず、
当社は消費者が意識せずとも、環境に配慮し
(例:一時的に元気になる栄養ドリンク vs.
た行動をとれる状態を目指す
持続的な健康の底上げにつながる食品サプリ
メント)




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ヘルスケア ①生涯続く健康:サステナブルな健康を実現

サステナブルな健康を実現するための商品・サービス開発を目指す。



速攻性のカンフル剤 ベースアップ



サステナブル


生涯の健康を
サポート
対極な商品




未来の自分を犠牲にして 明日の健康も
今100%力を出す 100年後の健康も見据える


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ヘルスケア ②環境配慮型の商品開発:石油由来プラスチックの削減
石油由来プラスチックの削減を目的に、既存の飲料用ペットボトル商品の全廃と、一部商品でお客様が
ストローの有無を選択可能に。お客様が意識せずとも、環境に配慮した行動をとれる状態を目指す




現状展開している 自社ECで販売する商品において、
飲料用ペットボトル商品を全廃に プラスチックストローの有無が選択可能に

一本あたりプラスチック使用量 一本あたりプラスチック使用量


約 94%削減 約 40%削減




出典:当社プレスリリース(https://www.euglena.jp/news/20200629-2/)




これらの取り組みに留まらず、環境配慮型の商品開発に挑戦し続ける

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ヘルスケア ”サステナビリティ” を軸にした事業の広がり
サステナビリティを軸に「対象年代・対象領域(商品・サービス)」などを拡大し、
人々がサステナブルな生活を過ごせるようにする。


一時の健康ではなく、生涯続く健康を支援

対象の年代

これからの年代 これまでの年代




健康食品
新領域 新領域 新領域 新領域 新領域

化粧品
対象の領域

環境配慮型の商品開発


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エネルギー ”サステナビリティ” の観点




気候変動に
具体的な対策を




バイオ燃料の利用実績が少ない日本に、
具体的な解決策を提示する




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エネルギー 市場の拡大およびニーズ
交通分野の中でも、航空業界の低炭素ニーズは高い。航空需要増が予測される中、CO2排出量を現状水準
に維持するには燃料のバイオ化は必須であり、バイオジェット燃料市場は大きな拡大が予測されている。


国際便から排出されるCO2排出量の予測イメージ バイオジェット燃料市場(世界)


大きな削減には、燃料のバイオ化が必須 市場の拡大が予測されている
1兆円


削減なし
燃料の 2025年
バイオ化
は必須 削減方法
+1兆円
大きな成長を見込む

ジェット燃料の
バイオ化

削減あり
削減できれば現状維持


2005年 2020年 2050年 10億円

新型航空機の導入による削減
運搬方式の改善による削減
ジェット燃料のバイオ化による削減 2018年 2025年
(推計) (予測)

出典:ICAO(国際民間航空機関)の資料より当社作成 出典: ICAO ENVIRONMENT 「Historical production of SAF」、IATA「Sustainable
Aviation Fuels Fact Sheet」、Fulcrum社販売価格より当社推計
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エネルギー ”サステナビリティ” を軸にした事業の広がり
2025年に商業規模のプラントを建設し、バイオ燃料の生産量を2000倍・製造コストを1/100にして、
バイオ燃料が当たり前の世界に。


バイオ燃料の生産量目標 バイオ燃料の製造コスト目標


生産量を増やすことで、 製造コストを下げることで、
皆の手に渡りやすくする 皆がバイオ燃料を選び、利用する
25万kℓ 精製コスト
原料コスト

10,000円
2025年 2025年
生産量目標 製造コスト目標


2,000 倍 1/100

100円
125kℓ



2020年 2025年 2020年 2025年
(現在) (将来) (現在) (将来)
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ソーシャル
ビジネス ”サステナビリティ” の観点






貧困・栄養 持続可能な
問題の解決 ビジネスの仕組み



創業のきっかけの地バングラデシュで、必要 寄付による限られた人に対する支援だけでな
十分な栄養を手軽に摂取できる世界の実現 く、現地に見合う価格で栄養豊富な食品を提
供し、より多くの人々が購入可能に




