介護施設におけるPepperの活用に関する実証実験を実施

2018 年 9 月 28 日
株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティ
ソフトバンクロボティクス株式会社
ソフトバンク株式会社




介護施設における Pepper の活用に関する実証実験を実施

株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティ(本社:東京都港区、代表取締役社長:中川 清彦、以
下「ユニマット リタイアメント・コミュニティ」 )とソフトバンクロボティクス株式会社(本社:東京都港
区、代表取締役社長 兼 CEO:冨澤 文秀)およびソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役
社長執行役員 兼 CEO:宮内 謙)は、介護施設における人型ロボット「Pepper」の活用に向けた実証実験
を、ユニマット リタイアメント・コミュニティが運営する 6 カ所の施設で、2018 年 10 月 1 日から実施し
ます。


この実証実験では、言語聴覚士や理学療法士、作業療法士などによる監修を経て開発されたリハビリ用のロ
ボアプリ「まいにちロボリハ」(開発:株式会社ロゴス)などを活用することで、Pepper による名詞や動詞
の呼称の発語、ポインティング、上肢トレーニングなどのリハビリを利用者に提供します。また、Pepper が
認知症の方の会話相手となることで、認知症の予防・予知・ケアが可能かの検証を行うほか、介護スタッフ
が行っている夜間の定期巡回を、Pepper が代替・補助できるかを検証します。夜間の定期巡回の検証では、
Pepper は施設内を巡回し、廊下を徘徊などする利用者を発見すると、施設の管理者に通知します。通知を受
けた管理者は、Pepper のカメラを通して映像で利用者とやり取りをすることができるため、遠隔でも対応
が可能になります。


3 社は今回の実証実験を通じ、介護施設における人型ロボット活用の効果を検証し、人材不足や見守り業務
の効率化など、介護業界の課題解決を目指します。ユニマット リタイアメント・コミュニティは、今回の実
証実験の結果を踏まえ、運営する全施設(全国約 300 カ所)での Pepper の導入を検討していきます。

■実証実験を実施する施設名
・東久留米グループホームそよ風(東京都東久留米市前沢 3-6-24)
・湯河原温泉ケアセンターそよ風(神奈川県足柄下郡湯河原町宮上 771-24)
・甲府ケアセンターそよ風(山梨県甲府市富竹 3-3-5)
・足立ケアコミュニティそよ風(東京都足立区梅島 2-31-14)
・浦和ケアセンターそよ風(さいたま市浦和区本太 2-1-2)
・水戸ケアセンターそよ風(茨城県水戸市見和 1-298-9)

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【本件に関する問い合わせ先】
株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティ 経営企画室 広報
Tel:03-6863-8236 E-mail:keiei-kikaku@unimat-rc.co.jp

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