景観配慮型防潮堤「SEA WALL(シーウォール)」本格的な拡販への取組み開始に関する件

ニュースリリース
News Release
2018 年 3 月 19 日
報道関係者各位
ポエック株式会社




景観配慮型防潮堤「SEA WALL(シーウォール)」

本格的な拡販への取組み開始に関する件

ポエック株式会社は、今後、各地の津波対策として予定される沿岸地域における防潮堤の設備需要
に対し、エステック株式会社が供給する景観配慮型防潮堤「SEA WALL(シーウォール)」の拡販を本
格的に開始します。
「SEA WALL(シーウォール)」は津波や高潮の災害時に防潮壁の向こうの様子を伝え、安全をより
確かなものにすることが可能となるなど、防潮堤の設置により損なわれる地域住民の生活環境の改善に
役立つ商品です。
東日本大震災復興需要のみならず、津々浦々の津波防災対策が予定される地域において需要が
見込まれ、今後の展開に期待ができます。





1.製品概要
東日本大震災以降、水辺の安全確保に対する関心はこれまで以上に高まり、想定水位は従来以
上に高くなっています。このことに伴い、街と海や川の間には高い壁(防潮堤)が造られ、向こうにある水
辺の状態を確認することができない地域が増えています。
このような閉塞感のある防潮堤の設置は、海沿いの生活等における景観を損なうとともに、住民にとっ
ては海の情報が減少することによって、万一の津波に対し迅速な非難を行う際の障害になることも想定さ
れるなど安全性の低下に繋がることが考えられます。
そこで、これらの津波対策の問題、環境に配慮した住民生活ニーズに応えるため、景観配慮型の防
潮堤「SEA WALL(シーウォール)」が開発されました。
2.特 長
<美しい景観と安全性の両立>

高い壁の防潮堤 SEA WALL(シーウォール)




閉塞感・景色が見えない 開放的・景観配慮



<クリアに見える防潮堤>
ガラスを凌ぐと言われる高い透明度を持つアクリルによって、防潮堤の向こうの景色をクリアに見せ、
景観をつなぐことが可能です。非常時には海の様子や逃げ遅れた人の有無を伝えることができます。




<優れた耐候性・耐久性、衝撃に強い>
太陽光や風雨・雪などの気象条件にも優れた耐候性を発揮するアクリルは、屋外用途でも広く使
われています。このアクリル板に、潮風や雨による濡れと乾燥の繰り返しによって汚れが蓄積することを
防止するため表面加工を施したものがシーウォールの特殊加工板です。
F15 戦闘機のキャノピーや大型水族館の水槽にも使われるアクリルの高い透明性と耐衝撃性。シ
ーウォールの枠はこの特性を活かしつつアクリルの伸縮性にも対応できるよう、様々な実験を経てつくら
れています。そのためシーウォールは枠と一体で製品化されています。【特許第 5254944 号】


<メンテナンスが容易な構造>
汎用工具で分解できることから、容易にアクリル板の交換が可能です。
3.施工事例

岩手釜石市 釜石港 大分県 別府




4.会社概要
社 名 ポエック株式会社
代 表 代表取締役社長 来山 哲二
本社所在地 広島県福山市南蔵王町 2-1-12
ホームページ http://www.puequ.co.jp/
設 立 1989 年1月 25 日
資 本 金 4億 2905 万円
従業員数 71 名(連結 184 名)※2017 年9月現在
事業内容 ポンプ、送風機などの販売、熱交換器・防災機器の製造・販売


以上




本件に関するお問合せ先
ポエック株式会社 IR 担当
TEL:084-922-8551 E-MAIL:ir@puequ.co.jp

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