当社の投資先「株式会社アムノス」が韓国食品医薬品安全処から同社製品の輸入承認を取得

ニュースリリース
News Release
2020 年 12 月 18 日
報道関係者各位
ポエック株式会社



当社の投資先「株式会社アムノス」が

韓国食品医薬品安全処から同社製品の輸入承認を取得

当社の投資先 株式会社アムノス(本社:富山県、代表取締役社⾧:田中淳)はこのたび、同
社が韓国食品医薬品安全処から同社製品の輸入承認を取得しましたので、お知らせいたします。
同社はグローバルな事業展開を目指し、ヒト組織材料を用いた医療機器の市場がある米国及び韓
国での展開を優先して計画を進めております。
同社計画の実現及び事業進展は当社の企業価値向上に寄与するものと考えており、当社代表取
締役会⾧来山哲二及び代表取締役社⾧釆女信二郎が同社の取締役に就任し、経営サポートを図っ
ているところであります。
このような中、同社は多様な資金調達手段の確保、円滑な事業推進を図るべく内部管理体制の整
備に着手しつつ、グローバルな市場展開を図るため重要課題であった海外展開先での医療機器の輸入
許可承認を取得するための対応を図ってまいりました。
そして、このたび、以上の成果として同社は、韓国 食品医薬品安全処による厳格な審査を経て、製
品輸入の承認を取得しました。
これにより、同社は韓国の医療機関等に対し、製品(HD羊膜 ※注)を輸出販売していく次のス
テージに進めることとなりました。
現状、乾燥羊膜に関連する医療機器市場は、国内はもとより海外においても普及途上であり、市場
開拓余地は大きいと考えられ、それゆえに韓国において製品の輸入承認を取得できたことは、同社が成
⾧を目指す上で大きな一歩となり得るものです。
今後、同社においては早期に事業進展が期待できることから、当社としては引き続き、同社の事業に
寄与するよう積極的なサポートを図ってまいる方針です。




■株式会社アムノスについて
同社はハイパードライ技術(HD)を用いた羊膜の製造及び販売による収益事業化を目的とし、医
療機器製造の許可を保有する株式会社 TSS と当社の共同で 2014 年1月に設立され、その企業概
要及び当社との関係は以下の通りであります。
(同社の企業概要及び当社との関係)
名称 株式会社アムノス
所在地 富山県下新川郡朝日町草野 287 番地 1
代表者の役職・氏名 代表取締役社⾧ 田中 淳
事業内容 再生医療に関わる調査、研究開発、製造・販売及び輸出入
資本金 435 百万円
設立年月日 2014 年 1 月 24 日

資本関係 当社は 13.5%の株式を保有しております。
当社の代表取締役会⾧及び代表取締役
同社と当社との関係 人的関係
社⾧が同社の取締役を兼務しております。
取引関係 該当事項はありません。


(注)HD羊膜について
一般に使用される羊膜は 1910 年頃から創傷被覆材として有用であることが認められてきたものであ
り、特に、起炎作用が少なく、周囲組織との癒着防止の効果もあることから、創傷からの回復を早める
等の作用が報告され、組織の再生を円滑かつ促進する効果が期待されています。
一方、同社の製品(HD羊膜)は従来組織バンクで利用されていた低温保存の生羊膜と異なり、
適切な乾燥処理を施すことによって、強度を維持したまま、扱いやすく、⾧期保存も可能な羊膜となって
います。
また、同社製品のようにヒト羊膜の特徴を利用した再生医療としては、角膜、食道や気管及び血管の
再生の他、鼓膜や皮膚の再生などにも用いられ、癒着防止の効果から組織再建も円滑に進むことが期
待されています。
そして、以上のようなヒト組織に由来する材料には特に安全性が求められるため、これに対し同社で
は、γ線滅菌を施した無菌製品を製造することに成功し、この製法により安全管理を徹底しております。
今後、同社では韓国市場において製品の普及に努め、高い安全性をもとに新規用途の開拓、新規
市場への参入を図っていく計画としております。


以上




本件に関するお問合せ先
ポエック株式会社 IR 担当
TEL:084-922-8551 E-MAIL:ir@puequ.co.jp

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