当社代表取締役社長 釆女信二郎が当社の投資先「株式会社アムノス」の取締役に就任

ニュースリリース
News Release
2020 年 11 月 18 日
報道関係者各位
ポエック株式会社



当社代表取締役社⾧ 釆女信二郎が当社の投資先

「株式会社アムノス」の取締役に就任

ポエック株式会社(本社:広島県福山市、代表取締役社⾧:釆女信二郎、証券コード:
9264、以下「当社」)は、当社代表取締役社⾧ 釆女信二郎が、当社の投資先である株式会社ア
ムノス(以下、「同社」)の取締役に就任したことを発表します。


■株式会社アムノスの取締役に就任する背景
同社は、開発製品 HD 羊膜(注)を将来的に日本市場で販売することを視野に入れる一方、すで
にヒト組織材料を用いた医療機器の市場がある米国及び韓国での展開を優先して計画を進めており、
これを実現することによる同社の成⾧は、当社の将来における企業価値向上に寄与すると考えておりま
す。
一方、同社がグローバルな市場展開により事業拡大を目指すためには、これを実現するに足りる資金
需要に対応する必要があり、早期に経営管理体制を整備し、多様な資金調達手段を確保することが
急務となっております。
こうした背景の下、当社代表取締役会⾧来山哲二が同社の取締役を兼務し、同社の経営に関与し
サポートしておりますが、同社の事業進展が見込まれるなか、当社代表取締役社⾧も同社の取締役に
就任し、経営管理面で関与をさらに深め、同社の事業進展に係るサポートを図ってまいる方針を決定し
ました。


■株式会社アムノスについて
同社はハイパードライ技術(HD)を用いた羊膜の製造及び販売による収益事業化を目的とし、医
療機器製造の許可を保有する株式会社 TSS と当社の共同で 2014 年1月に設立され、その企業概
要及び当社との関係は以下の通りであります。
(同社の企業概要及び当社との関係)
名称 株式会社アムノス
所在地 富山県下新川郡朝日町草野 287 番地 1
代表者の役職・氏名 代表取締役社⾧ 田中 淳
事業内容 再生医療に関わる調査、研究開発、製造・販売及び輸出入
資本金 435 百万円
設立年月日 2014 年 1 月 24 日

資本関係 当社は 13.5%の株式を保有しております。
当社の代表取締役会⾧が同社の取締役
を兼務しており、このたびの決定により当社
同社と当社との関係 人的関係
の代表取締役社⾧が同社の取締役を兼
務することとなりました。
取引関係 該当事項はありません。


(注)HD羊膜
同社が早期事業化を目指す HD 羊膜は、我が国及び海外の医療現場における下記課題に対す
る有効な手段として考えられております。
羊膜は、免疫原性を有しない組織であり、創傷治癒や熱傷等の治癒・組織再生を促進する優れた
生体材料であることは広く認知されていたものの、出産時に得られる羊膜は入手が難しく保存技術がな
い等の理由により利用が難しいとされておりました。
一方、近年米国では温風乾燥製法により保存性の問題を解決した乾燥羊膜を開発、創傷被覆
材として製品化に成功し、高い治療効果を上げていることが報告されております。しかしながら、乾燥羊
膜は、温風乾燥による組織構造への影響により、組織再生促進能力の低下に繋がるのではないかと
考えられ、生羊膜と同等の再生促進機能を有し、かつ薄さと強度を兼ね備えた保存性の高い羊膜材
料の開発が求められておりました。
同社が製造販売するHD羊膜は、生羊膜を特殊な乾燥技術により乾燥することで、生羊膜に極め
て近い解剖学的膜構造を保持することができており、生羊膜同等の組織構造及び治癒促進機能を
有し、乾燥していることから輸送・保存も容易であり、さらに羊膜単層のみの乾燥のため薄く、加工工程
が不要のため製造コストが抑えられる等が特⾧となっております。
通常の組織再生に用いるのみならず、薄さと強度を兼ね備えているため、創傷被覆材としての活用
に加えて、眼科領域の難治性眼表面疾患(再発翼状片、角膜穿孔等)、耳鼻科(鼓室形成
術)、脳外科(脳硬膜の代用)及び口腔外科(頬粘膜症等)等の治療効果にも期待が寄せら
れております。
以上



本件に関するお問合せ先
ポエック株式会社 IR 担当
TEL:084-922-8551 E-MAIL:ir@puequ.co.jp

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