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ソーシャル
ビジネス 市場の拡大およびニーズ


バングラデシュのGDP成長 バングラデシュの貧困人口

経済成長により豊かになった人もいる 依然、貧困や栄養問題は残っている


2009-2019年
年平均成長率


14% 総人口
1.6億人


貧困層※
4人に1人
4,000万人
が貧困層


出典:AMP記事
出典:IMF「World Economic Outlook Databases」 「アジア最貧国だが最速で成長するバングラデシュ、デジタル変革で世界24位の経済国へ」
※:貧困ライン(生活していくのに必要最低限の収入水準)で生活している人々


GDPは年々増加しているが、
依然として4人に1人が貧困層として生活している
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ソーシャル
ビジネス “サステナビリティ”を軸に拡がるソーシャルビジネス


GENKI プロジェクト(寄付モデル) 商業化@バングラデシュ(事業モデル)

現在はユーグレナから無償提供 問題解決を持続可能な状態へ
ユーグレナの
栄養豊富な食品販売

現在は無償提供
売る


収益化
ユーグレナ社 貧困ラインの人々
@バングラデシュ
循環している状態

買う 3 2 豊かになる
食品の 経済成長/
顧客層の増加 栄養問題緩和に
よる所得増




「持続可能」な状態で、バングラデシュの栄養問題を解決

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新規領域 過去事例:グループ会社のサステナブルな取り組み

ユーグレナの仲間になったグループ会社は、サステナブルな商品、生産、働き方を実現してきた。




エポラ 八重山殖産 ユーグレナ竹富エビ養殖

当社グループ会社 当社グループ会社 当社グループ会社




取り組み 取り組み 取り組み

サステナブルな商品 サステナブルな生産 サステナブルな働き方


環境配慮型商品へ切替
環境や社会に配慮した生産方法を 労働安全の観点から、安全設備を
(紙は全てFSC認証、大容量ボト
実現すべく、世界で初めて 強化。安心して働ける労働環境へ
ルによる販売、化粧品原料にて満
ASC-MSC 海藻(藻類)認証を取得
期胎盤※を使用etc.)


※:自然出産時に採取する胎盤のことで、動物愛護の観
点からサステナブルといえる


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新規領域 今後の方針:ユーグレナがM&Aを行う意味
ユーグレナのオーガニックな成長だけでは、社会変革を進めるうえで、スピード感が足りない。
M&Aで、より多くの会社をユーグレナの仲間に取り込み、サステナブルな会社に変革していく。




積極的に新規領域へ進出し、より多くの企業をサステナブルな会社に変革していく




会社 A


サステナブルな会社へ
サステナブルな商品
会社 C

サステナブルな生産
会社 D

サステナブルな働き方
会社 B

etc.




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ユーグレナは次のステージへ




「ミドリムシ」から「サステナビリティ+ミドリムシ」へ。




サステナビリティ ミドリムシ




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5. 参考資料(SDGs達成に向けた取り組み等)




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❶ SDGs達成に向けた取り組み


バングラデシュの
栄養問題を解決する取り組み

ユーグレナ社創業のきっかけは、社長の出雲が学生時代に訪れ
たバングラデシュで、栄養不足に悩む子どもたちを目の当たり
にしたことでした。「ユーグレナGENKIプログラム」は、グ
ループの商品をお買い上げいただいた売上の一部を協賛金とし
て、バングラデシュの子どもたちに栄養豊富なユーグレナ入り
クッキーを無償で配布いたします。より多くの人に充分な栄養
素を届け、すべての人の幸せをお手伝いしたい。その理念のも
と、未来を担う子どもたちが、健康に暮らせるその日が訪れる
まで。私たちは活動を続けます。




