「未来創生2号ファンド」インドでITを活用したラストワンマイルの物流サービス(LetsTransport)を提供するDiptab Venturesへの投資実行

2019 年 7 月 22 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)



「未来創生2号ファンド」
インドで IT を活用したラストワンマイルの物流サービス(LetsTransport)を提供する
Diptab Ventures への投資実行
― IT を活用し、インドの物流課題を解決 ―


スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2015 年 11 月に設立した「未来創生ファンド」が、
インドで IT を活用したラストワンマイルの物流サービスを提供する Diptab Ventures(本社:インド バンガロール、
CEO:Pushkar Singh。以下、DV 社と表記)への投資を実行しましたのでお知らせします。
DV 社は今回の調達資金を活用し、サービス提供都市の拡大および新事業の拡充を進める予定です。


■投資先企業の概要
DV 社は、2015 年 4 月、インド工科大学同窓生のメンバーで設立されました。DV 社 CEO の Pushkar 氏は、
大手物流会社での勤務経験を通じて、インドの物流、とくにラストワンマイル配送が非常に非効率的な状況になって
いることに気づき、IT による解決を目指し同社を設立しました。
インドでは経済の急成長に対し、物流インフラが追い付いておらず、また組織化されたラストワンマイル物流事業社
が少ないのが現状です。同社が展開する配送サービス「LetsTransport」は IT 活用により高効率、低コスト配送
サービスを提供します。現在インド 9 都市でサービスを展開しており、売上高も 1 年で 2 倍以上に成長しています。


■「未来創生(1号)ファンド」及び「未来創生 2 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた
3 社による総額約 135 億円の出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を加えた
計 20 社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置づ
け、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の
約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素材」を投資
対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。2019 年 6 月末時点の運用資産残高は、1 号と 2 号あわ
せて、1093 億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/


■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

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