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❷ SDGs達成に向けた取り組み


生涯の健康を見据えた
地球にやさしい商品・サービス

栄養バランスに富んだ自然由来のスーパーフード、ユーグレ
ナ。
その豊富な栄養を使った食品やお肌への有用分を生かした化粧
品、そして最新のバイオテクノロジーを通してあなたと大切な
人の、生涯の健康をサポートします。
私たちは、機能性の追求によりお客さまからの信頼を獲得し、
環境配慮型商品の開発により、お客さまが意識せずとも環境に
配慮した状態になることを目指します。




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❸ SDGs達成に向けた取り組み


CO2排出問題を解決する
バイオ燃料を開発

刻々と進む地球温暖化。今を生きる私たちは、子どもやその先
の世代にどのような地球環境を残せるでしょうか。今地球温暖
化に立ち向かわないということは、子どもたちの未来を奪うこ
とにつながります。私たちは、2020年までにバイオ燃料を陸・
海・空における移動体に導入し、2025年までにバイオ燃料の商
業生産体制を構築する計画を進めています。子どもたちの未来
を守るために、バイオ燃料を製造・使用するサポーターを日本
中に広げる、それが私たちの目標です。




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株式会社ユーグレナの概要


基礎情報 全国拠点


会社名 株式会社ユーグレナ| euglena Co.,Ltd.

代表者 代表取締役社長 出雲 充 | Mitsuru Izumo

創業 2005年8月9日

資本金 7 3 億 1 , 8 1 4 万 円 ( 2 0 2 0 年3 月末 時 点 )

所在地 本社:〒108-0014 東京都港区芝5-29-11 G-BASE 田町

従業員数 4 5 4 名 ( 2 0 1 9 年 9 月 末 時点 、 連 結 )

役員 代表取締役社長 :出雲 充
取締役副社長 :永田 暁彦
取締役(社外取締役) :琴坂 将広
取締役(社外取締役) :岡島 悦子
取締役監査等委員 :多喜 良夫
取締役監査等委員(社外取締役) :木村 忠昭
取締役監査等委員(社外取締役) :清水 誠

事業内容 1.ユーグレナ等の微細藻類の研究開発、生産
2.ユーグレナ等の微細藻類の食品、化粧品の製造、販売
3.ユーグレナ等の微細藻類のバイオ燃料技術開発、環境関連技術開発
4.バイオテクノロジー関連ビジネスの事業開発、投資等



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沿革

2005年08月 当社設立

2005年12月 世界で初めて微細藻類ユーグレナの食用屋外大量培養に成功

2008年05月 伊藤忠商事と資本提携

2009年11月 「ミドリムシクッキー」を日本科学未来館で販売開始

2010年05月 ユーグレナからのバイオジェット燃料製造に関する共同開発を新日石、日立プラントテクノロジーと開始

2012年04月 未来農業「ユーグレナ・ファーム」を展開 ※直販事業のはじまり

2012年12月 東京証券取引所市場マザーズに上場

2013年10月 バングラデシュ共和国に初の海外拠点となる事務所開設

2014年04月 ユーグレナGENKIプログラム開始

2014年06月 DeuSELプロジェクト始動

2014年12月 東京証券取引所市場第一部に市場変更

2015年06月 バイオ燃料製造設備に向けた契約をChevron Lummus Global LLCと締結

2015年12月 国産バイオ燃料計画を発表

2018年10月 バイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラント竣工

2019年10月 初代 最高未来責任者(Chief Future Officer:CFO)の選定

2020年01月 国際規格ASTMの新規格を取得

2020年08月 創業15周年を迎え、CI(コーポレート・アイデンティティ)刷新




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創業期から現在までの売上高推移
2012/9期のマザーズ上場時の売上高から7年で約10倍の成長を実現。

(億円) 152






2014年12月

東京証券取引所市場
第一部に市場変更


2012年12月
東京証券取引所市場
マザーズに上場



2005年08月
当社設立




0 0.2 1.2 1.6 2.2 7.3 12


2005/9期 2007/9期3 2009/9期 2011/9期 2013/9期 2015/9期 2017/9期 2019/9期


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